手仕事

緑の栗のイガで染めてみました

夏休み前に緑の栗のイガでも濃い色が染まる話を聞き
出かけた先で、たくさん拾ってきました

濃い色にしたかったので、鉄の先媒染5%
栗のイガは糸とほぼ同量
染液の温度が上がるにつれて濃くなってきましたが
一緒に染めているのに、濃い色と中くらいの色
ずいぶん違います

右端のグリッドストンは、長〜く眠っていた工場で洗われた原毛を紡いだ糸で
ひま研さんのサフォークは、8年以上前に買って眠っていた1頭分の一部
手洗いしてドラムカーダーにかけた毛を紡いだ糸
毛の太さも似ているし、たくさんある羊毛の種類からすると、ほぼ同じタイプと思われます

どうしてサフォークが濃い色にならない?
仮説の話ですが、手洗いの方が毛が痛んでいないから
工場での洗毛は、手洗いより強い洗剤を使っているかもしれません

こんなことをbaru先生と話していたら、鉄は5%要らないかもということで
次の日、まだ使っていない染液が残っていたので
鉄媒染2%、染液を糸と同量の栗のイガの割合にして染めたのが左の2カセ
毛のことはわかりませんが、いただき物の手紡ぎ糸
この色になれば2%で充分ですね

前日のサフォーク、半分を濃い色にしたかったので、残りの染液で重ねて染めてみました
それがサフォークの中の左側の2カセ
染液が1日経って酸化したのか、赤みが強くなっただけで濃くはなりませんでした
正確なことは分かりませんが、ちょっと意外な結果でした

毛は嘘をつきませんね
もう一つ糸は嘘をつかない話
サフォークの1番右のカセ、少し短いですね
左側の糸は少し硬めの糸にしたかったので撚りが強めです
それに対して右端は少し緩め
その撚りの違いが弾力性の差に出たと考えられます

栗にもらった楽しい体験でした

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手仕事色々

初めての1ヶ月の夏休みでした
コロナ禍のお休みはありましたが、自分で決めたのは初めて!

この数日、いくつも同時進行して工房は散らかった状態です

出先で拾ってきた小さな緑色の栗のイガで、紡いだ糸を染めてみました
同じような毛質の糸だと思った2種類の糸を一緒に染めたのに
片方は濃い色にならない⁇
その後方針が決まらず、工房の台所はまだ染めの道具が出しっぱなし‼︎

同時に進めた縫い物
ヤノフで織ってあったお茶帽子を縫いましたが
合う裏地を探すために布端などが入っている戸棚からは、箱や袋を広げたまま
まだ次にも作りたい物が、、、 これも方針定まらず片付けて無い‼︎

ず〜っと前に織った手紡ぎ糸の布のベストも縫いました
そのために紡いだ糸ではなかったために、思った以上に柔らかい風合い
タリフの糸で織った布とはちょっと違いました
上等な仕立てではないけれど、形になりました

裁縫教室に行ってカーディガン風のジャケットの仕立てをご指導いただきました。
何度も通う時間が取れないので、続きは自分で‼︎
やっぱり先生に教えていただく緊張感が、丁寧な作業をさせてくれますね
自己流でどうにかなる?とずっと思っていたけど、教えてもらうのは楽しい

合間に、少し仕事もしてますよ〜
新しく作るキットの撮影とテキスト作りは息子の担当、進んでいます
オーバーショットのオンライン講習の連絡や資料発送などもしました

それぞれに話し始めたら長くなることばかり
さて、その時間が取れるかどうか

散らかった物たちを、それぞれ定所に戻して、9月1日から教室です❗️
皆さんにお会いするのが楽しみです❣️

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第2水曜日はニットと紡ぎのレッスン

もう随分長く続いてる第2水曜日のbaru先生のレッスン

毎回午前中は編み物
編みたい物を教えてもらうことができます
紡いだ糸で編むのがお得意の先生ですが
既製の手編み毛糸で、棒針編編み、かぎ針編み、アフガン編みなど、、、
本の通りでもオリジナルでも
この模様でこのサイズなんていう希望も教えていただけます

お昼前から少し重ねて紡ぎのレッスン
羊毛の扱い方、紡ぐ前の作業や異なる紡ぎ方など奥が深い話がたくさん!
今は4人のメンバーが一つずつカリキュラムを進めています

今日の編み物の参加がお一人だったので、私も仲間に入れてもらって
「暮しの手帖」に掲載された猪谷靴下の編み方を教えていただきました
今日は踵まで❗️ 忘れないうちにもう片方編んでみましょう
久しぶりに教えていただく身になり楽しかった❣️


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最近の1枚

ひよっこり出てきた編みかけの1枚を仕上げました

母が遺した毛糸の箱の中にあった糸で編んだモチーフ
つなぎかけで仕舞い込んであったのが出てきました

全部繋いで縁を編んで、、、

これでやりかけが一つ片付いた❣️

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ドミノ編みを楽しみました

毎月最後の土曜日の手仕事会
久しぶりに集まり、3人だけどドミノ編みで盛り上がりました

今回はたくさん編んでいるSさんが編んだものを持ってきてくださいました
好きに編めば良いのよ❣️と言われてもまだピンときていなかった I さん
いろいろ見れて、そうなのかぁと納得されて、益々楽しくなったとのこと

