工房のお出かけはナバホ織りの講習へ

3連休の初日、工房の生徒さんの希望者と上田市まで行きディベさんでナバホの講習を受けてきました
講習といっても、ネイティブアメリカンの人たちが守り続けている織について知る程度
入口を見つけた、ということでしょうか

関越の事故渋滞に巻き込まれて、予定より1時間遅く到着
直ぐ、工房の壁に飾ってあるナバホの方々の作品やディベさんの作品を見ながら話しが始まりました。
夫々の柄が意味するもの、山や岩、虫、等、それがどのようにナバホの人たちに意味があるのか・・・

アメリカの歴史として、コロンブスが大陸を発見してからのことがほとんどだけれど
その前からそこに暮らしていたインデアン、何もない砂漠に追いやられた暮らしの中で
言葉で語り継がれてきた独自の文化、それが織りを通して形になった物なのでしょう

形や技法ではなく、ナバホスピリットを理解して情熱を持っているディベさん
なんとなくスコットランド魂に引っ張られている私と重なるところがあるみたい

いつも見るだけだったナバホスピンドルもやらせて頂きました

やって見せてくれたディベさん、次々話しが出てきて気が付けば自分で楽しくなって紡ぎ続けている
本当に好きなんですね~

ドロップスピンドルの様に腕が疲れないという感想も聞かれました
スピンドルは大きいけれど細い糸も紡げるそうです

ナバホ織を試せるように3つ経糸をかけて用意していてくださいました
ちょうど6人、2人ずつ交代で織ってみました
(織れたものの写真を撮るの忘れた!)

三角の模様はちょっとしたコツできれいに織れることがわかりました

解るととってもロジカル
そこまでわかるのにディベさんはとても長い道のりだったそうです~
それなのに、そんなに簡単に教えてもらっていいのかしら???

『マウンテンにして~』 しないと 『ウエストになる』
緯糸を山形にして打ち込まないとウエストみたいにくびれてしまう~
と言うより簡単でとってもわかり易い
マットを織る時の私の口癖になったりして・・・

出来るようになるまで2人で確認しながら織るのも、また楽しい~

まだ最初の所で時間切れになったので、続きはディベさんが東京に来られる日に合わせて、タリフで教えて下さることになりました
最近はマット織りも人気なので、参考になることが沢山ありました

私たちのために作品や糸、織機など沢山用意してくださってありがとうございました
往復340kmのドライブも楽しかったです~
(軽井沢あたりの紅葉がきれいでした)前回の記事に書いたクマクラさんのX機ですが、
今日、クマクラさんの前社長さん?のHさんが様子を見に寄って下さいました
機を持ち帰った時にたたみ方がはっきりわからず、電話で伺うということが有ったので
心配してくださったんですね

折しもマットのための経糸を巻き取り始めるところ
私のやり方でよかったのですが、女巻きを外せるとのこと
そうすれば織機の中に椅子を入れて綜絖通しが出来ると言われて納得!
狭いところにはまって綜絖通しをした前回の写真は違っていたのですね~

Hさんのご自宅がご近所だったので、以前からお話しすることがありましたが
気にかけて頂いて、嬉しかった
有難うございました~~

プレビューを残して投稿ページを閉じる失態のため、すっかり日付が変わってしまいました
もう少しで終わりというところだったのに・・・

明日(もう今日ですが)は週末の代わりに講習があります
また新しい1週間が始まりますね~

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