平織りに続いて、綾織りです
平織りより、密度を少し上げないと同じような風合いにはなりません
理由は、経糸、緯糸共に2本単位(2本上、2本下)で織られているからです
平織りは1本ずつ、(1本上、1本下)
1本おきに緯糸が上に行ったり下に行ったりするので、スペース要りますね
平織りに比べて、厚みが出て柔らかい風合いになります
この糸、この密度で綾織りを織るのは結構難しかったです
前にも書いた様に、経糸を開いたまま緯糸を打ち込んでも逃げていってしまいます
隙間がたくさんあるので、いくらでも緯糸が入ってしまいますが
これは実験なので経糸の密度に合わせました
これは、縦方向、横方向共に糸が戻る隙間があるからか
若干横長になったくらいでした
今回試した、3/cmと4/cm 平織りと綾織りの中で
元の玉に巻かれた手編み用毛糸の風合いに一番近かったのは
3/cmの綾織りでした
編み地も編んでみたので、工房に来られたら、触って比べてみることができます
この糸は、洗っても変わらりませんから、マフラーにするなら
織りやすさも考えると、平織りは3/cm 綾織りは4/cmの密度が良いようです