スコットランド

スコットランドからの訃報

スコットランドから、恩師 デイビットの訃報が届きました



この写真は2010年に撮られたものです
訪ねる度に「年取ったなぁ〜」と健康を案じていました
8月15日は彼の誕生日で、メールを出しても返事が無いので
電話してみようかな…と思っていたところでした

この1年ほどは血圧低下などからくる脚の痛みが悩ませていたと聞いていました
積極的な治療をしない選択をして、自宅で過ごしていて
2週間地域の病院に入院したのち、7月30日に亡くなったそうです
2人の意思で、葬儀もしなかったそうですが、それ以上の詳細は分かりません

1人になった奥さんが気になりますが
「あなた方が思うより彼女は強いわよ」というケイトの言葉に、ちょっと安心しました
自分では車も運転しないし、私が知っている彼女はいつもデイビッドが助けていました

訃報を受けて、今の私が在るのはデイビッドの存在があったからだと
改めて気がつかされました
手織りのことだけでなく、いつも変わらず、できる限りの手助けをするために
待っていてくれる人がいてくれるのは大きな支えでした
「あなたはここまできたら、デイビッドの助けが無くても大丈夫!」と
神さまが連れて行ったような気がします

スコットランド手織りコースで教えてもらった方や
ツアーでタリフを訪ねた時に会った方もたくさんいらっしゃいます
もし、その中で「お悔みのお花」に加わりたい方がいらっしゃいましたら
メールでご連絡ください

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タータン展 2

タータン展について一つ書き忘れました

この展示で私が一番興味深かったのはデザインとしてのタータンのことでした
これについては、定義が有るようで無いようで・・・と先日書きましたが
Brian Wilton が上手に説明しています
に出ているので、ここでの引用はしませんが
もう少し自分の中でかみ砕いてから書いてみたいと思います

会場で放映されているビデオがあり
彼がどうやってタータンをデザインするかを解説しています
これは2017年7月に彼のアトリエを訪ねた時の写真
機械で織ることが前提のデザインですから
私の「手織りのためのスコットランドチェック」の本で紹介した発想とは違いますが
とても参考になります

この展示でストレートに「これを見て!」のメッセージは届きませんでしたが
その分、何を拾えるか、受け取るかは見る人次第
更にタータン好きが増えると嬉しいです

もう少し余裕ができたら「オリジナルタータンマフラー」を受注することもやってみたいなぁ~と
小さな火種をしばらく守ります

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タータン展in神戸

神戸で開催されているタータン展を見に大急ぎで行ってきました
長く留守にできない介護生活で、諦めていましたが
仕事がキャンセルになったと妹が来てくれたのでトンボ帰りで行ってきました
久しぶりに遠くへお出かけも嬉しい~
秋晴れのとても気持ちの良い朝、開館時間に合わせて到着
写真OKのスポットで撮ってきました


展示の内容は事前に手に入れた図録を兼ねた詳しく書かれたと同じですが
でも本物を見るのは違います~
これまでスコットランドで色々見てきている者には少し物足りない感じはしますが
日本でタータンの展示はめったに見れません

12月から三鷹市美術ギャラリーに来ますので東京近郊の方はぜひお出かけくださいね

神戸六甲アイランドセンターの駅前のスペースでは
ハロウィーンの催しがあって、仮装した子供たちがたくさんいました
とても良い気分転換ができたので、これからも気持ちよく母と過ごせそうです

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タータン登録証明書

The Scottish Register of Tartansから登録証明書が届きました
タータンのデザインについては、話が色々あります
これまで何度か、タータンの第1人者、Brian Wiltonとやり取りをして
タータンの「定義」をさがしてきましたが・・・・
(日本人は定義づけが好きですから)
でも、どうやら彼の話もその時に変わってくるような・・・

昨年ツアーで訪ねてみんなで聞いた話は
現在はタータンのデザインに意味があり
新しいタータンを作る意味がなければ・・・
現在登録されているタータンのほとんどがただのチェック柄・・・とも言っていました

でもこの登録についてのメールのやり取りでは
意味を込めるデザインにこだわることもない・・・
えっ‼ 昨年の話は違ったの???

