体験講習 報告

先日お知らしたオーバーショットの体験講習にお二人来られました

午前中は今年になって4枚綜絖の織りを始められたOさん
カード織りを自分で挑戦して織っていただけあって
一つ一つを確かめて、理解をして、自分の書き方でノートに書き留めて。。。
今すぐ解らなくても、続けていくと、いつか “これ”と “あれ” がつながって、
「あ~ そうか」と わかる時がくるでしょう~

午後から来られたのは以前工房に来られて冊子を買って下さったMさん
冊子を見ながら織ったものをご持参くださいました

初めてオーバーショットを織ったとは思えないでき栄えですお手持ちの色々な毛糸を使って試されていて
次の作品へつながると思うのですが
模様が織れたことが嬉しくて、織りあがって終わりになっていたようです

使った糸の太さ、性質、密度、段数などと織れた模様を注意して見て
次のために、これで満足?何かを変えるともっと良い作品にならない?と
ちょっと考えてみてください~

「質問にお答えします」では
色々と違う糸をどのように使ったら良いのかが解らないというご質問でした
そこで、梳毛糸と紡毛糸のお話をしました
手編み用の糸は梳毛糸が多く、手編みにすると編地もきれいだし良い風合いなのですが、
織るとどうしても固い風合いで重くなりやすいですね
それに対して紡毛糸(タリフの糸はこれ)は膨らみが出て、縮絨しやすい
糸を見た時にそれはどっちのタイプ?と見ると少しわかってくるでしょう

織るのが楽しくて、でも出来上がったものが何にもならず溜まっているというお話でした
私だってそうでした・・・ (昔のものは見せたくないものがたくさんあります)
いつまでもそれでは楽しさ半減ですから、少しずつ完成度を上げることを考えてはいかかでしょう?

織りは織り方が書いてある表を一つ一つ確かめながらすすめ
時間内に織りあげられました (写真忘れました!)

今回の体験、春から工房のお仕事を手伝ってくれているMHさんが教えています
4枚綜絖の織り経験はそれほど長くありませんが
「色々な綾織り」を自分で勉強してから工房に来られただけあって
自分のものになっているし、初めて織る方のことが良くわかり、説明も上手です
他の日はまだ空きがありますから、ご連絡くださいね

通常の体験講習の申し込みも入っていて
工房の中にまた新しい風が吹いてくれそうです
教え始めた頃の初心に戻って、私も楽しみたい!

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