千鳥格子のマフラーを織りましょう
千鳥格子のマフラーを教材に整経から機掛け、織りまでを解説。4枚綜絖の入門書としてもおすすめです。
B5判 全28ページ 1,000円
教室でチェックのデザインを少しずつ複雑にして手織りを教えていた中で、少しずつチェックの考え方が形になり、チェックの講習会をして欲しいという仲間からのリクエストで始まりました。
はじめの頃は3つの課題に分け、それぞれ2週間開けて課題を織って次に持ち寄る形で3回の講習でしたが、地方から参加したいとリクエストをいただき2日間にまとめる形になりました。 その後リクエストを頂き、名古屋、札幌、京都での講習会も開催しました。 札幌での講習会の2年後には参加された方々と作品展をしました。
この講習会のための手作りテキストが徐々に充実して、「手織りのためのスコットランドチェック」の本の元になりました。 本が出版されてからは、本を見て織って頂ける事から、この形式での講習会はしていません。ご要望があれば、オリジナルデザインの講習などしてみたいと思っています。
17年ぶりに訪ねたスコットランド北東部タリフに住む手織りの師、デイビッドの「日本人の手織りをする人たちを連れて来ないか?」の一言から始まった滞在型の手織り講習会。
受け入れ側の事情で終了するまでの5年にわたり延36人がスコットランドの田舎で1週間の手織りを楽しみました。宿泊と講習の会場はタリフの街から5kmほど離れたところにある農場の持つコテージ。農主夫人の心尽くしの手料理も楽しみでした。
手織り初心者も経験者もそれぞれ好きな課題に取り組み、1週間の最後には1〜2点の作品を織り上げました。織り見本を見せながら何ができるのかデイビットの説明の後、それそれに課題を選び、組織、色選び、配色、整経、機かけ…と各々のスピードに合わせての指導でした。
近隣のお城見学へ出かけたり、終了後のパーティーではスコットランドのダンスや音楽を楽しませて頂き、受け入れてくれた農場主家族の心温まるもてなしは忘れられない思い出となりました。
千鳥格子のマフラーを教材に整経から機掛け、織りまでを解説。4枚綜絖の入門書としてもおすすめです。
B5判 全28ページ 1,000円
4枚綜絖の基本である綾織りと数多くあるバリエーションを作品例とともに解説。
B5判 全28ページ 1,200円
平織りと綾織りの組み合わせで模様を織り出すオーバーショットを日本語で解説。
B5判 全40ページ 1,500円
タータンとツイードに代表されるスコットランドチェックを手織りで楽しむための解説書です。
B5判 全208ページ 2,800円+税 再版未定
スコットランドでは5千年前すでに、糸を紡ぐ人、織る人と分業で毛織物を生産していたという話を聞きました。博物館ではコインと一緒に発見された紀元前325年の毛織物を見ました。茶色と白の綾織りのチェックでした。
Estate Tweedの紹介を中心に、デザイナーに依頼し仕立ててもらったコートやジャケット、服地やマフラーなどの展示販売をしました。
タリフの糸をご愛用いただいている皆さんは、日頃どんな風にこの糸を楽しんでいるのだろう…?こんな好奇心から作品展が始まりました。
手織りでチェックをデザインする参考に、ステップ1として千鳥格子をベースに色の組みわせのサンプルを織り、展示しました。
2011年札幌で開催した『チェックデザイン講習会を』、 その時の受講者の方々の作品を展示しました。
今回はチェックから離れ、手織の基本の一つである 「綾織り」のバリエーションをご覧いただきました。