手織工房タリフの紹介
好きで続けていたウールの手織り、ウールの服地を織りたいという夢を追い続けて出会ったスコットランドツイードを、同じ想いを持つ方々に伝えたい。教えられた通りではなく、自分で考えて手織りを楽しむ方法を伝えたい。という願いから、2004年、自分の部屋を飛び出して工房を始めました。
工房を始める時に、私のスコットランドの故郷となった街の名前を付けました。皆さんに『タリフさん』と呼ばれています。
良い手織りのウールの服地といえば、ホームスパンがあるのですが、私は紡ぐより織りたい。そこで思いがけなく英国で出会った工業用紡績糸の手織り。油が付いている紡毛糸を織って洗って縮絨して布にする、洗って出てきた布を手にしたときの感動は今でも変わりません。
日本ではあまり知られていないこの糸の輸入販売を開始、東京スピニングパーティーへの出店、単糸の販売に伴い工業用のコーン巻き機を導入、販売担当として息子が加わり、その時々に助けてくれる人たちを得て、身の丈にあった運営を心がけています。