3月から、時間を見つけてバスケット編みのベストを編んでいます
色がきれいに出ていませんが、みどりはブタクサで染めたきれいな黄緑
白は、インガーが紡いだ糸です。
前に一度だけ梳毛糸紡ぎを習いに行った時に、
他の方々が習っていたケーブルヤーンを帰ってきて試しました。
ケーブルヤーンと言うのは、細い毛質の羊毛を細い糸に紡ぎ
2本あわせるときに、撚りをたくさんかけ、それを又2本あわせたものですが
撚りが足りずに中々きれいな糸にならない・・・
とやっていたら、4種類違う毛の糸ができました
それを他のものを染めたついでに、みどりに染めてありました。
でも所詮ありあわせの毛を紡いだので毛質がバラバラ、色が微妙に違うので
分量は少ないし、何に出来る?
工房に手紡ぎ糸でニットをしている方が来てくださったときに、相談に乗ってもらいました
丁度近くにあったインガーの白の糸とあわせるといいだろうと教えていただき
その後、バスケット編みが出ている本に出会いました
やり始めたら不思議と飽きずに楽しんでいます
このみどり染めは、ブタクサです
ブタクサは、ヨモギが少し大きくなった頃に柔らかそうな春菊のような葉が出てきます
上だけとると、わき芽がたくさん出て、花がたくさんつく結果になってしまうので、
根こそぎ撮ります。有害植物ですから。
1回目の染液は捨てて、2回目からの液をためて染めますが
アルカリ性にするとみどりがたくさん出てくるので、少し灰汁を加えます
媒染は、酢酸銅。毎日たくさん染めるわけではないので、使わせてもらいました
これを買った薬局のおじさんは「髪の毛染めの薬品の方が怖いよ」とのこと
セイタカアワダチソウやヨモギよりきれいな緑色になります。
ぜひとも、暑くなるまえに編み上げたいですね