ここ数年冬ものが出てくる頃になると、白黒の千鳥格子やグレンチェックを多く目にします
このグレンチェックの背景をご存知ですか?
世界中のアパレルにこれほど貢献したチェックは無いと言われているグレンチェック
正式には Glenurquart(スコットランドの言葉でアーカート渓谷の意)いう名前があり、1840年代スコットランドのハイランド、ネス湖のほとりに広がるアーカート渓谷の領主さんが自分の領地のチェックが欲しいとデザインしたものです。 当時 氏族だけがタータンを持つことを許されていたため、氏族ではない領主は自分のタータンが持てなかったという事情がありました。
そんなスコットランドチェックの発達の裏には悲しい歴史もたくさん
先日、アメリカ原住民のナバホの歴史を伺った折りにも、権力の下には、人知れず悲しい人々の暮らしがあったと聞きました。レ・ミゼラブルの話の民主主義獲得の道筋にも、多くの命の犠牲がありましたね
国は違えど、どこも同じ様な道をたどって、現在に至っているのですね近代では、だれでもがオリジナルタータンを持てるようになり、その数は6000とも7000とも言われています
このようなスコットランドチェックを基本とした、手織のためのチェックデザイン講習会を致します
千鳥格子・グレンチェック・タータンタイプと3つの課題に分け、夫々の基本と応用
手織りという枠の中でオリジナルチェックのデザインが出来るようになるための講習です
実例もたくさん用意しています
日 時 2014年1月18日(土)19日(日) 10:00 ~16:00
場 所 手織工房タリフ
講習料 23000円(含 糸600g)
定 員 8名詳細はこちらをご覧ください