帰ります!

1日ロンドンを少し歩き回りました
目指すはビクトリアアンドアルバート博物館
美術品の収蔵品が多く、古いテキスタイルのコレクションを見たいと思っていました
ちょうど1800年以降の英国キルトの特別展示をしていました

1800年初頭の作品についての解説に、この頃すでに綿の布のプリントされたものがはやり始めていたというのが有り、ちょっとびっくりしました。流行が富裕層から一般の人たちにも広がっていったというのです。この頃の手仕事のすばらしさに目を見張りました。

古い布のコレクションの中には、当然ウールはほとんど無い
まあ当然ですが、機械生産が出来るようになる前から、かなり細い糸とそれで織った布があったことを自分の目で確かめました。

日本の織作家さんの作品を集めたケースが有り、ちょっとびっくり
注目されているのでしょうか・・・

その後、初めてセントポール寺院へ行きました
遠くから見た事はあったけれど、時間が遅くて閉まっていても外からでも・・・
と思ったら、ちょうど5時から夕方の礼拝が始まり、後ろのほうの席に座って
大きな寺院の中に響くオルガンや聖歌隊の音色を聞きながら、しばし足の休息と旅のことを振り返る時間になりました

久しぶりのロンドン、10年前に来た時には移民や観光客ばかりが目立っていましたが
今回、外見元々英国人と思える人たちが増えたような気がします
経済状態は悪いというけれど、確実に人は増えていますね
高速道路は渋滞しているし(テレビで交通情報をしています)
狭い地下鉄の駅や通路は人があるれている
夕方6時の地下鉄はぎゅうづめでした
それにしても、こちらの人は体格がいいのに何で地下鉄の車両は小さいのでしょう

地下鉄が深いところを走っているので駅にはエスカレーターがありますが
まず立ち居地が東京都逆、右に立ちます
それとエスカレーターのスピードが日本の1.5倍くらい速い

都会には、太った人が少ないですね
知識階級の人たちは食べるものにも気を使うとこちらの人が言っていました
食べすぎに注意しているのでしょう

と・・・
この国の変化を少し感じる事ができました

快晴の朝です
これから仕度をして帰途につきます

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