服地

42年ぶりの嬉しい再会❣️

教室に通われているHKさんは、学生時代の後輩でもあり、
お姑さんの八重子さんは母の古い友人だったという不思議な縁

今は施設で暮らす八重子さんに頼まれたと持ってこられたのは
私が手織りを始めた頃に織った服地で仕立ててくださったスーツです❣️

1番古いノートを見たら1978年8月の日付けで注文を受けたような一文がありました
その2年後くらいでしょうか、今の工房(当時は自宅のリビング)で開いた作品展に、このスーツで来てくださった記憶があります

そんなスーツが新品同様のきれいな状態で戻ってきました
教室に居合わせた方が着てみてくださいました
サイズがピッタリ! 
お似合いだし注文のお仕立てのようです

使ったのは、語学留学中に参加した手織り講習会で初めて出会った洗ってフェルト化する糸
残り少ないお金で買って持ち帰ったネップ入りの糸で平織りです
(当時は海外送金が制限され、カード払いなんてありませんでした)

そんなつたない作品を並べての作品展
今のように手織り作家さんも多くはなく、未だ物が多くは無かった時代
自宅での作品展というこれも当時珍しかったのでしょう
父や母の友人たちがたくさん来てくだいました
買っていただいたお金で次の糸が買えたという記憶もあります

私の手織りの原点を思い出しました

八重子さん大切に着てくださってありがとう😊
届けてくださったHKさんありがとう😊

*8月教室は夏休みをいただきます。
 ウェブショップは短期夏休みはいただきますが、その他は営業いたします。

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手織りの服地のお仕立て

今月末のお仕立てオーダー会
タリフの手織り服地とお値段についてお知らせします

手織工房タリフで服地を織るのは、スコットランドから輸入している糸です
これは工業用、ツイード生地を機械で織るために作られた糸で
織ってから、仕上げの洗いとプレスする事でしっかりした布になる糸です
それを手織りにする事で、機械織りよりも経糸と緯糸が良いバランスの布になります
(機械織りの場合は高速に対応するために経糸のテンションが高めです)
加えて、近年布地屋さんでしっかり織られたウールの服地を見つけられなくなりました

手織りだからと、扱い難いとか、形崩れしやすいとか、ということはありません
1着分ずつ織るので、オリジナルデザインです
大きなチェックも柄合わせバッチリ❣️

その布でしっかり柄合わせをして仕立ててくださるchikunuiさんの技術も凄いです

長く着られるオリジナルの1着はいかがですか?



服地は必要量でお切りできる物と1着分でしかお売りできない物があり
使う布によってお値段が変わります

お仕立て上がりの目安のお値段です
*モヘアのマントやコート 9万円〜
*ツイードのコート 8万円〜 
*ツイードのジャケット 68000円〜 
*ベスト 3万円〜 

オーダーしなくても、先ずは布を見て相談というのも歓迎です

6月24日金曜日と26日日曜日 10時〜16時
予約制 数人の空きがあります。
ご連絡、お問合せはタリフのHP、ウェブショップ、インスタなどからお願いいたします

またこの機会に手織りの作品や工房をご覧になりたい方もお越しください
見学ご希望の場合もお知らせいただけると助かります

chikunuiさんのインスタグラム
https://instagram.com/chikunui?igshid=YmMyMTA2M2Y=
以前のブログ記事もご覧ください




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秋冬物お仕立てオーダー会

大きなチェックの赤いコートの仕立てをお願いしたのが縁で
その後もお客さまに私のツイードをお勧めいただいたり
タリフの生徒さん方の仕立てをしてくださっているchikunuiさん

https://instagram.com/chikunui?igshid=YmMyMTA2M2Y=


初めてお会いしてから15ヶ月
でもずっと前からお友だちだったような気がします
これまでに手織りの布で仕立てて下さったのは14着
右端の4点は生徒さんが織ってお願いした物です
写真はchikunuiさんのインスタから使わせていただきました

赤いコートが2着あるのは、仕立てをお願いした時に偶然ご覧になったお客さまから
ご注文いただき、その方のサイズに合わせてチェックを配置して織りました
コートのデザインが少し違います


私の手織りの服地でお気に入りの1着を作ってみませんか?


