全て貴重な体験

講習の合間をぬって先日紹介したタータンタイプの服地を織っています
8段、16段と度々チェックのサイズを確かめながら織っていたのに
木曜日に、1ヶ所8段も多く入れた間違いに気がつきました

1ヶ所間違えると、次々影響もで~る~ と思い切って解くことにしましたが・・・・・・・
良く良く見ると、戻ること3パターンも1リピートの中の1ヶ所に4段ずつ多いところがあります
長さにして50cmくらいあるので、しばらく、自分のミスに唖然、どうしたら良いのか決められないほどでした
手がつけられないまま、木曜の仕事は終わり
金曜は1日他での仕事と家での用事

今日、思い切って、縦糸が持てば全部解くことにしました
解くと言っても、1段ずつ戻るわけではありません

横糸を両脇と真ん中で切って、抜いていきます

縦糸を切らないように、少しずつ縦糸を広げ、はさみを注意深く入れて切ります

解いたのは50cmほど、取った糸は90gもありました
織るより長い時間をかけて解き、ロスは1日以上

解いてよかったのか???
それはどちらとも言えないでしょう
これだけ解いて、切ってしまった縦糸は2本だけ、縦糸もひどく毛羽立つことも無かった と思いました
でも、織り始めてみたら、両脇の縦糸が伸びているので、打ち込みが均等に入らず
その部分が目立たなくても傷になるでしょう
今回は糸が多めにあるので、良いのですが
糸のロス、時間のロス、おまけ糸を広げるために親指の爪が痛くなったことを考えると
解かずに仕立ての時に程ほど柄あわせをしてもらったほうが良かったかもしれません

細い糸でタータンタイプの大きなチェックを初めて織りました
思ったより気楽に織れると思ったのが、思いがけない落とし穴でした
いつまでも落ち込んでいないで、残りを楽しんで織り、次の教訓に生かしたいですね

この話を母にしたら、『ちょっと疲れすぎているんじゃなあい?』
いくつになっても、母に見抜かれています

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