これまでに撒いた種の実りの収穫と、そして次につながるたくさんの種撒き
いつもはメールや電話でつながるお客さんや
30年以上会っていない古い友人と思いがけない再会
初対面の方と海外の共通の友人を見つけたり と様々な出会いを頂きました
これが、スピニングパーティーの凄いところ
今年のテーマは「藍染」 多くの人が興味を持つテーマに
これまでで最高の来場者を記録したそうです
タリフのブースにも沢山の方が足を止めてくださいました
私達の今年のテーマは玉巻きからコーン巻きに変更した定番全色(54色)を見て頂くこと
手作りの棚に並べました
もう一つはスコットランドの紹介
今年のツアーの写真を見て頂きました
「日本の人たちに見せて欲しい」とお世話になった方に託されたHawick Tartanのブランケットを背景に盛りだくさんだった旅の写真を並べました
右に見えるのはKnockando Woolmilが再現した1775年のタータン
そして、沢山の方に手に取って頂いたのがタリフのオリジナル冊子です
綾織りと柄が織りだせるということに興味をお持ちの方が多いと感じました
当ブログでも綾織りや4枚綜絖に関する記事のアクセスが続いています
2枚綜絖から4枚綜絖へ進むのは、確かにハードルはあります
そこで立ち止まって迷われる方々へお薦めしたのは
1.千鳥格子を同じ糸(色は違っても)で間違わず、迷わず出来るようになるまで沢山織る
2.色々な行程(ノートの書き方から機掛けの仕方、通し方、綜絖の動かし方など)自分の基本を持つ
洋書も含め、色々な書き方や綜絖の番号の付け方、ペダルのつなぎ方など、実に様々な情報があります
それをこれはこの本を見てその通り、次は違う本の通り・・・としているだけだと
同じことをしていても、それが見えてきません
自分の基本を持つと、それと比較してどうなっているかが見えてきます
1、の同じ設定で何度も繰り返すと、どこが間違ったのか、やり難いのか、など気が付くのですが
糸を変えただけで、扱いが変わり、糸の扱いの違いに迷子になってしまいます
迷子にならずに4枚綜絖を覚えられるのが千鳥格子
なぜって、4枚綜絖は4の数の繰り返し
経糸は4本ずつ色を変える(綜絖通しで迷子になり難い)
緯糸も4段(綜絖1と2,2と3、3と4、4と1の4通り)の繰り返し
自分がどこにいるのか解れば、迷ってもすぐ戻れます
迷子にならずに織れるようになると、何か違うものが見えてくると思います
同じことを繰り返す内に頭の中にこの思考回路が構築されて
「あ~そうか」と思えるときがあるでしょう~
最後になりましたが、このイベントのために心を尽くしてくださった青島さん
リーダーを助けて細かい心配りで働いてくださったスタッフの方々に感謝いたします
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