2018年 の投稿一覧

楽しかった~

今日は妹が母の世話をしてくれるので、
1日時間を気にしないで工房でしたいことをしました

訳ありの半端糸を織りたくてずっと手間をかけて準備して
経糸672本の経糸接ぎを2回、
途中間違いを見つけてやり直し・・・



残り物や半端糸を織る時は何倍も時間がかかりますが
他にないユニークなものが出来上がることが多いです
手間がかかっているほど、思いが込められているからかもしれませんね

今日は1日中毛糸に触っていて楽しかった~

織れるまでまだ時間がかかりますが、ここで中断
さあ、明日からは家のことを頑張りましょう!

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新しい織りに挑戦しました

この2・3年見聞きすることが多くなったヤノフ村の絵織物
今年のスピニングパーティーでもワークショップやレクチャーがありました

2重織りのピックアップはあまり興味がない・・・と思っていましたが
生徒さんからのリクエストがあって、挑戦してみました
糸はタリフの糸では太さが合わないので本で使っている糸を購入
本の解説をステップ毎に慎重に読みながらやってみました
とても丁寧な説明なので何をするのかが良くわかります

なぜこの模様???と思っていましたが
やってみたら、最初に何度か同じことを繰り返すので
どこを拾うか迷わずに進められていいですね

やってみながら、自分なりにポイントをメモに書いて
後は図を1段ずつ間違えないように進めていきます

やり方がわかると、絵が出てくるのが楽しいですね~
「ちゃんと読めばできるんだ!当たり前ですね」と嬉しかったけど
よく見たら・・・間違っている!!
構造はわかっているので、間違っているところを直しました
Before & After
これで、誰かに見せた時に
「ここを織り間違えて・・・」と言わなくて済みます
教室でも順番に織って楽しんでもらいましょう~

在宅介護中の母が寝付いてそろそろ2か月
訪問診療でお医者さん、看護師さん、ヘルパーさん方に助けられて
兄妹、家族と共にみんなで母の世話を続けています

お正月に母を中心に家族が集まります~

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タータン話題の続き

急に寒くなって、ウールが活躍しています

10月にお知らせした教文館ナルニア国での
「たくさんのふしぎタータンマフラー」限定販売
お申し込みをいただいた方々から選ばれた5名の方にお渡しする時期になりました
抽選は福音館書店たくさんのふしぎ編集部員がしてくださいました

今日は受け取られた方から、開けてすぐ「嬉しくて・・・」と電話をかけてくださいました
ずっと前からタータンチェックが好きで・・・という方が多いようです
織るのは時間がかかるので、この企画が決まった時からHさんが織り始めてくれました
Hさんはチェックの本やオーバーショットの冊子掲載の作品を多く織って下さり
私よりムラなくきれいに織れるので、いつも助けてくださいます

そのHさん、マフラーの織りを終わって、次は大きなものを織られています
そう、先日キットを作ったスチュアート柄の正方形のストールです
幅が広い(120cm)のに経糸は短いので、導き糸が通してあり
経糸をその糸につないで巻き取るので、ムダが少なくて済みます
他の人も織る順番を待っています~

久々に撮った教室風景
それぞれに思い思いの作品に取り組まれています~
この日はおしゃべりしながら織れる方々、楽しそうでした
教室は今週木曜日までです
ウェブショップは27日(木)朝までのご注文は年内発送
来年は7日(月)からです (教室は5日から)
よろしくお願いいたします

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タリフのスチュワート

早速タリフのスチュワートにご注文をいただいています
見ていて下さりありがとうございます

工房では、マフラーが2本一緒にボディーにかけてありますが
教室に来る方々の目をひいています
やっぱりこの赤のタータンは、見る人、使う人を元気にしてくれます~

糸やキットのご注文も続いていて、発送担当は毎日頑張っています!
自分のところに届いて開けた時のことを考えての荷造りで
時に箱をあれこれ変えてみたり、ジャストサイズの袋を作ったり
丁寧な作業を心がけていますが、時にミスも無くはありません
そんな時はすぐお知らせくださいね

思うことのほとんどが出来ずに過ぎてしまうのですが
今しかない時を母と過ごしています

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新キットの販売始めます

先日お知らせした新しいキットを
ウェブショップで販売できるようになりました

キットNo42 綾織り ¥4900
織幅40cm 経緯密度5/cm
参考出来上がりサイズ 幅 32cm 長さ 190cm
キットNo43 平織り ¥4400
織幅47.5cm 経緯密度4/cm (幅40cm の場合も掲載)
参考出来上がりサイズ 幅 37cm 長さ 180cm

デザインして、サンプルを織って、手書きのテキストをパソコンで製作
糸を巻いて糸セットの準備をして写真を撮って、
最後にウェブショップにセットアップ

今回は全てを1か月半ほどでここまで来ました
サンプルを織ってからの変更がなかったので、短時間で形になりました
それに、次々に届く注文に対応しつつ息子が頑張ってくれました

今日も街でスチュワートのマフラーを巻いている方を2人も見ました
東京の田舎の方でもこれですから、とっても流行っているのでしょう
グレンチェックの次はロイヤルスチュワート・・・
チェックの流行は続きそうです

チェックの魔法も広がっています~

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タリフのスチュワート キットのお知らせ

気が付けば、11月も今日で終わり
限られた時間で少しずつ進めていた新しいキット完成までもう少し
来週火曜日から販売を始められる見通しができました

今日は定休日でしたが、息子が写真撮影をしてくれました
その脇でこんな写真を撮ってみました
最近は大きなものをグルグル巻くのが流行りなので
全体に大きめになっています

