オーバーショットは平織りと綾織りの組み合わせ

ウェブショップに毎日オーバーショットの冊子のご注文が続いています
この機会にと、購入のために工房を訪ねてくださった方や
近くに来たからと工房を訪ねてくださった沖縄在住の方など
手織りをされる方々のオーバーショット人気が伝わってきます

買ってみたものの、中を見たら難しいと思われる方も多いでしょう
上級者向けではありますが
見てわからない、読んでもわからないと、匙を投げないでくださいね

もし4枚綜絖に慣れない、綾織りが不確か、と思われたら
タリフオリジナル冊子の2冊をお試しください
 
4枚綜絖の基本は綾織りだと思います
それを覚えるために最適なのは千鳥格子!!
なぜって、4枚綜絖を繰り返し通すのに4本ずつ色が替わり
織るときも綜絖の1と2、2と3、3と4、4と1の4種類の綜絖の動き
それの繰り返しでこれも4段ずつ色が替わる
迷子になりにくく、何をしているのかが解り易いのです

「千鳥格子のマフラーを織りましょう」では
千鳥格子を基本に、主に洋式の機がけのやり方を解説しています
織り機に経糸をセットすることに苦労されている方に役立つヒントを
たくさん紹介しています
(抜粋がスコットランドチェックの本に掲載されています)

千鳥格子が問題なく織れるようになったら
「色々な綾織」に進んでください
最初の方で組織図を自分で書く提案をしていますが、
その図の意味が解ってくると、他の本などの組織図も読めるようになってきます

オーバーショットは組織図がつきもの、綜絖通しも複雑です
綜絖の通し方と織り方の図を見ながら織ることはできますが
何をどうしてこの模様が織れるのか理解できたらもっと楽しくなりませんか?

教室に入る前に「色々な綾織り」を買って勉強したMHさん
「説明も良くわかったし、読んでいたら先生の声が聞こえてくるようだった」と話してくれたら
教室卒業を機に自分の織機購入を決めたKMさん
「そうそう、改めて冊子で復習したら先生の声が聞こえてきました~」と・・・

簡単なことから少しずつ進めていくと
気が付かないうちに理解できる思考回路が構築されて
難しいと思っていたことが理解できるようになります
面倒がらずに、隅々までよく読んで、自分でノートを書いてみてくださいね

冊子に出ているデザインを早速織ってくださったNさん
ブログで紹介してくれました
楽しく織って、いつも応援してくれている嬉しい織り仲間です

山形のことなどお知らせしたいことがたくさんありますので
頑張って発信したいと思います
(実はパソコンより手仕事をしたいんです・・・)

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