2017年 の投稿一覧

赤ミミくん 大好評

随分間が空いてしまいました
仕事も忙しかったし、家のことも忙しかったのですが・・・
こんなこともしていました~
他の本を探していて、のめりこみそうで危ない本を見つけてしまいました
そして、届いたらやっぱり・・・
1才9か月の孫のクリスマスプレゼントに編み始めてしまい、止められない!!
でも耳を編む時間が無くて、クリスマスには間にあいませんでした

日曜日の教室では皆さんが自分の作品を織っていたので
脇で、耳を編み、目をつけて・・・ 赤い耳にしたので赤ミミくんです!
出来上がったら、みんなでしばし撮影会
私のカメラは色が悪く、Iさんが送ってくれた写真で紹介します

タリフの半端糸で編むのにとってもいい!
手を編むところまではペットボトルカバーと同じ、
後は丁寧に書いてある本をよく見ながら編めばそんなに難しくありません
ぬるま湯に浸けてから石鹸付けてなでなで、ごしごし、しっかりフェルト化させました

次は何を編もうかな~

でもその前にしなくてはならないことが山積みです

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新しいチェックマフラーキット

新しいチェックマフラーキットの紹介です

ず~っと前から考えていたのですが、具体的にしそびれいました
単子の糸で織るマフラーで人気があるデザインを双糸の糸で織れるようにして
webshopでご注文いただけるようになりました こちらへ

細い糸で織るのは少し大変・・・とあきらめていた方々にも楽しんで織って頂けます
左が単子、右が双糸 双糸はキットNo31の色違いです
教室でも、このチェックは人気で、色違いやカシミヤの糸で織る方があります

失敗しないで色を変えるヒントは
1、千鳥格子のブロックは同じ色の暗い色と明るい色を組み合わせる
2、赤の方のブロックは千鳥格子と補色関係でほどほどのコントラストがある色
3、2つのブロックの間のボーダーは大きな無地のブロックに使う色をきれいに見せる、わき役になる色
そんなことを考えながら組み合わせてみてください~

No31のチェックもこの千鳥格子が入ったチェックも
「手織りのためのスコットランドチェック」に掲載してありますので
ぜひ自分の色で織ってみてください

キットをお買い上げいただくときに、糸の分量についてお問合せいただくことがあります
キットの通りのサイズに織れば、140g~150gくらいで織れるのですが
失敗してもやり直せるように総量を200gで組んでいます
少し長くしても大丈夫です糸の話中断しましたが、次は戻ります~

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手編み用の毛糸で織るには

手編み用の毛糸は手編みにした時に良い風合いになるように
糸が作られています
毛糸に弾力性があり、ゴム編みが程々に縮んでフィットしたり
縄編みがこんもりきれいに見えたり・・・
編んだ後で形崩れしたり、ダレてしまわないように作られた毛糸です
そのふっくら柔らかい糸の風合いを織りで生かすのはとても難しいのです

手編み用の毛糸の糸弾力性とふくらみは
細い糸を撚り合わせたことによって得られ
引っ張ると細く硬くなります

細くなったまま、後で糸が膨らむ隙間も残さずに
細かく緯糸で止めてしまう(打ち込む)ことが多く
どうしても硬い風合いになってしまいます

紳士背広や学生服のサージなどウーステッドと言われる布は
細く長い羊毛を細い糸にして織るので
薄くて丈夫、光沢がある布になります
メリノはこのような布を生産するための羊種だと聞きました

タリフの糸でも、洗って糸が膨らむのでそのための隙間を残して
織ってくださいとお伝えしていますが,手編み用の糸でも同じです
引っ張らずに置いた時の太さを参考に
経糸の密度、打ち込みを決めてください

