この頃、長い時間かかって織っていた生徒さんの作品が次々に完成しました
これはHさんの幅広の組織サンプル
ブロック毎に織り方が異なるため、慎重に、丁寧に織られました
経糸と緯糸の色のコントラストがあるので、それぞれの模様がとてもきれいに見えます
(この内容の全てがタリフのオリジナル冊子『色々な綾織り』に収録されています)こちらは、硬い毛質の糸でバック用の布を織ったIさん
織り方はクラックル
参考にしたのはこの本です
英語の説明はじっくり読まないとわからないので、図から組織を読み取ります
このデザインは織り方の詳細が出ていなかったので、柄が出るまでちょっと不安でした
地厚になるので、ブランケット等に向いているかもしれません~
写真を撮るのを忘れてしまいましたが
長く平織りをしてきたKさんが4枚綜絖を覚えたいと教室に通われて
2作目の千鳥格子ベースのマフラーを織りあげられました
さすが長く織ってきただけあって、糸の扱いは早い
足の動きを注意して、打ち込みも揃えて・・・と大変かな~と思うのですが
ご本人は『楽しい~』と連発
目標は組織サンプルを織ること
それには綾織りの基本を覚えなくては・・・
と一つ一つ納得するまで時間をかけて進まれています~いつも織りあがったら、テーブルに広げて点検して
もし糸が飛んでいたり、経糸の通し間違い、緯糸の織り間違いが見つかれは
毛糸針で、チクチク直せるところは全部直します
ちょっと大変でも、それをすると、洗った後、直した後も見えなくなり
完成度が上がります
私は直すのが好きなのですが、
先日のニットに来られたTさんがとても良い言葉を教えて下さいました
縫い物をさせていたお母様の口癖だったとか
『直すのは一時、見るのは一生』
後で見て、『ここ間違えちゃった』と思うなら、人に言ってしまう様なら
ちょっと忍耐して直した方が気分がいいですね