4枚綜絖の基本は綾織り

タリフのオリジナル冊子のご注文が途切れることなく届いています
先日は、アメリカ在住の方からも…

組織を理解したいけどこの冊子で解るだろうかというご質問の返答を
ここでもご紹介します

4枚綜絖の組織の基本は2/2の綾織りであると思います
綜絖にどのように経糸を通して、どのような順番で綜絖(経糸)を動かすとどうなる…ということが理解できてくると、
自然にほかの組織も解るようになると思います
そのために、教室に来られた方で、初めて織りを覚える方は、しばらくの間チェックのデザインを少しずつ変えながら綾織りを覚えます
「色々な綾織り」は、経糸の通し方の変化はあるもの、綜絖の動かし方は、
1と2、2と3、3と4、4と1の組み合わせだけで織れるものを紹介しています

「オーバショット」は綾織りと平織りの組み合わせだけで織れますから、慣れると自分でデザインを変えることもできます

組織を理解するためには、まず、自分の基本となっていることを
理解しましょう
*綜絖の呼び方(奥が1? 手前が1?)
*綜絖を動かす順番は?
*組織図の書き方も色々ありますから、自分が見慣れたものを基本としましょう
ちなみ、私は手前が1です 最近はアメリカも同じになりましたが
ヨーロッパは奥が1です
「色々な綾織り」は綜絖を操作すると、その綜絖が下がる「下開口」で書いていますが
持っていらっしゃる織り機はいかがでしょう?

これまで織ってこられたやり方を変える必要はありませんから、
それをご自分の基本としてそれと比較してみて下さい

基本がつかめるまで、同じデザイン、同じ糸、同じ設定で繰り返すことをお勧めします
糸が変わったり、デザインが変わると、どこがどう変わったのかがはっきりしないためです
4枚綜絖の綾織りの基本は千鳥格子なので、お勧めです

参考になりますか?

新工房のリフォーム工事もあと少し
電気工事が最後になる為に、事務所とショップの移転が出来ず
教室スペースは、まだ箱の山です



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