お仕立てオーダー会
6月24日金曜日と26日日曜日 10時〜16時
午前中2人、午後2人 予約制
ご希望の時間をご予約ください
ご連絡、お問合せはタリフのHP、ウェブショップ、インスタなどからお願いいたします

またこの機会に手織りの作品や工房をご覧になりたい方もお越しください
人数が多くなり過ぎないようにするためにご連絡ください



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タータン登録

1年半ほど前にタータン登録された証書が届きました

正式にはスコットランドのTartan Registerで認められて初めてタータンと呼べるので
日本でそれらしきチェックを全てタータンチェックと呼ぶのとはちょっと違います
それでも、デジタルの色を選んでデザインしての申請はどこまで違いが出せる?など
デザインが登録商標のように思うと曖昧な感じはしますが
1番大事な意味は、タータンの持つスピリットではないでしょうか

実際に織った布を提供して、それが永久保存されます


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母娘並んで織りました

コロナ感染拡大で2月は教室をお休みにしました
その間に、先延ばしにしていたことをいろいろと進めています
その一つが服地
私の織り機が空いたので、娘が経糸をかけ
初めて母娘で並んで織り機に向かいました

私はモヘアとラムウール引き揃えの服地
娘は随分前から原毛を染めて紡いで準備していたホームスパン
時々清野工房にお邪魔して教えていただきました

私が織るものとは一味違う服地になるでしょう❣️

私は織り終えて次の経糸を作りました
教室用のブランケットです

115cm幅、12m (6枚分)
ブランケット用の太めの糸を全部出して、デザインを考えました
今回は幅いっぱいに赤→黄→緑→青→紫→ピンクのグラデーション
4束に分けました
一つずつ織ってもきれいですね

経糸を作る時の条件は
*明るい色と暗い色は使わない
*隣にはきれいに見える色を使う
*1色を続けて4本以上にしない

規則性が大好きな私には、思いつくまま、、、は楽しめないのですが
このみんなで織るブランケットの経糸は、だいぶ慣れました

緯糸に明るい色か暗い色を使うと
同じ経糸でも違う雰囲気のブランケットになります
明日織り機にかけます!

コロナ感染者はまだまだ減りませんが
教室の方々の3回目ワクチン接種が進んできたので
3月5日から教室を再開します
久しぶりに皆さんにお会いできるので、とっても楽しみです❣️

世界中で難しい問題が次々に起こって心が痛みます








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服地の洗い

教室がお休みに入る前にHさんが服地を織り終えられました
忙しいお仕事の都合をつけて通われています

モヘアとラムウールの2本合わせて織る軽い服地
打ち込みが難しい杉綾ですが、とても気をつけ織られました

この頃は、工房で服地を洗っています

工房の台所の流しにお湯を張って、ジャブジャブ
糸に付いている油を落として、糸を膨らませて毛を出させて絡ませて布に変化させます
間で脱水しながら洗剤で2度洗い、濯ぎは洗濯機で様子を見ながら2回
洗濯機では布端が伸びてしまわないように、時々止めて布を動かします

最後の脱水の後、布を平なところへ広げて整えて棒に巻きます
真ん中を少し引っ張り、両脇が伸びないように気をつけて、、、
しばらく置いて広げて干しました

この後プレスのために工場へ送りました
仕上がりが楽しみ❣️
Hさんのお嬢さんのマントになる予定です

教室がお休みの間に糸の比較を試しています
同じ羊毛から紡ぎ方を変えると違う性質を持った糸ができるはず。。。

でも紡ぎ技量不足ではっきりした違いができず
羊毛が持つ性質の方が強く出ています
そう、毛は嘘つかないですね

また違う課題も見えてきました

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グレンチェックのマント❣️

昨年織ったモヘア入りの布がステキなマントになりました

織っている時はターコイズがきれいすぎるかな?と思いましたが
洗って仕上がったら、グレーが全体をまとめて
とても落ち着いたグレンチェックになりました

教室に通われている I さんがマントに仕立ててくださいました

シーチングで仮縫いの後、年末には出来上がっていたのですが
私の風邪でお休みになってしまったので、今日お届けでした

背が高く、丈も長めのご希望だったので、布もギリギリ
でもとてもきれいなドレープが出ていて、カッコイイ❣️
街で歩いたら、目を引くでしょうね
羽織ってみると、とっても軽いです

いつものように、工房にいらした方々が次々に試着させてもらい
楽しませていただきました
ありがとうございます❣️

新年初日から楽しい笑い声がいっぱいの教室でした

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ラムウール単糸について

最近ラムウール単糸のご注文を度々いただくようになりました。
リジッドで織る時は?というお問い合わせもいただきました。
なのでこの糸についてお知らせしたいと思います。

