昨日の講習でAさんがストールを織りあげました
いつも織機にかけて写真を撮るので、今回はボディーを引っ張り出して巻いてみました
好きな色合いを選んで、相談しながらデザインしました
夏からしばらくお休みしていたAさんですが、すっかり復帰、
お喋りしながらも間違えなくきれいに織れました~
そして嬉しいメールも・・・
ご自宅の『織り部屋が家族の物置になってしまって・・・』と
しばらく手織りから離れていらっしゃるMAさんから写真が届きました
以前織られた布をお嬢さんがジャケットに仕立てられたそうです
ここでは見えませんが、きれいに杉綾の模様が入っています~
今私が準備を進めている小冊子の1冊目は洋の機掛けの方法ですが
この一連の写真を撮るきっかけをくださったのがこのMAさんです
自宅でもできるようにとカメラ持参で工房にみえ
次の時には自分でパソコンを駆使してテキストに仕上げて来られました
生徒さんの中で一番の人生の先輩で、
いつも、ちょっとの事では諦めないパワーに励まされます~
そうそう、我が家の96才、この雪の中帯広行きを大変な思いで断念しました
幸運な人で、大変な状況にみえていつも何とかして生きてきたのですが
さすが、今回は家族としても出す訳にはいかず・・・
最後は北海道の天候不良が報じられ、諦めました
ふてくされ顔の父は子供の駄々をこねた後みたい・・・
『良く諦めました』と私からケーキのご褒美をプレゼント、
ちょっと機嫌が良くなりました~~
元気で来たものほど、老いと向き合うことが難しそうです
先日娘がおばあちゃんのお雛様を飾りました
母が生まれた時に母の叔母から贈られたものとか
88年経って金屏風は剥げているし、お雛様の着物も色あせかけているけれど
何か今の物には無い思い深い雰囲気があります
自分が小さかった頃をちょっと思い出しました