2013年 の投稿一覧

組織のサンプル進んでいます~

この3か月程取り組んでいた組織サンプルです
手直しをしつつ、いくつかのこだわりを解消するべく織ったのは、これが3枚目

キットにすることを考え始めてまず気になったのは、織機の違い、綾織りのやり方の違い

それを考えて行くときりがなく、多種多様であることがわかったので
タリフの手織り講習に主に使っているアッシュフォードの卓上機で織れるという条件で考えました

組織図も、何枚も書き直しました~

自分で織った組織サンプルは、デイビットに習いに行った30年以上前
その後、スコットランド手織コースでデイビットが教えていたことを工房の講習に取り入れて、何度も生徒さん方に教えていました (工房で講習する時は、その人の理解と技量に合わるので、夫々違うものが出来上がります)

でも自分で織ったのは初めて
自分でやってみるといろいろ気が付くことがありますね
それらを手直しして、かなり完成度が高い物が出来たと思います

これから詳しい説明を付けて、
キットに仕上げるのにまだもう少し時間が要りますね昨日はクリスマス
講習も今年最後でした
Kさんが自分のお気に入りの色で2カラーマフラーを織られました
自分のナバホを織りに来たMさんが持ってきてくださったクリスマスケーキでお祝いしました

美味しいチョコレートケーキ
どうも有難う~~

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タリフでナバホ講習

11月に上田まで出かけて受けたナバホの講習
始めは体験だけ~ということでしたが、少し織ってみたら楽しくて・・・
その時時間が無くて習えなかったあと2つの基本テクニックがあると聞いていたので
せっかく織り始めていたものを完成させたいと参加したみなさんも思っていました



一昨日、月1回の橋本教室の次日ということで、先生がタリフまで来てくださいました

二人で一つを織ったのですが、
あれこれ習ったことを思い出しながらのやり取りもとても楽しく
簡単な様でいて、とても奥が深いネイティブアメリカンの知恵を
それをわかり易く話してくれる先生も、とても楽しい~

基本はあるのに、堅苦しくなく
その時々に対応したテクニック
でも、道に外れたことはしない・・・みたいな

大事なのは作品に込められたスピリット?!

ちょっとかじっただけでは深くは理解できないものの、なんとなく荒涼とした大地で黙々とマットを織る女の人が思われるのは、やっぱり織りの持つ魔力かもしれない

マットを織る時のテクニックのヒントになればと思ったけれど、時間が許せばもうちょっと覗いてみたいこの織の世界です~

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2カラーマフラーの増量セットを始めました

9月に販売を始めて以来、沢山のご注文が続いている2カラーマフラー
最近、もう少し長い物が欲しいというご希望が届くようになりました。
当初スピニング‐パーティーでの販売のため価格を抑えて1色70gにしたのです

という訳でウェブショップで選んで頂ける様に致しました
これまでの物に加え増量分を合わせてご購入して頂きますと
1色100gの巻きでお送りします

在庫が無くなって販売を休止しているビビットピンクは、それだけ先に入荷することになり
来年早々販売を始められると思います

よろしくお願いいたします

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糸の油

年末に向けて、大口のご注文が続いて
皆さん年末年始のお休みに織りたいという方々の熱意が伝わってきます~

ご注文を頂いた色を間違えないように、担当の息子も頑張っています

年末は27日(金曜)の午前中までに頂いたご注文は年内に発送致します
その後棚卸作業等をしますので、その後は年明け発送になります

工房は自宅ではありませんので、何かありましたら是非留守番電話にメッセージを残してください
自分の物を織りに行ったりしますので、お急ぎならその時に連絡することが出来るかもしれません最近、『洗っても少し油のにおいが残る』と聞こえてくることが多くなりました

タリフで扱うスコットランド製の工業用の毛糸には製造時8~10%の油と水を混ぜたものがついています。

これは、羊の毛を染色のために脱脂、その後ブレンドや解毛のためにかけられるカーディングの工程で毛が痛まないように油と水を混ぜたものを吹きかけます。その油がついています

