2022年 5月 の投稿一覧

秋冬物お仕立てオーダー会

大きなチェックの赤いコートの仕立てをお願いしたのが縁で
その後もお客さまに私のツイードをお勧めいただいたり
タリフの生徒さん方の仕立てをしてくださっているchikunuiさん

https://instagram.com/chikunui/


初めてお会いしてから15ヶ月
でもずっと前からお友だちだったような気がします
これまでに手織りの布で仕立てて下さったのは14着
右端の4点は生徒さんが織ってお願いした物です
写真はchikunuiさんのインスタから使わせていただきました

赤いコートが2着あるのは、仕立てをお願いした時に偶然ご覧になったお客さまから
ご注文いただき、その方のサイズに合わせてチェックを配置して織りました
コートのデザインが少し違います


私の手織りの服地でお気に入りの1着を作ってみませんか?


お仕立てオーダー会
6月24日金曜日と26日日曜日 10時〜16時
午前中2人、午後2人 予約制
ご希望の時間をご予約ください
ご連絡、お問合せはタリフのHP、ウェブショップ、インスタなどからお願いいたします

またこの機会に手織りの作品や工房をご覧になりたい方もお越しください
人数が多くなり過ぎないようにするためにご連絡ください

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講習会楽しかった!

以前お知らせした機かけ講習会をしました
参加されたのは5人

それぞれ自分の織り機で織った経験もあり
そこから「機かけがどうも上手にできない」や
何か上手くできない問題を持って来られました

上手に機かけをするのは、整経がきれいにできていることが大事です
整経台のところにホワイトボードを吊るして
糸のこと、糸の太さと織る時の密度のことなど
ノートの書き方も提案させていただきました

時間が余るかと思いましたが
最後の実際の巻き取り作業で少し急ぎ気味になりましたが
それでも、納得できないところの質問にセッティングを変更して見せたり
上手にできる道筋のヒントはいっぱい拾っていただけたようです

今回初めての試みとしてオンラインと教室の生徒さんの希望者にzoom配信しました
ただ聞いていただくだけでしたが、復習になったり
自分の時には気がつかなかったことが良くわかったとの感想が届きました

更に経験を重ねる必要はありますが、良い一歩でした❣️

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タータン登録

1年半ほど前にタータン登録された証書が届きました

正式にはスコットランドのTartan Registerで認められて初めてタータンと呼べるので
日本でそれらしきチェックを全てタータンチェックと呼ぶのとはちょっと違います
それでも、デジタルの色を選んでデザインしての申請はどこまで違いが出せる?など
デザインが登録商標のように思うと曖昧な感じはしますが
1番大事な意味は、タータンの持つスピリットではないでしょうか

実際に織った布を提供して、それが永久保存されます


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機かけ講習のお知らせ

今週金曜日に工房で機かけ講習をします。


自分の織り機は持っているけれど、上手に使えていないという方のための講習会をいたします。

4枚綜絖綾織り、織り始めるまでの基本
*糸と布の風合い
*整経の注意点
*織り機へセット方法と巻き取り
*綜絖通し、筬通しのヒント
*織る時の注意点 

などなど、皆さんのこれまでの経験を活かせるように講習します。

使うのはアッシュフォード卓上機ですが
他のタイプの織り機でもできるやり方で実演します。

513(金曜)13時〜16
人数 8人 残り3席
参加費 4000
ご自分の織り機をお持ちの方対象

お申し込みはタリフのホームページやウェブショップの
お問い合わせフォームなどからお願いいたします

この講習加えて、オンライン講習を始めた方々と
リモート手織り教室の構想もできつつあります
以前の記事

写真は、自宅に織り機を持つことになったKさんが、自分の織り機で練習中
2回目の「今日は1人でやるので手を貸さないで下さい」と頼まれました

気がついても口を挟まないのは、結構大変‼️
でもそこから気が付かせてもらうことが色々あってありがたい❣️

大変だったと言われるかと思いましたが、充実していたとの感想でした
自分で考えてやってみるというのは、達成感が大きいのです!!
でもやってみなければいつまでも実感できません〜

