体験講習の様子

朝から暑い1日、今日の教室は賑やかでした

先日オープン工房の織り体験に来られたYさんが
2日間の千鳥格子の体験講習に来られました
講習日を予約された後で「千鳥格子のマフラーを織りましょう」の冊子を購入され
事前に良く読まれたようで、赤線があちこちに・・・

体験講習を受ける方には説明することが色々あるのですが
既に読まれているので、私の話はさら~と確認程度、とてもスムーズでした
別にノートを書かず、必要なことを冊子に書き込まれて、良く活用されていますね

通し間違いが1か所、筬通しで交差しているところ1か所ありましたが
それはよくあること
直し方があることも体験してくださいました

この前体験講習に来られた男性の方は機械の設計のお仕事だったとか
デザインとか、経糸の長さの計算とか、説明を解り易く図形のように書かれていた

それぞれに得意なこと、苦手なこと、を全部使って
糸を布にする作業をすることが楽しいですね「色々な綾織り」の中からFinnish Twillでブランケットを織った模様に挑戦しているSさんは
細めの麻糸なので丁寧に綜絖通しをされていましたが、終わり近くなってハプニング!!

Finnish Twillは4枚の綜絖の使い方が均等ではないため
綜絖通しを始める前に綜絖の本数を確かめたはずなのに、綜絖2の本数が足りない!!
その織り機の綜絖枠は両脇がガイドのレールにきっちり挟まれているため
綜絖通しの途中で綜絖を足すことができません

足りない分をレース糸を使って20本くらい糸綜絖をつくりました

足りなくなった原因が最後にわかりました
綜絖の3,2,3、と通すところを 2,3,2と通してしまったためでした
ここは色を変えたボーダーなので、多分このままでの大丈夫でしょう~

単糸での地模様入りの縦縞の細めのマフラーを織るTさんも
昨日から2日目 織り方のリピートが頭に入って間違えなくなったと黙々と織られました

ご主人が入院されているKさんは、服地タイプの布を20cmくらい織れたでしょうか・・・
短時間でしたが、「気分転換にとてもいいのよ~」と来てくださいました

このところ工房の仕事を手伝ってくれているMHさんは
仕事が一区切りで、自分の織りで8枚綜絖の2重織りに取り掛かりました
4枚の2重織りが二つ組み合わせるだけですが、
上の面、下の面を交互に織っていくため、組織図がとても複雑に見えます
参考にしている本の書き方が、いつも見ている書き方と違うので
慣れ親しんだ書き方に変えて自分のノートを書くことになりました

そんなこんなの忙しい1日
私は途切れ途切れでしたが、新しいキットのマフラーを織りました

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