2021年 の投稿一覧

皆さまを工房にお招きいたします❣️

コロナ感染者数が劇的に減少して
やっと出かけたり、人と会うことができるようになりましたね
今年も、スピニングパーティーが中止になり、直接お会いする機会がありませんでした

お会いしたら見ていただきたかった物
1つ目「手織りのタータンチェック」の本❣️
         でもこれはまだ届かないのでどちらにしても間に合いませんでした
2つ目新しく作ったベスト❣️
          実際に布に触って、試着して、良さを感じて欲しかった。
3つ目新しく作った登録したタータンのキット❣️
4つ目教室で少しずつたまった半端糸のパックのプレゼント‼️
   ダーニングや、色を楽しみたい方が喜ばれるでしょう

ず〜っと、どこかで皆さんとお会いしたいと思っていました

幸いコロナ感染が落ち着いてきましたので、手織工房タリフへお越しください❣️
オープン工房をいたします

10月29日(金) 30日(土) 31日(日)  10:00〜16:30 
密を避けるために予約制といたします
①10:00〜12:00  ②12:00〜14:00 ③14:00〜終了
各時間枠で5名まで。問い合わせフォーム等からご予約下さい

糸の販売に加えて、明石恵子の手織り作品も販売いたします
講習はできませんが、織りの話しはいっぱいできます
疑問に思っていることなど答えを探しにいらして下さい❣️

30日は、外(ガレージ)で手織り体験をご用意いたします
初めての方、お子さん歓迎です 

合わせて、「chikunuiさんのお仕立てオーダー会」をいたします(30日31日)
本に掲載されたコートを縫ってくださった方で
私の手織りの服地で好きな服に仕立ててくださいます
これも予約制ですので、ご連絡下さい

感染者が減ってはいても、当日手の消毒、マスク着用、密でのおしゃべりは避けるを厳守してください
もちろん当日体調の変化がある方はお控え下さい

「人に会うって楽しいね❣️」最近教室を再開しての実感です
小さな楽しいを見つけてください😊

写真は先日端切れで作ったテディベア
作る人に似てますかね?

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段数定規

チェックを織るとき、特に注意するのは、緯糸の打ち込みを揃えることです

服地ならば、柄合わせをしますから、同じサイズに織れているというのは
服地の完成度にもつながります

チェックは経糸と緯糸を同じ糸、同じ色、同じ密度が基本で
一番難しいのは打ち込みを揃えことでしょう
そのために段数定規という、チェックの段数とサイズがわかるものを用意します

無地の部分が大きいところは、4段、8段、12段と細かく印を入れておきます
綾織りで8/cmという場合は物差しを使う事がありますが、
インチの筬を使っている時は、難しいですね

大きなチェックの服地を織るときは、4段〜8段で必ず当てて確かめます

ちなみに機械織りは、筬はいつも同じ位置で動き
1段毎に少しずつ巻き取ることによって一定の打ち込みに織られます
ということは、チェックを同じサイズに織るのは
手織りならではのテクニックですね

マフラーなど小さく柄合わせが必要ないものを織るときから
この段数定規を使って慣れるといいでしょう


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オシドリタータンの服地

本の表紙撮影のために織り始めて放置すること4ヶ月
やっと順番がきました。

久しぶりすぎて恐る恐る織り始めたのですが、打ち込みはほぼ揃い、ホッとしました。
でも油断をすると、チェックの1ブロック分で1段の差が、、、
これがもう1回あると、仕立ての時に柄が合わせられないということになるので
微調整したり、数段解いてやり直したりします。

今日は台風の影響で屋根に落ちる雨音を聞きながら楽しんでいます❣️

手織りのタータンチェックの本ですが、タリフにご注文くださったのが90件近く
ありがとうございます❣️
発送の準備を進めながら本が届くのを待っていますが、少し遅れているようです。

届き次第発送いたしますが、発売日より少し遅れてお手元に届くかもしれません。
心配せずにお待ち下さい。

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縫い物を楽しんでいます

ようやくコロナ感染者が減ってきて
タリフでも10月から教室を少しずつ再開したいと考えいます
ずっと前から縫いたいと思っていた物があるので
場所が使える今のうちにと、ミシンを出してきました