再度この点を確かめるためのやり取りで彼が教えてくれたのは
一見とてもシンプルに見えるタータンだけれど、調べれば調べるほど
知れば知るほど、奥深く複雑になってくるということ
Tartansという分厚い本を書いた彼がそう言うのです

タータンとチェック柄の違いは
昼と夜の境目がはっきりしていないのと同じ
昼と夜が違うように、確かな違いはあるけれど
境目ははっきりしない・・・
何が違いを感じさせるのでしょうか???
まだまだ先がありそうですそして、銀座の教文館ナルニア国(教文館の子どもの本部門)で
たくさんのふしぎ400号記念展示が開催されています
そこに「たくさんのふしぎタータン」のオリジナルマフラーが展示されています
お近くにお越しの方はぜひ本物をご覧くださいね
この企画に合わせて、オリジナルマフラーの限定5本の販売があります
ナルニア国のレジで申し込みを承ります
もちろんタリフで織らせていただきます

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タータンが登録されました

福音館書店から出版された「たくさんのふしぎ9月号」のオリジナルタータンが
スコットランドのタータン登記所(The Scotland register of tartans)に登録が受理されて
正真正銘、タータンになりました
Takusan no Fushigi
見本に送った切れ端も永久保存されるそうです 
タータンの定義は、有って無いような・・・
昨年、スコットランドツアーの折り、タータンの第1人者Brian Wilton に聞いた
デザインに意味が無ければ・・・というのも、絶対ではないと・・・
この話は、知れば知るほど奥が深くて、まだ全体像が見えてきませんスピニングパーティーの間ショートステイに行った母が
帰宅して体調を落としてきていて
母の締めくくりの時に寄り添っています
色々な思い出話をたくさんして、自分の人生を確かめているようです

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植物の持つ色

久しぶりに寸胴鍋を引っ張りだして、
山から持って帰ったゲンノショウコを煮始めました

持って帰ったのは、集めてから他の葉っぱや土を除いてあり2.3㎏ほど
一度水でジャブジャブ洗い、土を落としました
なるべく濃い色にしたいので、寸胴鍋目一杯入れて煮ようとおもいましたが、
火が通ってもあまり減らず、小さい方の寸胴鍋に入ったのは2/3位でした
水から沸騰直前まで熱くなったら、色が出ています
それから約1時間煮ました
本にもタンニンが多く、それで染まると書いてありますが
1回目の液は濃い紅茶ほどの色になりました

2回目を煮ているところです
3回分くらいを合わせて、毛糸を染めたいと思います

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スコットランドツアー1

暑さと日常のことに追われて旅行をゆっくり振り返る余裕がなくあっという間に2週間
最後まで続けられる自信が無いのですが、始めてみましょう

「手織りのためのスコットランドチェック」の本に掲載している
スコットランドチェックの話が良く理解できるようになったとか
参加された方から話を聞いて、興味深く読んでくださった友人がいる
という感想が参加された方々から届いています

私のスコットランド旅行はいつも良い天気なのですが
今回は殆ど雨で寒く、私より強い雨女がいたのでしょうか???
ロンドンでは暑かったというので、やっぱり蛇行したジェット気流の停滞せいで
冷たい空気が動かなかったのでしょう~

初日は冷たい雨の中タリフを訪ねました
まずは、農場見学 みんな雨でも大丈夫な服装ですね


雨の中、この地域の農家の仕事を説明してくれました
2年前に亡くなったお父さんの後を継いで息子さんが頼もしい農場主になった姿が嬉しい

広い畑で使い機械は大きい!大麦の収穫時にはこの広い場所が一杯になるそうです
息子さんの結婚式のパーティーをここでしたとか
農場の跡取りらしい・・・ 
(私の本に出ている結婚式の写真をご覧ください)
今はこれらの機械を使い、収穫時期以外は、通常1人で農場の仕事を1人でするという

