2018年 8月 の投稿一覧

オーバーショットの体験講習

東京スピニングパーティー開催中に
タリフのブースで行うオーバーショットの講習のお知らせです
約10cm角のコースターを織って頂きます
経糸はセットされていて、織りやすい小さなリピートです
今回はアシスタントをしてくれているHさんが、付きっ切りで見てくれますから
オーバーショットを織ったことが無い方でも大丈夫です

所要時間30分~1時間
15日、①10:30~ ②12:00~ ③13:30~ ④15:00~
16日、①10:30~ ②12:00~ ③13:30~ ④15:00~
   (赤字は申し込みがありました)
事前申し込み weaving*jcom.home.ne.jp *をアットマークに変えてメールを送ってください
当日は予約を優先させていただきます 
料金 700円

タリフオリジナル冊子3冊目「オーバーショット」
4月に販売を始めて以来5か月で200冊が手元を離れていき、先日2版を印刷しました
冊子を見て織ってくださった方から写真も届いています

冊子を見てわからないところがあったら、会場で質問してくださいね
よく、私が他の人と話していたので、声がかけられなかったと、後で聞くのですが
他の人と話していても、どんどん割って入ってください
みんな一緒に話していると、思わぬヒントを拾えるかもしれません
織った作品も見せていただけると嬉しいです
スピニングパーティーには初めて織る人のための糸セットなど持っていきます

一緒に他の冊子や本も売れています
このブログとウェブショップで紹介しているだけですから
正に口コミで広がっていると思われます
特に「色々な綾織り」については、
「これまでわからなかったことが、良くわかった」
「よくわかる説明でした~」
「説明を読んで進んでいくと、よくわかりました」
「このように教えてもらったことありませんでした~」
などなど、お会いしたことが無い方々からも感想が届いています

そんな言葉に励まされつつ、新しい提案をしていきたいと思います♥

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たくさんのふしぎからお知らせ

先日、穂積さんが怪我をされ、出演ができなくなったため
この対談は延期されました


『すてきなタータンチェック』刊行記念イベントのご案内です!
穂積和夫と大橋歩が語るファッション・イラストレーション
9月8日19:00から銀座蔦屋書店
詳細はこちらこちらをご覧ください

私は知らなかったのですが、この組み合わせは超豪華だそうです
偶然、妹が母のところへ来てくれる週末なので、私も行かれるかな~

たくさんのふしぎ9月号「すてきなタータンチェック」についてお知りになりたい方は
こちらをご覧ください

今日は編集者のMさんが工房にお貸しした本を返しに来て下さり
本完成までの裏話を色々伺いました
はっきりしないところを最後までこだわり抜く姿勢が
この充実した内容を作りだしているのですね
多くの方々が楽しんでくださっているそうです
(9月1日からオリジナルタータンのキットと本をタリフのウェブショップで販売します)

スコットランド、タータンの第1人者Brian Wiltonが本とイラスト、タータンデザインを絶賛してくれました
このデザインをスコットランドのタータン登記所に登録することを進めています

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グアテマラの織りWSのお知らせ

グアテマラの織り体験のお知らせが届きました
「手織りのためのスコットランドチェック」の編集をしてくれた方が企画しています
関西では度々講習会をされているようですが、東京に来てくださるんですね

友人のTESSILEさんが何度もグアテマラに通い、
手織工房タリフでも腰機の実演をしてもらったことがあります
簡単な道具で複雑な模様を織る知恵はすごいなぁ~と思いました
織り機で織っている方にも何か良いヒントが得られるかもしれません

お問合せ・お申し込みはkazzsugano@yahoo.co.jp 菅野さんまで
詳しくは下をご覧ください

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恒例八ヶ岳のBBQ

今年も、父の友人たちが八ヶ岳に集まってくださいました父がいないBBQも2回目、また思い出が語られ
知らなかった父を見せてもらいました

息子の家族も来てくれて、先日編みあがったベストを孫にプレゼント
着てすぐ、孫が「写真を撮って~」と撮影会
今年、来年と2年位は着れそうです
少々熱中症気味の帰宅で、1日休ませてもらい
今日から3日間は長い夏休みだった生徒さん向けのオープン教室
9月1日から元に戻ります

今秋の新しいキットも1日から販売予定です
追ってお知らせします

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手編み用の糸で

教室の夏休み、いつもよりのんびりできた成果です


久しぶりに手編み用の毛糸で編みました
手持ちの糸がいっぱいあるのに、街の手芸屋さんで買った毛糸
普段あまりウールを着ないと、洗うのも大変そうで
これは洗濯機で洗える毛糸です

