前記でご覧いただいた服地ですが
機から外して良く見ると、緯糸がくるりとループになって織りこんでしまった所や
経糸の通し間違い1カ所、1色6段だったために、
綾織りがきれいに織れていなかったところが数カ所
綾織りの1.2.3.4.1.2が1色 次が3.4.1.2.3.4に織るところ
色が変わって1から始めてしまったために1・2・3・4・1・2 の次にまた1・2・3・・・
経糸が少し長く出ているため、手にも触るし、洗うと絶対キズにみえる
ということで、昨日はKKさんと2人1日かけて直しました~
経糸の間違いは1本抜いて、1本をチクチク正しいところに縫い込みます
綾織りに織れていないところは、2本(間違いの両脇を2色1本ずつ)抜いて
隙間を針の先でごしごし、両脇から糸を寄せます
スケールを当てて確認しながら織っていたものの
打ち込みにバラつきがあったことや、4段や8段のところがあったり・・・
打ち込みがきつかったところは1色5段でも、他と同じように見えます
ということで時間切れで終わらなかったところは持って帰って仕上げることになりました
このことから、教えられたことがいくつか・・・
私もですが、やっぱり60歳過ぎると集中できる時間が短くなり
見ているつもりが見えていないことも多いですね
無理せず楽しめる織りを心かげましょう
私にも良い経験になりました~