今月始めに織り機にかけた経糸を織り始めました。
糸は40年ほど前に手に入れたデンマークの小さな紡績工場の物。
まだ毛糸のことはあまり知らなかった。
張りがある羊毛で撚りが甘い。
摩擦と引っ張りでとっても切れやすい。
織り始めて少々後悔、でもこの経糸を織るしか無い❗️
柄も見え難いし、経糸に負荷をかけたくないので、間違えないように集中力が要ります。
何でこんな面倒くさいことをしているだろう、と思いつつ、
でも地域の羊毛を集めて古い機械を動かして糸を作っていた人たちを思い出すと、やっぱり糸を布にしたい。
今日は教室もお休み。
朝から織って、集中力が途切れて散歩に出ました。
きれいな紫陽花が見れて、良い気分転換になりました。
最後の写真に居るのは最近新しく増えた家族。
2024年 5月 の投稿一覧
最近の教室の織り
発信は滞り気味ですが、教室では次々と素敵な作品が織られています。
ピンクは太い糸を組み合わせて交互に織るクラックル。
緯糸を入れる順番を覚えるまでちょっと時間が要りましたが
わかりやすく図に書いたり、杼に同じマークをつけたり工夫しました。
左下、緑と白はキットにもなっている8枚綜絖変わり2重織り。
織っている時はまっすぐなのに洗うと糸がよろけて来て四角が丸く見えるようになります。
右下、オレンジと白はアルパカ50%の糸でブランケットツイル。
「色々な綾織り」に出ていますが、張りがある糸で織ると良いです。
幅広オーバーショットは、正方形のストールになります。
まず試し織りをして段数の確認をしました。
左下、ツイード服地(息子さんのコート用)
これを織る目標を持って教室に入られました。
ご自宅でも「手織りのタータンチェック」掲載のデザインを全部織る目標に努力を重ねられています。
4枚綜絖も綾織りも戸惑っていたのが嘘のようです。
右下、自分でデザインしたラムウール単糸のストール
織っている量は多くないけれど、長く関わりを持ってきた刺繍と繋がるところもあり
色の使い方と丁寧な織りのこだわりは、相通じていますね。
全て4の倍数では無いので、自分のデザインだから織れるというチェックです。
110cm用織り機に、120cmの筬を目一杯に使っての正方形のストール
両脇に20本綿糸を通して織り、出来上がりは正方形の4方が短いフリンジになります。
織りながら打ち込みに注意していたので、フリンジを切り揃えて洗ったら
どちらが経糸だったかもわからなくなりました。
なかなかできない優れ技‼️
きれいに織らなくてはダメ、では無いけれど
完成度が高い作品は、とても気持ち良いですね。
私の朝はブリティッシュ
Old English tea potは丸くて紅茶が濃くでるし、焦げ茶で茶渋が気にならない。
紅茶は英国の普段使いの安いティーバッグ
置いても渋くならず濃くでる❗️
ヤノフ織りで作ったお茶帽子をかけておくと、かなり長い間熱い❗️
ミルクティーは濃いお茶が美味しい❗️
使うのはスコットランドで見つけたツイード模様のマグカップ。
色々な羊が書かれた大きなマグで楽しむことも
教室でこのお茶を入れるので、ミルクティーを飲まれる方が増えてきた。
カップにミルクを先に入れるとカップに茶渋がつきにくいですよ〜
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