保管中にかなり乾燥していきますが、通常のお洗濯の洗剤の量ではその油はおとせません
お湯の温度も大事ですが、しっかり洗剤を使ってください

私は弱アルカリ性の液体洗剤を使います。正確に分析・計算したことは無いのですが、通常のお洗濯に使う洗剤量のざっと10倍以上要るでしょうか・・・
毛糸100gに対して液体洗剤を大匙1杯(15㏄)

動物性繊維にアルカリ性の洗剤は毛が痛むのですが、油を落すためには有効で、ゆすいでいる間に中性になりますし、心配なら最後の濯ぎに食酢をほんの少し加えて下さい

お湯の温度が高く、洗うお湯の量が少ないと、どうしても揉むようになってフェルト化してしまうので注意してください。たっぷりのお湯で泳がせると、毛糸がふっくら膨らんでくれます。織る時に糸が膨らむ隙間をのことしておくのも、ふんわり柔らかい布になる大事なことですね 

この時点でしっかり油を落し毛糸を変化させておくと、その後の洗濯時にセーターを洗うようにぬるま湯の中で泳がせるように洗えば風合いは変わりません。

洗った後で油のにおいが残ってしまったけれど、風合いは良いのでそれ以上フェルト化(縮絨)させたくないという場合は、ドライクリーニングに出してください。ドライクリーニングは油を使うので、一緒に残った油を落してくれます。

余談ですが、マフラーで使って飽きてきたら、熱いお湯で揉んで思い切りフェルト化させてバックを作ったり、リメイクするのも良いですよ~

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暖かい~~ チェック

Kさんが以前織ったひざかけを仕上げて持ってきてくださいました

織機にかかっているのはMさんのストール
太い糸を使って織ると、同じ本数でも大柄のチェックになります~

ちいさく見える左下のタグ
作品を、引き立ててくれますね

これは職場へ持って行って、シフトで働く皆さんが使えるようになるそうです
暖かくて、赤い色が気分を引き立ててくれるでしょう

オレンジというとKさんというくらいオレンジが大好き
とても楽しそうに織っていました~ 

夏から織っていた服地、仕上げから帰ってきました

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にぎやか、年末の食事会

講習が終わった工房、17人が集まり
美味しいものを沢山頂き、沢山おしゃべり、沢山楽しい時を過ごしました~

最近仲間に入られたMさん、講習が終わって飲み物調達に行ってくださり
帰ってきたら、織機が無くテーブル出現にびっくり

卓上機をどけてスタンドの上に板を乗せた簡易テーブルです~

なんと写真が無い! 楽しむのに夢中でした~

あるのはこれだけ
お誕生日が2人、入籍が1人と お祝いのために、娘がケーキを作りました
・・・て本人ももうすぐお誕生日です~

苺のとチョコレートの2種類でした
デコレーションは娘の友人Mちゃん

会費+1品持ち寄りでしたが、そのみなさんの持ち寄りが豪華でした~
織り友達のAさんが持ってきてくださった手紡ぎの作品がとても素敵
紡績糸ではできない布に、皆さん新しい刺激を頂きました別々に工房にやってきた生徒さん達
永い友人たちのように仲が良い皆さんが私の自慢です~

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タータンチェックの本

タータンチェックの歴史

        奥田実紀 著    

実際にスコットランドへ行っても、
ここへ行けばタータンのすべてがわかるというようなところはありません。

日本の感覚からすると、どうしてだろうと思うくらい、様々なところで、様々な物を所有しているために、
あちこち行かないと見えてこないタータンの歴史。 

それが日本語で読めるようになりました。

あちこちで垣間見たタータンのことが、本当によくまとめられています

私もタータンん等スコットランドチェックのことをもっと知りるために、
あそこやここへ行きたい~と思っていました。
この本をみたらタータンまで手を出さなくていいかなぁ~とまで思いました

これだけの内容の情報を集めるご苦労は並大抵ではなかったでしょう~
エステートツイードのことなど、少し協力させて頂きました。

1890円  ご購入はWebshopへ    糸と一緒にいかがですか?