織った布の大きな端切れでベスト2枚縫いました


何でも自分で縫っていた母や家庭を持つ前に習っていた裁縫技術に
子供が小さい頃に子供服を縫った経験だけ
でも、縫い代の幅を揃えて切って、印も付けず、ピンを使ってしつけもせず
ミシンとアイロンを使いながら仕上げていきます

その後お直し屋さんで仕込まれた娘は、気が付かないうちに親を越してしまいました
私自身も、以前のようにきれいに縫えないなぁと思うことも、、、
根気が減ったのでしょうか?
同じようなことを母が言っていたのを思い出します

タリフの糸で織った布でこの形のベストに限り、縫製をお受けいたします

そろそろ本が出来上がってくるかな、と待ちつつ
もう少し縫い物を楽しみましょう

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ステキなタータンチェック

福音館書店の小学生のための月刊誌「たくさんのふしぎ」の
 2018年9月号『すてきなタータンチェック』が
この度、ハードカバーになって再刊されました

著者の奥田実紀さんが、タータンと出会ったカナダのお話しから
スコットランドのタータンへとつながり、スコットランドの文化や歴史など
子どもでもわかるように書かれています
そして穂積和夫さんのイラストが素晴らしい❣️
この本を記念してオリジナルタータンを織らせていただきました

タータンのデザインは福音館書店が所有していますが
ご自分のために織ることはできます
タリフのウェブショップでキットを販売しています

本屋さんで見かけたらぜひ手に取ってみてくださいね
追ってタリフでもお取り扱いいたします

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タリフの糸を体験して下さい❣️

タリフで販売しているスコットランド製の糸は
紡績の工程でつけられる油が残っています
その糸で織ったり、編んだりしてから洗うと
油が取れて毛が広がりふんわりフェルト化するのが特徴です
短い毛を糸にしている紡毛糸の特性でもあります

その糸を洗ってみて下さい❣️

ご希望の方に無料で洗った布と織って洗っていない布をお送りします
洗っていない布をぬるま湯に浸け、手を洗う固形石鹸を塗ってもみ洗いしてみて下さい
お風呂に入るついででもいいですね

これを考えているときに、織りのことでお問い合わせいただいた方が
手編み用の糸を使っていらっしゃることがわかり、早速お送りしました
実際に洗ってみて変化が解って、良かったと知らせて下さいました

そんなんです! 百聞は一見にしかず‼️
同じ毛糸でも何が違うのだろう?と思ってくれたら嬉しいです❣️

ウェブショップやHPのお問い合わせフォームでリクエストして下さい

「手織りのタータンチェック」は9日に無事校了となり
金曜日から遅い夏休みで八ヶ岳で過ごしてきました

まだ 県を跨ぐ移動の自粛が求められているので
どこにも寄らず、誰にも会わないように食材持ち込みです
久しぶりに晴れた空に羊毛のような雲がきれいでした

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ベストの生地を織って下さい❣️

大変お待たせしました
ベスト用生地のキットと型紙がウェブショップに加わりました

ベスト用の生地は、ラムウールより少し太めの糸を用意しました
ラムウールは柔らかく、フェルト化するのが特徴ですが
それに比べて、硬めの毛質で厚みと腰がある布になります

マフラーはもう要らないけど、、、と思われる方にお勧めです

今回初めて提案するのは、フィニッシュツイルにチェックを加えたデザインです
表と裏(どちらでも良いのですが)の色の出方が少し違います
綾織り・6本/cm (4/cmの筬使用可) 

綾織りを織り慣れている上級者向けですが、教室で織られた方も迷うことがあるので
オンラインレッスン付きのキットも提案いたします

もう1つは服地ピッタリ ガンクラブのデザイン
これは平織りで織ることもできます
綾織り、平織り・5/cm 

ガンクラブは、織るときに緯糸の色替えが度々あって糸始末が大変なので
マフラーを織ることは少ないのですが、服地には適しています

提案するベストの型紙も用意しました
ウールの布を縫ったことがある方なら、難しくありません
表と同じに裁った裏地を中表にして縫い合わせてひっくり返す縫い方で見返しは付けません