織りながら出来上がった時のように織ってしまうと固くなります

中細毛糸を経糸緯糸ともに5/cmの密度の綾織りすると
程々柔らかい風合いになります

市販されている手編み用の毛糸は均一なものが多いですね
モヘアやループヤーンのような細い変わり糸を添えて緯糸に使うと
織った布に表情がつきます

平織のように織りがシンプルなら糸に変化をつけ
組織織りのように織地が複雑なら、糸は均一なものが適しています

そんなことを考えて表情のある布を織ってください~

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手編み用毛糸で織りました

オーバーショットの冊子の編集作業を進めていますが、
そのテキストを使っての講習をしてみて、変えたい部分が出て来ました

新たに加えたい内容も出てきました

初めてオーバーショットを織る方のためのページです
一つのデザインであれこれ試してみる提案を考えながら
実際に織っていて、もう一つ気が付きました

タリフの糸を持っていない方は、きっと手元にある糸で試すでしょう
とすると毛糸なら手編み用の中細毛糸かな・・・

というわけで、手芸やさんで中細毛糸と並太毛糸を買ってきました

中細毛糸は、細くて長い羊毛がきれいに並んで撚りをかけられてた細い糸が4本合わせてあります
メリノのように長くて柔らかい羊毛が使われています

このタイプの糸を 梳毛糸(そもうし worsted(ウーステッド))といいます

初めてこの英単語と出会ったときに辞書でしらべたら
カタカナでウーステッドとしか出てこなかった為に
毛糸の何を意味しているのか解りませんでした

私が日本語訳を知ったのはその後しばらくして聞きに行った
ニュージーランドの先生の紡ぎの講演で梳毛糸との通訳でした

今はネットで検索するとちゃんと梳毛と出てきます 


余談ですが英語の勉強をしているときに読んだ
アメリカの子供の本「Railway Children」の中で
手編み用毛糸のことをworstedと書いてありました
そうか~ 手編み用の糸は梳毛糸なんだと、妙に納得でした

ちなみに織ってみた感じは
織り難い・・・というのは糸がしっかりしているので
経糸と緯糸が布としてなじんでない
お互い主張してくる感じがあり、それをきれいに織るのは注意が要りますね

次も糸の性格のことを続けたいと思います~

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小さな誕生日ケーキ 92才

今日は母の誕生日
いつもは手作りケーキですが、今年は娘も私も忙しくて
地元の美味しいケーキ屋さんのショートケーキにろうそくを立てました

夕食に天ぷらを食べたので、ケーキは明日食べることになりました
父や祖父母、ご先祖様の話が出て、穏やかな嬉しいひと時でした

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次へのステップをシェアできた1日でした

昨日のオープン工房、ひっそりと・・・と思っていたのですが
13人が来てくださいました
スピニングパーティーで糸を買って下さり織ったけれど荒いが心配で・・・
と持ってきて下さった方がいて、お湯を沸かして洗いの実演となりました
織りのために糸のことをお聞きになる方や、
キットをあれこれ見て、比べて、迷って・・・
チェックの本に掲載されているチェックの糸を自分で巻いていただいたり・・・
紡毛糸と梳毛糸の違いや、色の組み合わせのヒントの話も盛り上がりました

ちょっとスピンドルを回して糸ができるのを試されたり・・・
洗ってない羊毛を見て「可愛い♡」と言われた方は、とても新鮮でした

ソウマノリコさんの講習会でチクチク縫っている方々は
少量に巻いた糸を楽しそうに選んでいただきました
近くから、遠方から、何かを知りたいと思って来てくださった方々が
何か次のステップに役に立つものを拾って下さいました
こんな交流をまたしたいなぁ~と考えています
次は週末に・・・

そういう私たちも、次に進む良い刺激をいただきました
忙しい12月になりそうです

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明日 オープン工房

明日 オープン工房をします
教室があるときは工房を見に行きにくいという声があったことから
月末の教室の休みに、誰でも来ていただける日としてオープンします

糸をゆっくり見る
好きな色の糸を自分でくるくる巻いて買う
織りの話をする 色の組み合わせの話もしましょう~
千鳥格子を織ってみる
織ったものを洗ってみる
スピンドルくるくる毛糸を作ってみる 
紡ぎ車もありますよ~