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大作が人気?

9月のスピニングパーティー以来、ウェブショップで販売しているリバーシブルになる2カラーマフラーのご注文が続いています
有難うございます 
このマフラーからからスコットランドの糸を知って頂けるとうれしいです

この人気、予期していなかったため、特定の色を沢山消費することとなり
ビビットピンクに使っている定番外の色が底をついてしまいました
次の入荷までしばらくかかりそうで、ご迷惑をおかけするかもしれません~生徒さんの作品です~

Iさんが、息子さんのために織りました


残り糸を使っているため、欲しいサイズまで足りるかひやひやものでした

織りながら1人の世界に入り込むように時間をかけて少しずつ進められました~

Mさんは真夏以外の3シーズン使えるバックの布が織りたいと
私がずっと前に織った残り糸の中から太目で毛質の硬い糸を選びました

太さ毛質とも、ハリスツイードと同じです~
洗うともう少し柔らかくなります
先日机上講習に来たTさんが1日かけてオーバーショットの組織図を完成させました
自宅で順調に織り進めているようです~
その脇でそのやりとりをずっと聞いていたM.TさんとYさんも
すっかり次はオーバーショットを織る気になっていました~

続いて、Kさんも・・・ 
しかも、みんな60cm幅の織機目いっぱいの幅で・・・
双糸だと、280本、単糸だと、480本です
組織図を書き、模様によって不規則に通すのはとても集中力が要ります
織り始めると、模様が出てくるので、楽しいのですが
これも模様の糸と地の糸を追っかけで入れて、2段で1段分です
だからとても時間がかかる織りですね

デイビットにデザインと組織の理屈まできっちりならって、その後自分でも随分失敗して
皆さんへの説明も随分上手になってきました~

もう一つの大作はいつも細かい物を丁寧に織られるHさん
以前からのリクエストをされていた90cm幅のジャック機で8枚綜絖のサンプルを始めました

経糸が黒、横が白、 模様がパキッと見えます
黒の綜絖通しも大変そう、でも間違いなし
間違えてもわかりにくいと何度も確かめていました

10年以上前に私が9mの経糸2年半もかかったサンプルを参考にしています
何で2年半も・・・ サンプル織りは余り好きではないので少し織って放置を繰り返したからです
今位訳が分かっていたらもっと楽しめたかもしれません

『家で織っていたら寝ないでやりたくなってしまう』というほど楽しんでいるHさんです

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まさかの織り間違い!!!

前回の記事の最後の写真の服地
仕上げに出すために点検したら
まさか?!まさか?!!の織り間違い3か所 !!!

6段の色の所で、足が 3,4,1,2,3,4で入れるところ
1,2,3,4,1,2、で入っているため綾がきれいに織れていない 
手で触るとすぐわかります
見ても経糸が異常に長く出ているので、わかります~

前はこんなことなかった !!!!

綜絖の通し間違いをすることもなかったのに・・・
デイビットの所へ習いに行ったときは1200本のオーバーショットの綜絖通しを
間違いなく通せたのです!!!