いろいろ決めずに会って手を動かしておしゃべりして、、、

次回は大型連休前、4月23日の予定です

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編み物も楽しみます❣️

手織りは仕事、編み物と紡ぎは趣味❣️

織っていない時でも何か毛糸や羊毛を触っています
母が遺した手編み用の毛糸を少しずつモチーフに編んだのは随分前のこと
つないで膝掛けになりました
1枚のモチーフに5色、同じ組み合わせはありません
チェックの色合わせのようで楽しかったです❣️

誰が喜んでくれるかなぁ〜と思っていたら
思いかけず、母の友人へのクリスマスプレゼントになりました
とても喜んで下さいました


冬休みの間に、2人目の孫のために
アヌ&アヌの動物ニットからうさぎのパペットを編みました

お兄ちゃんに編んであげた犬の赤耳くんの
鼻のあたりの毛糸が切れてきていたので、治療に戻ってきていました
タリフの糸で編むと、肌触りが良く、寝る時に手にはめていました
糸が少し細いので出来上がりは子どもも手のサイズ

さて、何という名前を付けるでしょうね

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グレンチェックのマント❣️

昨年織ったモヘア入りの布がステキなマントになりました

織っている時はターコイズがきれいすぎるかな?と思いましたが
洗って仕上がったら、グレーが全体をまとめて
とても落ち着いたグレンチェックになりました

教室に通われている I さんがマントに仕立ててくださいました

シーチングで仮縫いの後、年末には出来上がっていたのですが
私の風邪でお休みになってしまったので、今日お届けでした

背が高く、丈も長めのご希望だったので、布もギリギリ
でもとてもきれいなドレープが出ていて、カッコイイ❣️
街で歩いたら、目を引くでしょうね
羽織ってみると、とっても軽いです

いつものように、工房にいらした方々が次々に試着させてもらい
楽しませていただきました
ありがとうございます❣️

新年初日から楽しい笑い声がいっぱいの教室でした

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新年おめでとうございます

新年あけましておめでとうございます

過ぎた1年も多くの方々に力をいただいて歩みを進めることができました。
ありがとうございます😊
今年も、「自分らしく」たくさんの小さな楽しみを続けていきたいと思います。
皆さんにも人を待たずに自分からアクションを起こしてくださいね。

タリフは明日から教室です
コロナ感染者数が増えてきていますが、
人数制限と対策をして楽しみたいと思います❣️

手仕事会のお知らせ
毎月最後の土曜日13時〜16時 1月は29日です。
手を動かしながらおしゃべりするのが目的です。
講習はありませんが経験者からアドバイスをもらえるかも!
毛糸と編み棒は頂いた物があります。
羊毛、スピンドル、紡ぎ車もあります
1回目ではタリフの希望者とドミノ編みを始めました。
参加費500円 都合の良い時間でOK
参加ご希望の方は事前にご連絡下さい❣️

他にもずっと温めてきた企画を形にしたいと進めています
今年はもっと発信したいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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手仕事を楽しむ会 1回目

あっという間に1週間、ずいぶん遅れたご報告です

10月末のオープン工房の時に手織り体験をした小学生たちから
また何かやりたいというリクエストがあって
今度はニードルフェルトでクリスマスの飾りを作りました
教えてくれたのは、タリフの娘
なかなか上手な教え方
どうして針でチクチクするとフェルトになるのかや
羊毛には太くて硬い毛の羊や、柔らかくて細い毛の羊もいるとか
一緒に参加した大人も、ああなるほどと思うことも、、、

指を刺さないか心配しましたが、みんな上手!
形を使わずにオリジナルの物を作る小学生もいて
皆さん楽しんでいただけました

大人は午後からドミノ編み
ドミノ編みの本を見ながら、こうしたら、ああしたら、、、と話しながら楽しみました

自己流で編んでいた私も知らないことを発見!

月1回のペースで続けたいと考えています

教室では次々と話題があるのですが、なんせ言葉を書くのが苦手な私
疲れるとiPadの操作が面倒になって後回し!糸を触ってしまう。。。

12月も他の月と同じ31日あるのに、なんでかあっという間に年末ですね
コロナの変異株の心配がありますが
今まで通り気をつけ過ごしましょう❣️

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縫い物を楽しんでいます

ようやくコロナ感染者が減ってきて
タリフでも10月から教室を少しずつ再開したいと考えいます
ずっと前から縫いたいと思っていた物があるので
場所が使える今のうちにと、ミシンを出してきました

織った布の大きな端切れでベスト2枚縫いました


何でも自分で縫っていた母や家庭を持つ前に習っていた裁縫技術に
子供が小さい頃に子供服を縫った経験だけ
でも、縫い代の幅を揃えて切って、印も付けず、ピンを使ってしつけもせず
ミシンとアイロンを使いながら仕上げていきます

その後お直し屋さんで仕込まれた娘は、気が付かないうちに親を越してしまいました
私自身も、以前のようにきれいに縫えないなぁと思うことも、、、
根気が減ったのでしょうか?
同じようなことを母が言っていたのを思い出します

タリフの糸で織った布でこの形のベストに限り、縫製をお受けいたします

そろそろ本が出来上がってくるかな、と待ちつつ
もう少し縫い物を楽しみましょう

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