色のバランスが複雑なので、糸の本数が必要で大きなサイズになり
バランスを崩さずそれらしきデザインにこだわりました
しかも、手織りにするときには織りやすい本数も大事です

見本を全部自分でおりましたが、平織りも楽しくて自分でびっくり
ずっと平織りは好きではないと思っていたからです

今回は綾織りと平織り、チェックの部分は同じで地の色を変え
全部で8パターンを提案します

綾織りマフラー
平織りマフラー これは通し幅47.5㎝ですが、織り機が幅40㎝の場合はそれに合わせた本数も提案しています
   これまで、オリジナルデザインにとても拘っていたのですが
みんなが知っているタータンを自分で織る楽しみもあることに気が付いて
このキットを作りました
度々色変えがある分、時間もかかるし、注意していないと間違えそうですが
チェックがどんどん見えてくるので、楽しいです~

webshopでの販売ができるようになったら再度お知らせしますね

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伝統のタータンをキットに

これまで、オリジナルチェックをキットにしてきましたが
今回は、誰でもご存知のスコットランドの伝統的なタータンを
手織りのためのマフラーキットとしてリメイクしました

『厳密に言えば、もはやこれはタータンではないとい』うのが
タータン第1人者のブライアン・ウィルトン氏のコメントですが
タータン好きな日本人にとっては、タータンチェックそのものなのでしょう
オリジナルの名前で呼ぶことはできませんから
「タリフの***」と付けた名前にすることにしました

これが「タリフのロイヤルスチュワート」
チェックと白の組み合わせは
「タリフのスチュワートドレス」です
この写真は平織りです
平織りと綾織り、ベースの色を変えた4色の8種類を提案したいと考えています

平織りと綾織りのマフラーが1点ずつ織りあがり
後は色のバリエーションのサンプルを織る準備をして
糸の準備とテキスト作りを同時進行して、今月中の完成を目指しています
詳細は追ってお知らせしますね

10月14日にお知らせした教文館ナルニア国でのタータンの受注ですが
既にたくさんの応募があったと知らせて頂きました
「手織りのためのスコットランドチェック」や
オリジナル冊子の「オーバーショット」の見本を
たくさん織ってくださったHさんが少しずつ織ってくださっています
みなさんが興味を持ってくださって嬉しいです

やっぱりチェックの魔法は強力!
魔法にかけられた人が増えていますね

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近況報告

9月のスピニングパーティー以降、毎日のことに追われて
パソコンに向かうエネルギーが無いまま1日が過ぎてしまいました

9月10月は体験講習を希望された方が続き
10月は6名が次々と工房に来られました
手織りを初めてする方、少し織ったことがある方
そして最近増えているのが、手織りのベテランさん方
これから、ウールの服地(ツイード)が織りたいという希望です

初めての方にお教えするのは
この体験がうまくいかず手織りが遠のいてしまうのは残念ですから
とても緊張します
タリフの体験講習は、ただ織るだけの内容ではありませんから
経糸を作ったり、通したり、面倒と思われることも全部体験して
糸がどうやって布になるのか、その楽しみをお伝えしたいと思っています

既に手織りを経験されている方からは
私の知らないことを色々とお聞きできるのも楽しいですね

講習希望された方に合わせてお教えすることを目指しています
特に手織りを既にしている方はそれまでのやり方があるので
可能な限りそれを変えずに筋が通るように考えま
最後に「楽しかった~」と言っていただけると嬉しいですね

気温が下がって皆さんウールの創作意欲が上がっているらしく
リジット織り機などで教えていらっしゃる先生方から
綾織りデザインを平織りにリメイクするリクエストがいくつか届きました
改めて平織りで楽しむ方々の底辺の広さを思います
これまでにも増してチェックが流行っているようですね

スピニングパーティーに続き、平織りチェックに力を入れて準備を進めています
お楽しみに介護生活も長くなりましたが
最近母の状況が少しずつ変わり、一緒に過ごす時間が多くなりました
食事を食べさせてあげたり、オムツ交換も上手になりました
意志疎通がうまくいかないときは、ベッドの隣に座って讃美歌を歌っています
母が良く知っている讃美歌は時々声を出したり・・・
今までにないくらい母と見つめ合っています

仕事と、ヘルパーさん方に良くしていただいて、助けられています
やりたいこと、諦めたことはいっぱいあるけど
焦らずにできることを自分の力に合わせてしたいと思います

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タータン展 3

神戸で開催されていたタータン展が東京に来ます
場所は三鷹市美術ギャラリー 12月8日から来年2月17日まで
合わせて
たくさんのふしぎ「すてきなタータンチェック」の著者奥田実紀さんの講演会や
織り体験もあるようです

タータンのことを知る良い機会なので、お出かけくださいね

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タータン展 2

タータン展について一つ書き忘れました

この展示で私が一番興味深かったのはデザインとしてのタータンのことでした
これについては、定義が有るようで無いようで・・・と先日書きましたが
Brian Wilton が上手に説明しています
に出ているので、ここでの引用はしませんが
もう少し自分の中でかみ砕いてから書いてみたいと思います

会場で放映されているビデオがあり
彼がどうやってタータンをデザインするかを解説しています
これは2017年7月に彼のアトリエを訪ねた時の写真
機械で織ることが前提のデザインですから
私の「手織りのためのスコットランドチェック」の本で紹介した発想とは違いますが
とても参考になります

この展示でストレートに「これを見て!」のメッセージは届きませんでしたが
その分、何を拾えるか、受け取るかは見る人次第
更にタータン好きが増えると嬉しいです

もう少し余裕ができたら「オリジナルタータンマフラー」を受注することもやってみたいなぁ~と
小さな火種をしばらく守ります

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