また、ウェストまでの丈が短い形なので、フリーサイズに近いです
見本の写真は私が試着しています
通常Lサイズだけれど、私はMサイズのボレロ風が好きです

枚数限定ですが、縫製もお受けしたいと考えています

もちろんお手持ちのラムウールの糸で織りたいという方も大丈夫です
その場合、薄手になるので前ボタンが付いた形がお勧めです


もう一つお知らせ
オンラインレッスンを始めます
コロナ感染の終息の見通しも出て来ないので、教室をお休みしています
個別レッスンで皆さんに手織りを楽しんでいただくために、その時間を当てたいと考えました
すでに希望者があって始めています
講習範囲に含まれない内容は、無料でお問い合わせに応じていますので、ご利用ください
その場合は、フルネームと連絡先が必須です

手織りのタータンチェックは今日が入稿
昨晩最終の修正確認を終えました
地面を擦りそうな低空飛行が続いていた私たち
重い荷が降りたので、さぁこれから高度を少しずつ上げていきます❣️

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フェルトスリッパが生き返った❣️

スピニングパーティーでお会いした空飛ぶ羊さん
モンゴルのあたたかい靴下とフェルト雑貨を販売しています
その中でも目を引いたのが、フェルトスリッパ

とにかく足先が暖かい❣️
クッション性も良く、足に馴染んで履きごごちが良く
私はこの2年、真夏以外ずっと愛用していました
でも、工房の床がタイルカーペットで摩擦が多いのでしょう、裏の革に穴が開いてきました
修理はできないと聞いて、諦めるか⁉️

皮細工をしている友人から端材をいただき、Mが直してくれました
それまでの、あまり多くはない革の知識を総動員
でも新品のように生き返りました

工房の前の花壇の秋明菊が咲き始めました
スコットランドで見て植えたいと思ってから10数年
3月末に友人から株分けしてもらったものがしっかり根付きました
道を通る方々も楽しんでくださるでしょう

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どうしたら出来るか?

何か不便を感じたり、やりたいと思った事が頓挫したとき
あなたならどうしますか?
上手くいかない!と諦めますか?

物が無い時代に育った私は、子供の頃 欲しい物は自分で作るが当たり前でした
母も洋服を縫って着せてくれました
困ることは無かったけど、欲しい物がなんでも買ってもらえる経済でもありませんでした
それが身に付き、できないから諦める、妥協するではなく
どうしたら、希望通りにできるかの方法を考えるが習慣になりました

教室に来れた方々がタリフの工房には工夫がいっぱいあると驚かれます
やり難いと思ったら、どうしたらやりやすくなるかを考えます
整経長を決める時、テープメジャーは大体1.5mまでしかなくて、一気に計ることができない!
それならと、長いリボンや綿テープに5cm間隔の印をつけたものを作りました
仮筬の固定するのにいつも長めの紐を探すので、白いゴム紐で輪を作って固定専用に用意しました
などなど、整経周りの工夫をご覧下さい

自然に家族にもこの思考回路が引き継がれています
みんな作ることや自分で手間をかけて自分仕様にするのも好きですね
きっとそのための引き出しをたくさん持っているのだと思います
大事なのは、必要なタイミングで適切な引き出しを開けること

今日(日付が変わりましたね)は少々凹んで諦めかけた私を見て
息子が自分の引き出しを開けてくれました❣️❣️

手織工房タリフは、こんな私たちが身の丈にあった運営を心かけています
応援よろしくお願いします❣️

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3回目の校正真っ最中です

「手織りのタータンチェック」
3回目の校正真っ最中です
前回、これでもか‼︎と目一杯修正を入れたはず👍
でも3回目、修正がされていないところや
間違いや修正したいところ、同じ言葉が漢字とひらがなだったり
またまた赤字がいっぱい入りましたが
どこまで直してもらえるのかなぁ⁇

新しく加える「リジッド織り機でチェックを織る」のページは特に念入りにチェックしています

左右対称の文字が左
右対称じゃ分かりにくいですよね
(改行の位置‼︎)

3回目になって、こんなところに気になっています

校正を手伝ってくれるのは
今回もサンプルもたくさん織ってくださったHさんと
主にツイードを織りに通っているTさん
染織を教えている先生なので、また違う目線で見てくれています

一緒に仕事をしている息子娘もまた良く見ている
「変える」と「替える」の使い分けや
フォントのサイズが同じじゃ無いとか
アルファベット表記のsが抜けているとか
A/2の書き方が揃っていないとか

本がお手元に届いたら、私たちの努力をぜひ注意して見てくださいね

あと少し頑張ります❣️

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