手紡ぎの糸

11月に工房で、友人Baruさんがスピンドルで糸を紡ぐミニ講習をしましたが
今週は紡いだ糸を形にする講習をTさんにしてくださいました

初めて紡いだ糸が形になるのは、とっても意義深いと思います
私は何時が初めてだったのかも、初めて紡いだ糸もどこへ行ったのか・・・

これは初めて糸を紡いだTさんの作品
ガーター編みで、ピンクッションとマット2枚
作り目の仕方、編み始めの目の扱い方2種類
1枚ずつ編み進みながら、違うやり方を覚えるという、編み物の面白さを体験できる教え方、初めてでした


Baruさんは 羊の毛、下準備の仕方、紡ぎ方、撚り止めの仕方などなど
良く知っているし、理屈もしっかり筋が通っている
ずっと糸にこだわってきた私の疑問にピントが合った答えをくれました

一番興味深かったのは、編み物の為に紡いだ糸の撚り止めの仕方
撚り止めをしながらある程度の縮絨をさせて、糸として完成させるというのは
いつも私が手編み用の糸の特徴として言っている
『手編み用の糸は編んでから風合いなどが変わらないように糸が出来ている』ということと
全く同じ考えで、とっても納得

織り用としては私はあまり好きではない梳毛糸ですが
2年前にデンマークのインガーに教えてもらった紡ぎ方をしてみたくて
1年前に手に入れた、ひま研さんの原毛を紡いでいました
2つのボビンいっぱいに単糸が紡げたところだったので、双糸にするやり方を教えていただきました
インガーのところでやった時とほぼ同じ300gの糸が出来上がりました
これは洗っていない原毛で紡いでいるので、こんな色ですが
洗うときれいになるでしょう 一年置いてしまったので、黄ばんでいますが・・・・
もう少し紡いでから、洗って染めて、手編みにしたいと思います

先週初めにYさんがチェック講習会の課題で織ったチェックを仕立ててもらったと
見せに来てくれました
とても暖かそう
良く似合っていました

来年1月14日31日2月14日のチェック講習会、まだ若干の余裕があります
思い切って試してみませんか~?
組み合わせる色で表情を変えるスコットランドの糸
これを使ってオリジナルチェックのデザインを作るための講習です

来年4月最初の週末名古屋でのチェック講習会がほぼ決定になりました

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