ずっと前に紡いでそのままにしてあった糸を洗いました
毛に少し脂が残っているので、紡いでから洗う必要があるからです
コリデールはとてもフェルト化しやすいため織り用の糸ではなく
梳毛糸やセミ梳毛の糸の手編み用の糸にしました
娘が紡いだ紡毛糸も撚り止めしたため
両方を一緒に干すことになって、糸の性質が正直に出た結果を目にしました
右(甘茶と白)は、私がコリデールを梳毛やセミ梳毛に紡いだもの
左は娘がダウン種の毛をローラグにして紡毛糸に紡いだもの
同じニディノディでかせあげしているので、同じ長さだったのですが
洗って見ると紡毛糸は弾力性が出て短くなっています
羊毛の持っている性質、糸の形状の持つ性質が
その後どうやって形にするかではなく
この時点で決まっていて作品に反映されるのですね
ちなみに紡毛糸の紡ぎ方が色々あることがわかってきました
一口に紡毛糸紡ぎと言っても微妙に違うような・・・
そこが手紡ぎの楽しさのような気がします