この糸は、
11.3番手(工場で示す番手)の紡毛糸
ラムウール双糸を作るための単糸です。
双糸は元々工業ニット用にデザインされているので
甘撚りで仕上げでふっくらする風合いのための糸です。
タリフではマフラーを手織りにする目的のためにこの糸を販売しています。

単糸は、双糸にした時に良いように比較的甘い撚りです。
この糸を使って機械織りをする場合は、この糸の撚りを強くするそうです。

実際に、服地タイプを番手から計算式で推奨される密度12/cmで綾織りましたが、
1m過ぎた頃から経糸が切れ始めました。11/cm(実際には28/インチ)で織ったら切れません。
でもテンションはゆる過ぎず、張り過ぎず。

機械織りはできない布が、手織りなら可能に!

柔らかい風合いで布の腰が弱いのですが、色数が多いので、時々織っています。
新版書の表紙のタータン「オシドリ」も単糸で織りました。


この糸で織れるもう一つの要素は、綾織りだということ。
平織りの場合、常に経糸の開きが、真逆の連続ですが、
綾織りだと1本ずつずれていきます。

服地はそれなりの経験を要するので、まずははマフラーサイズからなさってくださいね 
マフラーは8/cm(4/cm筬に2本ずつ)綾織り

ちなみに、タリフで販売している
チェビオットという糸は工業用のツイードのための糸です
撚りがしっかりかかっていりので、切れ難いです
10/cm 綾織りでしっかり打ち込んで織り、しっかり洗い、縮絨、プレスをすると
テーラーにも認めてもらえる完成度が得られます

最近この糸で織った服地が洗いとプレスで違う風合いになることに気がついて
試行錯誤をしています

今日4つ目の記事です。
下の方も読んでみてください❣️

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オシドリタータンの服地

本の表紙撮影のために織り始めて放置すること4ヶ月
やっと順番がきました。

久しぶりすぎて恐る恐る織り始めたのですが、打ち込みはほぼ揃い、ホッとしました。
でも油断をすると、チェックの1ブロック分で1段の差が、、、
これがもう1回あると、仕立ての時に柄が合わせられないということになるので
微調整したり、数段解いてやり直したりします。

今日は台風の影響で屋根に落ちる雨音を聞きながら楽しんでいます❣️

手織りのタータンチェックの本ですが、タリフにご注文くださったのが90件近く
ありがとうございます❣️
発送の準備を進めながら本が届くのを待っていますが、少し遅れているようです。

届き次第発送いたしますが、発売日より少し遅れてお手元に届くかもしれません。
心配せずにお待ち下さい。

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ラムウール単糸の服地

本の撮影のために準備したラムウール単糸の服地
デザインは、登録したタータン Handweaver Keikoです

アッシュフォードの卓上機で、服地タイプを織るのは
色々工夫が要ります

ラムウール単糸(11.3番手)の服地タイプの密度は
11/cm 実際はインチの筬を使い 28/インチ(14/インチの筬に2本)
この織り機に使える筬は16/インチの筬しか無いので
筬通しは、2本、2本、2本、1本 です
不均一ですが、綾織りなら大丈夫
織っている時は若干糸が寄っていますが、洗うときれいになります

打ち込みの密度を同じにするには、反対向きにセットした筬から10cm辺りで
経糸のテンションもかなり上げて織らないとしっかり入りません
そのために綜絖枠にゴムをつけて、下へ引っ張ります
同じ位置で織るために、狭くなって経糸を緩める時は
後ろの歯車を、6個、7個、8個、、、と
巻き取り棒の太さに合わせて数えて緩めます
そうすると、織る位置が合わずにイライラしません

糸の色によって微妙に太さが違うので、打ち込みもずっと同じではありません
デザイン通りに作った段数定規を4段、8段、12段と頻繁に当てて確認します

大変そうに聞こえるかもしれませんが
チェックが同じサイズに揃って織れるのが楽しいのです❣️
時には緯糸2段程度の狂いが出てしまいますが
1リピートの中で戻れば良しにします

最後もギリギリまで織りました
密度は揃いませんが、仕立ての時の縫い代分にはなるでしょう

織りあがった布を外してから、真っ黒になった糸綜絖を洗いました
これで次に油がついていないきれいな色の糸を通しても安心です



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