手織りのためのStep2~色々な綾織り~
今回はチェックから離れ、手織の基本の一つである 「綾織り」のバリエーションをご覧いただきました。
初めて、表参道でギャラリーを借りて展示会をしました。手織工房タリフ 明石 恵子の得意とするチェックの基礎となる、 Estate Tweed(エステートツイード)の紹介を中心に、デザイナーに依頼し仕立ててもらったコートやジャケット、服地やマフラーなどの展示販売をしました。
前日の搬入は夜遅くまで続き、初日前夜には台風が上陸。一時はどうなることかと思いましたが、台風一過無事スタートを切ることができました。
今回はチェックから離れ、手織の基本の一つである 「綾織り」のバリエーションをご覧いただきました。
2011年札幌で開催した『チェックデザイン講習会を』、 その時の受講者の方々の作品を展示しました。
手織りでチェックをデザインする参考に、ステップ1として千鳥格子をベースに色の組みわせのサンプルを織り、展示しました。
タリフの糸をご愛用いただいている皆さんは、日頃どんな風にこの糸を楽しんでいるのだろう…?こんな好奇心から作品展が始まりました。
スコットランドでは5千年前すでに、糸を紡ぐ人、織る人と分業で毛織物を生産していたという話を聞きました。博物館ではコインと一緒に発見された紀元前325年の毛織物を見ました。茶色と白の綾織りのチェックでした。