ヒントの最後は、綾織りのステップです
綾織りは、綜絖を1と2、2と3、3と4、4と1 という順番に動かしていきます
アッシュフォードの卓上機は、構造上好きなタイアップができず、
1番手前の綜絖を左端のペダルにしか繋げません
2番目は左から2本目のペダル、3番目は3本目
1番後ろの綜絖は右端です
両足を一つずつ右に移動していると、踏み間違える時もありました
そこで、タリフでは、片足ずつ移動するステップを使っています
1と2の次、右足はそのまま、足をクロスして左足で3を踏みます
3と4になる時には、左足はそのまま、右足を4へ、4段目は左足を1へ
足がクロスしていると2と3なので、自分がどこにいるかが足の位置を確かめなくてもわかります
と言っても、すでに慣れていらっしゃる方は間違いなく織れるので、変える必要はありませんね
上の図にある矢印は、緯糸を入れる方向です
逆にすると端の糸が織り込まれません
なぜでしょう?
緯糸が出てきている側の端の糸が上か下に動かないという組み合わせになってしまうからです
このように、あれ?って思ったら、良く観察して考えてみましょう
何が正しく、何が間違いはありませんが
工夫するともっときれいに織れたり、早く作業ができたり
もっと楽しくなります〜
この4つのヒントに関して、何か不明なことがあったら
遠慮なくお問い合わせください