楽しいと思えるようになる前には小さな工夫や努力が要りますね
そのお手伝いができれば嬉しいです

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手織り教室 生徒さんの作品2

昨日に続き、生徒さん方の作品紹介です

左はMHさん 忙しいお仕事ですが日を空けて通われています
義理の息子さんからリクエストのタータンイメージのマフラー
こだわりの色もご本人が選んだ色で、、、
差し色の明るめの紺がとってもおとなしい色になってしまいました

右上は服地で腕を上げたSHさんのブランケット
経糸は同じなのに緯糸の色を変えると違う表情を見せてくれます

右下は3作目のFSさん
差し上げる方に合わせて単糸でグレンチェック
さすが糸紡ぎをたくさんされているので、糸の扱いが上手ですね


これはM I さん
4枚綜絖を始めてから織った数は多く無いのですが
前回使った織り機の続きで初めての8枚綜絖!

まずは本の通りの4枚綜絖2つの組み合わせのデザインに挑戦
始めは???という感じでしたが、織り始めたら解ってきました
色の組み合わせで雰囲気が変わりますね

私は生徒さんの残りの経糸で筬を通し直してマットを織りました
私は経糸が見えない織りは好きではなかったのですが
ピーターコリンウッドのラグ織りを知って、時々楽しめるようになりました

4年前にタリフの仲間と山形の佐藤繊維の工場見学に行った時に
山形緞通(絨毯)にも寄って、ショップで残糸を買って帰りました
いつか織りたいと思っていたので、ちょうど良い❣️
色の組み合わせは良かったけど、太さが微妙に異なって
結局こんな色の組み合わせになりました
これで「いつか織りたい‼︎」のリストから一つ減りました

まだ写真を撮り忘れた方々の素敵な作品がたくさんあります
いつも賑やかな教室です❣️

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手織り教室 生徒さんの作品



上は、千鳥格子の次、2作目を少し幅を広くして織り始めました
アパレルの仕事で良い服地を見てからツイードに興味を持ち
自分でも織ってみたいと飛び込んで来られた若いS氏
目標がはっきりしているので、講習も2作目から服地が織れるようになるための内容です

左下は、Yさんの織りあがったばかりの1作目
安定して打ち込みも整っています
少し手織り経験はありますが、これからオンライン講習で
4枚綜絖の織りを覚えたいというご希望です

右下は、70代のWさん
編み物、裁縫の後、どうしてもしたかった手織りを始めて1年余り
息子さんからタータンチェックのマントを頼まれたことから
タリフを見つけて下さいました
これまでの織りと少し違うので、1つずつ確かめながら進めています

2枚目の写真はベテランさん

上は染織の先生をしているTさん
何でも良く知っているのですが、ウールの服地を織りたいと来られています
このデザインは試し織りの中から選びました

左下は一番長く来られているKKさん
お友達から沢山もらった刺繍糸をテーブルマットに織りました
色はたくさんあるけど、1色の長さがないので、とっても手間がかかっています
糸を下さった方が喜ばれるでしょう!

右下は若い時に着物地を織られた経験があるSKさん
長めのベストが欲しいと、初めてウールの服地タイプに挑戦!
タリフでベストキットを作っているナチュラルカラーの糸を使っています
打ち込みが揃わずに苦労されましたが、
打ち込む様子をメガネをかけて良く見えるようにして努力!
きれいに織れるようになり腕を上げました‼︎ 
自分で洗い、しっかり縮絨して、アイロンもしっかりかけて
とても良い布になりました

これはもうすぐ90歳のAMさん
工房始めたをばかりの頃に、タリフの機かけを「とても良い」と
タリフの1冊目の冊子「千鳥格子格子のマフラーを織りましょう」を
作るきっかけをいただきました。

一度は止めると織り機も手放したけど、どうしても諦められない、、、
久しぶりに工房に来られました
他の人のおしゃべりも耳に入らないくらい集中されていました
少しずつ楽しんでいただければ嬉しいです

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