工房へのお客さん

話はおとといになりますが
工房に英国人のお客様がありました
私の妹は社会人対象のデンマーク体操のグループをいくつか指導していますが
都内の広尾に一つグループがあり、そこへ英国の人が来ていることは聞いていました
その方が、1年半の滞在をもうすぐ終えられるとのことで、その前に尋ねてくださいました
それは、ずいぶん前に妹にあげた植物染色、手紡ぎのマフラーを見て
それと同じようなものがほしいと思ってくださったようです

まだ織り機が広げられずにいたころ、手当たり次第に植物染色をしていた時期があります
身近にあったブタクサで緑を次々染めたら、グラデーションができて
それを杉綾に入れて織ったものです

2年程前には、思わず買ってしまった原毛のコリデールのグレーを
白と混ぜる割合を変えて紡いだ糸をグラデーションに入れてマフラーを織りました
それを気に入ってくださいました
案内して一緒に来てくださったSさんも、
デンマーク製毛糸を使って織ったブランケットとを気に入ってくださいました

Sさんはデンマーク体操クラブ”アンセル”のメンバーで
デンマークから体操チーム受け入れをしたり
デンマークで開催されるの体操の大会に参加したりしている方
その糸は、彼女も知っている体操学校の隣にあった工場で作られたもの
自然色で、デンマークの羊特有のパリッとした風合いです
それを手に入れたのはもう25年位前、その工場はもうありません

短い時間でしたが、講習を受けに来ていたHさんも交えて楽しいおしゃべりをしました
『日本で、怒られたり、声を荒げられたり、という経験は一度もなかった 
 やさしいいい人ばかり・・・  』と言われたウェンディーさん
それは、彼女の穏やかな暖かい持ち味で、周りの人をやさしくしているからと言うのが私たちの共通した思いでした
私たちもそうありたいものです

思いもかけず、いくつかの作品が売れていったので
これから、クリスマス時期のデパートの1坪ショップ出展に向けて
講習を減らして、作品つくりに没頭することにしましょう

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