長男が小さいころ手持ちの固めの毛糸で編んで着せましたが
物心がついてからずっとウールは着てくれませんでした
それがチクチクして嫌だったと、言ったのは大人になってから

なので孫には柔らかい毛糸にしました
ばばの自己満足です

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毛糸の性質

ずっと前に紡いでそのままにしてあった糸を洗いました
毛に少し脂が残っているので、紡いでから洗う必要があるからです

コリデールはとてもフェルト化しやすいため織り用の糸ではなく
梳毛糸やセミ梳毛の糸の手編み用の糸にしました

娘が紡いだ紡毛糸も撚り止めしたため
両方を一緒に干すことになって、糸の性質が正直に出た結果を目にしました

右(甘茶と白)は、私がコリデールを梳毛やセミ梳毛に紡いだもの
左は娘がダウン種の毛をローラグにして紡毛糸に紡いだもの
同じニディノディでかせあげしているので、同じ長さだったのですが
洗って見ると紡毛糸は弾力性が出て短くなっています

羊毛の持っている性質、糸の形状の持つ性質が
その後どうやって形にするかではなく
この時点で決まっていて作品に反映されるのですね

ちなみに紡毛糸の紡ぎ方が色々あることがわかってきました
一口に紡毛糸紡ぎと言っても微妙に違うような・・・
そこが手紡ぎの楽しさのような気がします

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ゲンノショウコからもっらった色

ゲンノショウコを煮だした染液で毛糸を染めました

今回染めたいのは、アラン模様のカーディガンを編むための毛糸
ずっと前に編みかけて糸が足りなくなったことがあったので
多めの700gは染めたい・・・ Knockando Woolmillの毛糸です
私が持っている一番大きな寸胴鍋が15リットルなので
染められるのは500g
そこへ、100g×7かせ(実質800g)を入れました
ここから少々無謀ですね

染液はできたのに、続けて染める時間が取れず
まず朝から夜まで、染液に浸けただけで放置
夕食後から加熱を始めました
ムラになるとこまるので、ずっと糸を動かしていました
柔らかい毛質の糸なら、きっとフェルト化してしまったでしょう
この糸はノルウェー羊毛の張りがある毛質なので大丈夫でした
染液は濃い紅茶よりもっと濃いこげ茶
沸騰直前まで温度を上げてから10分くらい
火を止めて後は冷めるまで放置 丸1日かかりました

これが媒染する前の色鉄媒染でグレー系にします
媒染時間がとても短く、また煮る必要も無いし・・・
いつも、ほんの少ししか使わないので、調べていなかったのですが
2%媒染だと16g要るのですが、なんと6gしかない!!!

40度のお湯に鉄を溶かして、糸を一度に投入
みるみる黒っぽくなっていきました

約10分浸けて後はすすぎ
こんな色になりました
媒染剤がかなり少なかったけれど、きれいなモカブラウンで気に入りました
もっと丁寧なやり方もbaru先生に教えていただいたのですが
時間も手間も限られる中で、かなり乱暴な染だったようです~
先生から、「結果オーライでいいですよ~」とメールをもらって
染めて良かったな~と思った次第です

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植物の持つ色

久しぶりに寸胴鍋を引っ張りだして、
山から持って帰ったゲンノショウコを煮始めました

持って帰ったのは、集めてから他の葉っぱや土を除いてあり2.3㎏ほど
一度水でジャブジャブ洗い、土を落としました
なるべく濃い色にしたいので、寸胴鍋目一杯入れて煮ようとおもいましたが、
火が通ってもあまり減らず、小さい方の寸胴鍋に入ったのは2/3位でした
水から沸騰直前まで熱くなったら、色が出ています
それから約1時間煮ました
本にもタンニンが多く、それで染まると書いてありますが
1回目の液は濃い紅茶ほどの色になりました

2回目を煮ているところです
3回分くらいを合わせて、毛糸を染めたいと思います

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草取りの副産物

今週後半は八ヶ岳の家へ来ていますが
想像通り、草はすごく伸びているし、あちこち草だらけ

という訳で、いつものことですが、みんな良く働きます

息子は草刈り機で広いところを
娘と私は車を止める通路の草取り・・・

今年はどういう訳か、草の中のゲンノショウコが目につきます

染めることもできるはず・・・
という訳で、草取りをしながら集めてみました
ざっとバケツ3杯くらい

時期が良いのかもわかりませんが
明日帰京したら、さっそく煮てみたいと思います

私の左人差し指が時どき不調を訴えるので
なるべく左手で草を抜かないようにするのですが
カマは右手しか使えないし、
草取りに夢中になると左手が活躍しています~
左手は結構 働き者です
左利きではないけど、左手しかできないこともありますね

都合をつけて母の介護を担ってくれた妹に感謝!

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