緑の植物染色

毎日ブログに書きたいなと思うことは多々あるのですが
夜になるとどうもエネルギーが続きません
糸巻きを沢山して体に痛みが出てきました

そして、今日は数少ない、私が1人家に居る日
不登校、引きこもりを過ごした子ども達、みんなが学校へ行って
母だけ家に居るなんていう日は、これまで数えるほどしかありません
今日は、息子はバイト、娘は月1回のスクーリング 
リッタはデンマーク体操クラブの合宿で嵐山婦人会館へ1泊のお出かけ
というわけで、降って沸いたような一人の時間、どうする???
まずは、何時も後回しになっているブログです

何時も朝の犬の散歩で行く林にブタクサが生えてきました

織機を広げる場所も時間もなかった頃、植物染色をしていた時期があります
緑を染めてみたくて、犬の散歩に出かけてはヨモギを摘んだりしていました
その頃、知らずに試してみたのがこのブタクサ

使うのは、2倍から3倍の草 煮る時に少し灰を入れてアルカリ性にします
沸騰してから約20分、1回目の液は濃い色が染まるのですが茶色っぽい色になるので、使いません。2回目からは葉っぱの量が減っているので、水を少なくしてやはりアルカリ性にして20分、染液の量が減るので、2回目、3回目、4回目と必要に応じてまとめて使います
程ほど冷まして、中和のためのお酢を少し入れて毛糸を入れます
煮方は他のものと同じ、媒染は酢酸銅2%
後になるほど、色は淡くなりますが、澄んだきれいな色になります

ブタクサは有害植物なので、保存林でも取らせてくれました
取るときは根ごと引き抜き、その部分は枯らせてから捨てます
上の柔らかい使う部分だけとるとそこからわき芽が出て、
花を沢山つけるて、かえって増えてしまいますから。

媒染の酢酸銅も、無条件に使える薬品ではないと思いますが
近くの知り合いの薬局のおじさんに言わせると、『毛染めのほうがよっぽど怖い』
めったに使わないので、緑染めを楽しませてもらいました
媒洗剤については、色々な考えがあると思いますが
後は、各自の責任においてお考え下さい

明礬や鉄なら問題ないでしょうけれど
『植物染色が自然に優しいなんてうそ』という織り友達も居ます
彼女は化学染料を駆使して、深みのある色を染めて着物を織っています

やるべき事、やりたい事がたくさんあり、頭の中で、沢山堂々巡りをしています
どうやって優先順位をつけるかな??
次は洗濯干さなきゃ!

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