チェック講習2回目

日曜日にチェック講習会2回目の講習をしました

前回の宿題の、千鳥格子をベースにしたサンプル織りを、みんなが持ち寄りました
原案は、2色セットを6組を縦糸にして、横は縦糸と同じ色
その後、好きな色を組み合わせた、結構大きなサンプルです

夫々の織り事情に合わせて、大きなもの、小さなもの、色の様々でとっても良かったです
みんなのサンプルを見ながら色の話が沢山出てきました

一番多かった感想は、やはり色の組み合わせのこと
絶対に組み合わせないと思った色が、縦横の関係で組み合わせで出てきて
思いかけず、いい色合いになったり、楽しかった~ 

ちょっと宿題には大変すぎたかもしれないと、気にしていたので
40cm幅~80cm幅まで、自分の織機や時間に合わせて楽しんで下さった
次のチェックの色あわせの参考になるでしょう

この日の講習は、スコットランドのエステートツイードについての話から始めました
2005年12月に開催したスコットランドチェック展の折に展示した
伝統的なチェックと、それにまつわる話しを紹介しながら
ガンクラブチェック、グレンチチェックと、手織りとしてのデザインの説明につながりました


メインはグレンチェックとその応用として、色を加えて自分のオリジナルデザインを作ること
色の分量、織機にかける本数など、図を書きながら、計算しながら、注意深く考えました
これまでの経験から色の組み合わせはアドバイスさせていただきましたが
果たして実際織って、思った意図が出てくるのでしょうか???
こればかりはやってみないとわかりません
次回集まる作品がとっても楽しみです

以前、単糸を買って下さった方から切れるというお話しがありました
その為、今日は3週間ほど前から思い続けていた、スーパーソフトの単糸の服地をやり始めました
デザインの都合で、1色2本取りで、一度に2色、計4本を同時に6m整経
2cm間隔の仮筬を使い綾棒を通して男巻きに巻き取ります

特に切れて困る事はありませんでしたが
感想としては、整経を丁寧にしておくと、後の巻き取りに余り手間がかからず
良い縦糸が脹れるということ
今日は、他の事をしながらの作業だったのでちょっと気が散り
その部分はどうも均一さが欠けていたようです
それも、綾棒を移動する時に均一になります

1本だけでは結構弱い糸ですが、束にするととっても強い
さすが工業用の糸だなぁと思いました
細いので織るのがちょっと大変ですが、またものさし片手にサイズを測りながら織りましょう

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