ケイトのおもてなしはいつも素晴らしい
スコットランドの手作りの味を楽しませて頂きました

その後Deligatie Castleでバグパイプとハイランドダンスを見せて頂きました
この日は平日でしたが、学校の先生が良い経験になるのでと来させてくださいました
短いけれどジャンプが続きピタッと決めるフォームにいつも感動します
幼い少女たちの誇らしげな表情がとてもいいですね 
動きが早くて中々良い写真が撮れません

この日最後は手織り作家のサムの工房訪問
グラスゴーの大学で織りを学んだあと、オーストラリアで20年テキスタイルデザイナーとして働き
故郷に戻って、自分の工房を始め、活動の輪を少しずつ広げています


訪問先の地理的条件があって、かなり欲張った1日目でした

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スコットランドから帰ってきました


かなり忙しい日程を予定通りに回って、昨日帰国しました
移動距離も長いし、1日最低2ヶ所、多い日は3か所と、本当に欲張った旅でした
でも訪れた先で拾った小さいけれど貴重なかけらをつなぎ合わせると
相当な成果になると思わせてくれる旅になりました
これから少しずつお知らせしたいとおもいますが、まずは暑さになれなければ・・・

教室は11日火曜日から平常に戻ります
8月から糸の価格改定をしますので、
もし欲しい物が決まっていましたらお早目にお願いいたします

写真は出来上がったテディ―ベアたち
どうして作り手に似たものが出来るのでしょう?

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タータンの話

昨日は長距離移動の1日でした

朝9時にインバネスを出発、まず、約190km 2時間半のドライブ
高速のA9を走っている間はハイランドの景色を堪能しました
木もなくヒースで被われた岩の山々に羊が点々と見えたりします
脇道にそれた辺りから豊かな牧草地が続き、羊も沢山いました

Crieffという街で、元 民間のタータン協会(Tartan Authority)を運営
「Tartans」という本の著者 Brian の仕事場を訪ねました
時間は短かったのですが、とても貴重な話を聞くことが出来ました
と言うのは・・・
私たちは何事も定義付けをしたくなるのですが、
タータンには厳密な定義は無いそうです
あえて彼の定義を言えば、
日々着るためのチェック柄デザインはただのチェック
デザインと作る目的に意味を持たせたもはタータン
でもこれを今から言ってももう広がってしまったことは変えられない
現在膨大はタータン登録はあるけれど、彼の考えからすると
その登録やデザインのほとんどが、つまらない物だと思う・・・と
また私が皆さんにお話してきたことを覆す貴重は話を聞きました

名残惜しい気持ちを振り切り、次の訪問のWeavers Cottageへ96kmの移動
4時に閉まってしまうので、お昼をゆっくり食べていられません
バスの中でサンドイッチのお昼でした
以前フライシャトルで織って見せてくれた方は居ませんでしたが
丁寧な説明やちょっとした体験から新しい可能性を拾った人も・・・
かつて植物染色の材料を育てたという、様々な花が咲くお庭も楽しみました

そして、再度102kmのドライブでこの日の宿泊地、Peeblesに到着
長い移動時間に短い滞在時間でしたが、収穫のある1日でした
直に見て、聞いて、感じるためにこんな遠くまで来ています


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テディベアが出来ました

盛りだくさんの毎日で様子をお知らせ出来ずに時間が過ぎました

妹のグループが思い出をたくさん持って帰国し、
私たち手織り紡ぎを楽しむ人たちのグループのツアーが始まりもう4日目
ちょっと欲張った内容に忙しく、でも充実した時間が過ぎています

タータン生地で作るテディベアの講習をうけました
時間が午後2回に限られ、1日目の夜は宿題を夜遅くまで頑張りました

チェックの柄合わせと手抜き無しの伝統的な作り方にこだわる先生に
私たちも一生懸命、時折飛び出すジョークに緊張をゆるめてもらい
みんなも良くついていって、充実した時間を過ごしました
時間切れで、出来上がりませんでしたが、追々旅行中に仕上げます

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