3度目の付添旅行 ~高知~

父の念願だった郷里のお墓参りの旅に付き添って行ってきました
長く暮らしてはいないけれど、幼いころの思い出や
郷里に寄せる思いは年を追う毎に強くなっているようです

車を降りてから山道を登らなければできないお墓参りも、
10歩歩いて休み、途中で座り、やっとたどり着きました
道の脇には土佐文旦の木
大きな実が沢山ついていて重そうでした


人に合う両親をホテルに残して、高知在住の叔母の案内でドライブへ
高速なら早く行けるのですが、海沿いのクネクネ道を行きました
出かけることが少なくなった叔母も久しぶり海を見たと喜んでくれました

目的地はここ 中土佐大正町市場 めし屋浜ちゃん

迷子になって尋ねた地元の人は『市場じゃないよ~』と言ったけれど
ここに上がった魚を売ったり食べさせたりしている

朝上がった鰹を食べさせてくれる

高知で食べる鰹とも味が違うと叔母も大満足
大根の煮物も素朴で美味しかった~

注文でたたきを作っているところ

子供のころおばあちゃんがたたきを作る手伝いをしたことを思い出しました
藁がないので、むしろを解して燃やし、表面を焼いたらすぐ氷水に入れる

今は氷水に入れるとエキスが出てしまうので、焼いた後くるんですぐ氷で冷やすのだそうです
冷やさずに暖かいまま食べるのも美味しいとか
氷が無かった時代に日持ちさせるために表面を焼くようになったのではないかと
親類の一人が話してくれました

届くといつもおばあちゃんが喜んでいた”うるめ”

まだおばあちゃんが土佐にいた頃、送ってくれた中菓子を見つけました
届くと割れていることが多かったなぁ~ 
私が買ったのも、荷物を倒してしまったため、細かくなってしまいました

私にしては珍しく食べるものもう一つ
土佐のベーカリーカフェの人気だそうです

固めのフランスパンとあんこ組み合わせ
アンパンより食べるのに時間がかかるので長く楽しみました
こんなべーカリーが地元にあったらいいなぁ~ 

叔母も一緒に泊まった宿で、94才の叔母が大きなお風呂から出るのがとても大変で
やっと上がったものの、しばらく動けなかったり
ちょっと病院のお世話になった父
空港では車いすのお世話になり、年寄りとの旅行の大変さを体験しました
体験しなければ解らないこともいろいろ、
またそれを説明しても理解されないことが多々あることを知りました

どこまで年寄りの希望に寄り添うのか、ここが難しいですねさて、展示会で販売を始めた『いろいろな綾織り』 
予想外の反響でご注文が続いています 有難うございます
糸のご注文件数も多く、毎日発送担当は頑張っています~
昨日は夏から待っていた糸がスコットランドから届きました
展示会で頂いた織りのご注文もあるので、仕事モードに戻しましょう

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