手紡ぎ糸の作品

6月に入って、教室を再開しました
タリフの教室は全て予約制なので、1日に人数を2〜3人です
来られた時の手の消毒、マスク着用、昼食は離れて食べるなど、注意しながら、でも楽しく過ごしています
やっぱり他の人たちと会うのは一番良い活力ですね

このところ手紡ぎ糸で織る方が続いています

経糸の巻き取りが終わったところでお休みに入ってしまったCMさん(写真左上)は
ゴットランドの毛を紡いで、一度は編み作品にしたものの着ないのでと解いた単糸です
毛にとても張りがあり、モヘアのような風合いです

元生徒さんのKMさんは、外出自粛が始まってすぐに、タリフの糸でモチーフ編みを始めて、ステキなベットカバーを編み上げました
今度は、手紡ぎした糸を織りたいと、単発講習に来られました
手紡ぎの糸はどうしても糸の太さや撚りが均一ではない為に
経糸を作る時になるべく混ぜて平均させたいですが、これがちょっと難しい…
という訳で、あれこれ考えた末に整経を一緒にして持って帰られました(右上)

お2人とも、baru先生に手紡ぎを習われているので、とてもきれいな糸に紡げていて
それぞれのカセに番手の差が少なく、ほとんど差を気にすることなく良い作品になるでしょう

もう一つの作品は、タリフの長年のスタッフAAさん
子供のように可愛がっていた愛犬2頭の残した毛を紡いでもらった糸を織りました

犬の毛を糸にするのは、とても難しいので、羊毛が半分ブレンドしてあります
糸に紡いだのはひつじやさん
費用はかかりますが、思い出が詰まっていますね
色に変化が無かった為、経糸は手元に会った太めの紡毛糸を使いました
色を変えることで、2頭の区別もできて良かったです

紡ぎを楽しみつつも、糸ばかり溜まっている…という方も
タリフの糸と組み合わせて織る方法もあります
自粛生活で固まってしまった思いを少し動かしてみませんか?

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