夏休みの終わりに、縫い物をしました。
今頃になってやっとそれにボタンホールとボタン付けをして仕上げました。
気温が下がってウールの季節になったからでしょうか?
茶色のチェックは40年くらい前にスコットランドで織った布
オーソドックスなチェックだけど、仕立てたら可愛い!
グレーのストラップは、ラムウールとモヘア
箱に入ったクレヨンみたいで、お気に入り
とっても軽くてカーディガンのように着られるジャケット
緑とチェックのベストは、ラムウールとモヘア
焦げ茶のベストは経糸緯糸とも紡いだ糸
経糸は焦げ茶の無地
緯糸は白や焦げ茶が混ざったジャコブをそのまま紡いだ凸凹の糸
経糸も緯糸も比較的甘撚りで柔らかい布
今は見本だけど、誰に着てもらえるかなぁ〜と思っています。
焦げ茶の手紡ぎはすでに教室で大人気
手織りの服地は色々ありますが、私はきちんと仕立てられる布が好きです❣️
2023年 10月 の投稿一覧
ベストとバッグのお仕立て
タリフのベスト用生地キットで布を織ってくださったお客さまから
お仕立てのオーダーをいただきました。
定番の形で、サイズ確認のため別布で縫った見本をお送りしました。
定番の形で、サイズ確認のため別布で縫った見本をお送りしてサイズ確認。
若干チェックの不揃いはありましたが、許容範囲❗️
脇線を後ろにずらして、背中心の剥ぎがない着丈の3倍の用尺でベストができて
まとまった布が残りました。
ベストは私が、残った布でバッグを娘が縫いました。
気に入っていただけて良かったです。
右下はこのベストシリーズの元になった母が縫ってくれたベスト。
子育ての中断から初めて紡いだ糸で織った布。
用尺が足りず肩に革を使っておしゃれ❣️
ちょっと寒い時に、エプロンの上からすぐ着られるし、暑くなれば脱げるし
今の時期、とても重宝します。
マフラーはもう要らないという方、ベスト生地を織ってみませんか?
詳細はwebshopの「ベスト用生地キット」をご覧ください。
このキットはラムウールではなく、もう少し太い腰がある羊毛の糸です。
型紙の販売のページにお仕立てについても書いてあります。
1歩踏み出してください❣️
2日間のスピニングパーティーで、繰り返しお話ししたことがいくつかありました。
同じ思いの方がいらっしゃると思うので、お役に立てれば、、、
「織り機は手に入れたけどまだ糸をかけてないんです〜」
そうなんです。
やりたい気持ちは大きくても、初めてはまとまったパワーが必要❗️
同時にいくつものことを注意しながらするので
<大変じゃない>訳が無い‼️
教室に長く通って経験がたくさんある方でも、
自宅で初めて1人でする時はとても大変です。
大変さ覚悟で、まず1歩踏み出してください❣️
トラブルになりたくなければ、説明書を隅から隅まで何度も読みましょう。
読んで理解できなければ声に出して読んでみましょう。
耳から入る音で理解できるかもしれません。
私も文字から読み取るのが超苦手
ペラペラおしゃべりするのに文字に書くのはすごく時間がかかる
初めては苦労しても、頑張って同じことを繰り返しましょう。
同じデザイン
同じ糸(色は変えても大丈夫)
同じ本数
同じ長さ
糸や条件が変わると、ちょっとしたことが変わって
自分ができていないところが見えてきません。
お勧めは、綾織りなら4本ずつ色を変える、千鳥格子のデザイン❣️
自分がどこにいるのか分かりやすいので、迷子になり難いです。
4本ずつ色を変えた経糸
4段ずつ色を変えて織る という条件です。
リジッド織り機なら「手織りのタータンチェック」のリジッドのページ、
4枚綜絖ならタリフのオリジナル冊子「千鳥格子のマフラーを織りましょう」を参考になさってください。
「手織りのタータンチェック」の巻末にも抜粋した内容があります。
冊子の名前からはわかり難いですが、洋式の機かけの詳細を解説しています。
特に経糸の巻き取りがスムーズにできるヒント満載
1番重要なのは自分で考えること‼️
書いてあることが絶対に良いという訳でもありませんから
何度かやってみて、自分に合ったやり方を見つけてください。
Happy Weaving
スピニングパーティー
2日間の東京スピニングパーティーが終わりました。
会場にお越しいただいた方々、ありがとうございました。
諸事情から、今年はスペースを小さくして仲間と一緒
新事務局の運営で、これまでと違うことが多々あって、常連出店者たちは入場者の方々が減るかも?という心配していましたが、心配を吹き飛ばすようなお客さまに来ていただきました。
タリフの周りは賑わっていました。
凄い〜と思っていたら、どうやら場所によって違っていたとか。
繰り返し来てくださっている方、初めての方、
インスタを見て質問に来られた方と熱く語る機会をたくさんいただきました。
リピーターの方も、初めての方も、お会いできて嬉しかったです。
また織りの質問や、以前お買い上げくださったキットがそのままとか、
織り機を手に入れたもののまだ糸をかけていない〜という方々も、お声かけいただき、お話ししました。
短時間ではお伝えし切れないことが多いのですが、ご自分で良く考えてみてください。
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