綜絖の番号は奥から?手前から?

ボチボチと『千鳥格子のマフラーを織りましょう』にご注文を頂いています

それに伴い時々買ってくださった方とやり取りをする機会も増えました

簡単な織機で平織を織っていたけれど、
4枚綜絖で織ってみたいという方が買ってくださっている場合もあるようで、
4枚綜絖の番号と通し方のちぐはぐなところの質問が届きました。

綜絖の番号は奥から1なのか、手前から1なのか
これはどちらが正しいということはありません

いずれも、確かな事実と出会ったわけではありませんから
諸事情を考え合わせて一番納得がいくことを私の説としておきましょう

これは以前彦根さんがブログに書いていらっしゃったように、
どの様に織機に経糸をセットするかも関係しているようです

経糸を先に巻き取ってから、織機の前に座って綜絖通しをする場合
右利きであれば自然に右から始めるでしょう
手前から通すより奥から通し始める方がやり易いですね
そうすると自然に奥から1,2,3,4でしょう

先に筬に経糸を通してから綜絖に通して巻き取る場合
織機の後ろ側に座り、同じように右の奥から綜絖通しをすると
織る側から見ると手前、左から通し始め1,2,3,4となりますね

通し方は全く同じです

織機の前に座って左手前から通し始める友人もいます

私は手前が1の方が都合が良い点が多いという理由で
手前から1,2,3,4と呼んでいます

ヨーロッパでは奥が1
アメリカではヨーロッパ式から手前を1と呼ぶように変わったと書いてある本がありました
日本は両方ありますね

だから綾織りが難しいと思われているのではないでしょうか???
最近の作品

Hさんは2枚目の8枚綜絖2重織のブランケットを織り始められました
1枚目の時は全面同じ柄にするために、その都度タイアップをかえていましたが
今回はペダル2本を同時に踏む組み合わせをHさんが考えて、タイアップはそのまま織っておられます!


小さい柄のオーバーショットが続いています
これはWさんのウール、表と裏(どちらでもよいのですが) 水玉模様みたいでかわいいですね


3/16の綿糸を使ってKさんのブックカバー

Mさんは初めてのオーバーショット
次の本番に向けての練習です



Yさんの大きなマットも織りあがりました
幅80cm長さ130cm位、
色が良く出ていません~
中々織り進まないので、
とてもよく頑張りました私の服地も織り終わったのですが、写真を撮るのを忘れて仕上げに送ってしまいました~
戻ってきたら見ていただきますね

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