手織りのためのStep2~色々な綾織り~
今回はチェックから離れ、手織の基本の一つである 「綾織り」のバリエーションをご覧いただきました。
スコットランドでは5千年前すでに、糸を紡ぐ人、織る人と分業で毛織物を生産していたという話を聞きました。博物館ではコインと一緒に発見された紀元前325年の毛織物を見ました。茶色と白の綾織りのチェックでした。
チェックを一つ織ると、必ず色違いで織りたくなる人々、チェックに魔法をかけられたのは私だけではなさそうです。家系で受け継がれたタータンに対して地域で働く人たちが来ていたエステートチェック、よく知られている千鳥格子やグレンチェックなど、デイビッド・ガーニーの協力を得て、それらの成り立ちを紹介しました。
併せて上田文子さんのシェットランドレースなどをご覧いただきました。スコットランドのもう一つの伝統工芸です。
*2005年当時の紹介文より
今回はチェックから離れ、手織の基本の一つである 「綾織り」のバリエーションをご覧いただきました。
2011年札幌で開催した『チェックデザイン講習会を』、 その時の受講者の方々の作品を展示しました。
手織りでチェックをデザインする参考に、ステップ1として千鳥格子をベースに色の組みわせのサンプルを織り、展示しました。
タリフの糸をご愛用いただいている皆さんは、日頃どんな風にこの糸を楽しんでいるのだろう…?こんな好奇心から作品展が始まりました。
Estate Tweedの紹介を中心に、デザイナーに依頼し仕立ててもらったコートやジャケット、服地やマフラーなどの展示販売をしました。