間違えが続いて、無理せずメガネをかけるようにしまた
老眼鏡です~

この織り間違い、ただ、ただ、集中力が落ちただけ
ちょっと長時間続けたら、体中が痛いし、腕も筋肉痛・・・
確実に進む年齢には逆らえない物です

昨日講習が終わって見つけて、それから6時間かけて全て直しました
直す・・・間違った糸を抜いて正しいところに毛糸針でチクチク縫い込みます

時間がかかるけど、私にはなぜか楽しい作業なのです

これで間違いが無い、きれいな服地になります

これからは、この現象を受け入れいかに楽しめるかですね

仕上げに出しますが、戻ってくるのが今から楽しみです服地の仕上げをしてくれていた八王子の工場
来年3月で閉鎖、廃業が決まったというお手紙が来ました

私たちの様に個人が織ったサイズも素材もバラバラという布を受け入れて
良い仕事をしてくださっていました~
でも、世の中の流れには逆らえないのでしょうね

仕上げを引き継いで頂けるところを紹介してほしいとお願いしてあります

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綾織りの織り方

早速に地方からもお申込みを頂いたチェックデザイン講習会満席になりました
希望者が多くなれば次回も企画しますので
、『遅かったか・・・』と思われた方がありましたら
ご意向のご連絡をおねがいいたします

さて、この2・3か月気になり続けてきた『綾織の織り方』のこと
組織サンプルやチェックデザインをテキストにする過程で
みんなはどのように綾織りを織っているのだろう???と気になっていました

綜絖は手前を1、奥へ向かって1、2,3,4と呼ぶの日本式だと思っていたので
殆どの方が、その様に考えていると思っていました

ヨーロッパは奥が1 手前が4
デイビットの講習もすべてこのシステムが基本になっていました

気になってから、機会がある度にいろいろな人に聞いてみました
予想外に、奥が1と呼んでいる方が多かったです
この呼び方について彦根愛さんがブログでとてもお上手に書かれています
ロジカルで納得!と思える説だと思います

それでは綾織はどういう順番で綜絖を動かすか・・・
通常の2/2の綾織は経糸が2本上、2本下で開き、
それが1本ずつ右か左に動いていきます
なので緯糸が出てきている方の端の糸が上から下、または下から上と移動しないと
この端の糸は織りこまれないというトラブルが起きてしまいます

それを、織り方を変えずに織りこまれるようにする方法もありますが
色々と変わる組織を織る時は両端の糸を綜絖に通さず
キャッチとして織り込む方法も便利です

綜絖を上下に開くと綜絖に通っていない糸はその中間にあるので、
緯糸を入れるときはキャッチの上から、出るときは下から通すと
必ず端の糸に緯糸がかかり端がきれいに織れます
日本語では『耳糸』と呼ばれていると先日教えてもらいました

横道にそれてしまいましたが
綾織りの1段目の綜絖が2と3 とか 1と4 というように始めている方が多いようです

1と2、 2と3、 3と4 1と4の順番の方がわかり易いと思うのですが・・・

ちなみに私の工房では綜絖は手前が奥が
経糸の通し方は奥右手から通し始めます 番号では4,3,2,1、・・・

アッシュフォードの卓上機の様に上開口(レバーやペダルを操作した綜絖が上に開く)でも
ろくろ式の様に下開口(ペダルを踏むとその綜絖が下に開く)でも
1段目は1と2の綜絖を動かし、緯糸は右から入れます
次は2と3・・・・

このシステムにした訳はいろいろあるのですが話が複雑になるので
ここでは止めておきます~

先日もチェックキットをお買い上げくださった方から綾織りのについてお問い合わせを頂きました
どの綜絖から始めても経糸2本上2本下、それを1ほんずつずらすという原則が出来ていれば
どの綜絖から始めても綾織は織れますし、千鳥格子も出てきます~
なので、あれこれ変えず、自分の綾織のやり方をしっかり覚えましょう字ばかりになってしまったので、生徒さんの作品を見てください~


今年から始めたIさん、初めての大きな織機です~

お友達に約束したから・・・と苦労した色選び、出来上がったらあげたくなくなったとか
色合いが落ち着いた暖かいですね



珍しくピンクを使ったMさん
サイズを合わせるために度々打ち込みを確かめ
丁寧に織られました~

こちらもピンク、単発講習に来れれたIさんです~
私は注文の紳士用ジャケット地を織っていました~

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