通常販売していない半端糸も引っ張りだせるかも・・・

良かったら、ランチや手仕事をもってお越しください~

お待ちしています

昨日の一区切りの記事を見てくださったか
教室や講習についてのお問合せが続きました
楽しんで織るお手伝いをしたいと思います~

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これで一区切り

随分ご無沙汰してしまいました
毎日お知らせしたいなぁ~と思うことはあるのですが・・・

先週後半に母を連れて、土佐まで父の納骨に行ってきました
何度か体調を落としている母が行かれるかどうか、不安でしたが
程よい刺激と母に合わせた予定配分で、体調不良もなく帰ってきました
ホテルのトイレの段差が少しきつかったのですが
それを何度となくしたことで少し足腰鍛えられたようで
行く前より早く歩けるようになったり・・・
ベッドで休む時間が多かったからか、足のむくみも少なくなりました

お墓が山の上の方で、車から降りて細い山道を登らなければなりません
この写真は帰り道
3年前父が行ったときはこの道を登って心臓に負担がかかり体調不良になりました
なので、今回は車いすを借りて乗せて若者が手伝って登りました
(道が狭くデコボコが多く所々急な坂)
上までは行かれないと言っていた97歳の叔母も母の車いすでお墓まで行きました
帰りは下り、デコボコは大変なので、ゆっくり歩いて下りました

周りので栽培されている文旦が大きく重そうでした
12月末に収穫してしばらく貯蔵して出荷されるそうです
父方の祖父に関係した碑があるところに植えてくださった栴檀の木に沢山実がついていました

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洗い方 新発見です

長くタリフの糸でマフラーを織って、洗ってきたのですが
最近、その洗い方に新発見がありました
きっかけは、この秋に新しく作ったキットの見本のマフラーをHさんに織って頂いたのですが
それを洗って持ってきて下さったら、なんだかいつもよりふぁふぁ~

写真ではお伝えにくいのですが、明らかに柔らかく暖かそう・・・
左はこれまでの洗い方、右はHさんが洗ってくれたもの
今までとあまり変わらないけど、振り洗いをしているということなので、
久しぶりに自分で織ったマフラーを洗う機会があり、試してみました

実際私の洗い桶では振り洗いをしにくかったので、
マフラーのりょう房の方から30㎝位のところの両端を両手で持って、
洗剤液がジャバーというくらい10回~ 上下させます
ちょうどマグカップの中でティーバックを上下させる要領です10回くらいしたら、上にあげた時に下の位置の辺りを持って
また ジャバーというくらい 上げたり液に浸けたり・・・
これを端まで続けます

写真はないのですが、今までより柔らかくふんわりした風合いになりました

お湯が熱い場合はやりすぎないように気を付けてください
一度フェルト化してしまった羊毛は決して元に戻すことができませんから

幅が広いものを織って洗ったら両端がひらひらになってしまったということはありませんか?
タリフの糸で織った幅の広いものを洗う場合は
まず縦に半分に織って、お湯につけた後、布の耳の部分だけ軽~くもみ洗いします
普通に洗った場合、耳よりも真ん中の方が縮みやすいので
そうやって耳を先に少し縮めておくとひらひらになりにくいです

タリフの糸で織ったものの洗い方はこちらのページを参考になさってください
ページの下の方にあります

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オープン工房のお知らせ

11/28 火曜日 10時〜16時まで 手織工房タリフのオープン工房をします。

普段は手織教室をしているため、糸をゆっくり見て選んでいただくのが難しいかったりするタリフ。
今月末28日はお教室をお休みしてみなさんに解放致します。
色選びのちょっとしたアイデアや洗い方についての疑問、
ほんの少量の糸が欲しいなどなど、
当日はタリフ講師と私makikoが1日居ますので、ぜひ遊びに来てください😊
もしかしたら手織体験もするかもしれません。

手織工房タリフは西武池袋線の清瀬駅から徒歩3分ほど、ビルの2階にあります。
タリフのHPにアクセスが載っています。迷ったらぜひお電話を!

                               makiko


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