手織工房タリフで作って販売している冊子が3種類
「千鳥格子のマフラーを織りましょう」は洋の機かけを詳しく解説
2cm間隔に釘を打った仮筬を使って、経糸を均一に短時間で巻き取れる方法です
合わせて4枚綜絖で織る綾織りの基本として千鳥格子を覚えることをお勧めしています
「色々な綾織り」は綾織りが迷わず織れるようになったら
次のステップとして、綜絖通しと綾織りの織り順を変えることで
織り出される多様な模様を紹介しています
総まとめとして掲載している綾織りの組織サンプルは
通し方9種類、織り方24種類、出てくる模様は216種類
「オーバーショット」は多分初の日本語解説❣️
4枚綜絖ながら、多くの模様を織ることができるこの技法は
手織りを始めた人がいつか織りたい憧れでしょう
教室で何度も教えながら、分かり易い道を探しました
先日オーバーショットのオンライン講習をしましたが
その辺りから、予想していなかったことが見えてきました
以前、洋書を理解できなければ織れ無い
これは他の織りを沢山された方だけが織れるような物でした
なので、組織図を書いたり、読んだり、その意味も理解できる
キャッチの意味や、糸の太さや扱いについてもある程度知っているということで
手織りの基本的なことを知っているという認識で冊子を作りました
日本で手織りをずっとされている方々はロクロ式の織り機が多いし
ペダルを踏むとその綜絖が下に降りる方が考えやすいので
この冊子は下開口の織り機で織れるように書きました
ところが、日本語でオーバーショットが織れる!と知った方々が
冊子を買ってくださっています
その方々は、4枚綜絖の卓上機が多いようで、これは上開口
たくさん織った方ならこの違いが解っても、それしか知らないと何のこと⁇
冊子に書いてある通りに織ると裏を見ながら織ることになります
段数表を書き直すように説明しても、なかなか理解できないこともあるようです
ということで、上開口の織り機用の段数表を作っています
最終確認をしますので、少しお待ちください