2008年 1月 の投稿一覧

卒業しました

10年と5ヶ月余り生きた娘の兎が、今朝生涯を全うしました
何度も命拾いをして、奇跡を起し、私達を驚かせました

2週間ほど前に右後ろ足を骨折して、直ったら、本当に奇跡だと思いましたが
やはりそうはなりませんでした
でも、悔いはありません

具合が悪くなる度に、心配する彼女
何度も、彼女の心がどうにかなってしまうより、と思って獣医さんに連れて行きました
獣医さんがもうダメかもしれないと感じているのが分かるときもありました
でも、何時も細心の介護を成し遂げる彼女
私の口癖は、
「あなたにルルが必要な間は、神様が必ず生かしてくださる。
別れの時が来たら、それはあなたが、ルルがいなくてもやって行ける時」

それを実感した、今日1日でした
何度もシュミレーションしたルルとの別れ、そしてその後山の家の庭に埋めに行く
彼女は淡々とやりました
今日は、彼女はルルをよりどころに生きてきた暮らしを卒業しました
不登校だった彼女は学校の卒業という経験がありません
でも、これは、とっても大きな意味がある卒業だと私は思っています

10歳過ぎた犬がいるし、隣には90歳と83歳の祖父母
これからこんな体験が何度も訪れる事は間違いなく
命のことをたくさん教えてくれた、この小さい命に感謝したい

冬の山々がきれいでした

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個性豊かな羊達

今日は、羊を作るニードルフェルトの講習会でした
12月の「手織りと音楽の会」でご案内して、参加者を募りました。
参加者は、子供3人大人3人 
講師は、織り友だちのHさん お喋りも楽しく、とても和やかな雰囲気でした

お姉ちゃんがやる脇で小さい弟君がやりたくてたまらない・・・

胴体を作り、頭を作り、耳を作り・・・・
パーツを1つずつ作っていく 
合間に出る先生の一言二言が面白い
「指に針を刺しちゃうこともありますけど、ちょっと血が出るだけだから大丈夫ですよ」
普通、先生は「刺したら痛いですから気をつけてください」って言わないかな?
こう言われたら、「そうか、たいした事ないんだな」と思いますね

子供達はみんな小学3年生の女の子、足を4本作るあたりで、少し飽きてきた???
そこは大きなお姉さんに少し手伝ってもらって、乗り越えた
たまには大きなお姉さんと話をするのもいいでしょ!

細かい事を注意しないで楽しませてくれる先生だから、気楽でいい
それは、それなりに・・・ そして出来た羊は自分らしい

目をつけるときは、真剣そのもの

個性豊かな羊達の完成です


私は小学生のときに手織りを見て、やりたいと思い続け、
色々な事もしたけれど、最後に手織りだけが残った
今日の講師のHさんも小学生のときに、私の展示会を見に来てくれて
手織りをしたいという気持ちが芽生えたとか・・・
子供の時に、沢山の体験をしてもらいたい
これから工房で定期的に小さな講習会をしようかとHさんと話している
企画もしますが、2・3人のご希望があれば、講習会を計画します
お知らせください

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今日から夜の講習を始めました

工房を開いて5年目に入った今年始めから
手織り講習の形態と料金を新しくしました
詳しくはこちらをご覧ください

これまでどおり織りたい時にその都度予約を入れていただくことも出来るのですが
そのほかに月単位で週1日の講習をするようにしました
その事で、これまで中々出来なかった時間がかかる、サンプル織りや
大きなものに取り組む事ができるでしょう

それに加えて、週1日夜の講習を始めました
早速、その時間に申し込んでくれたのは、
昨年後半から月に1回のペースで織りに来ていたTさん
これまでは週末に2日ほどかけてマフラーを織っていましたが
今日から始めた毎週1回の講習でチェックサンプルをする事になりました

6種類のチェックを、一つずつ自分の好きな色の組み合わせで織ります
2色から3色使いますが、どう色選びをするかがまた楽しくも難しい・・・
スコットランドチェックの雰囲気にするのか
それとも、少し雰囲気が違うビビットな色を組み合わせるのか、など
オリジナルサンプルが出来るのがいいところ
色遊びです

久しぶりにスコットランドチェックの話が出来て、とても楽しかったです
簡単なようで、一つ一つに意味があり、きれいに見せるトリックがあり、奥が深いです
しばらくチェックから離れていましたが、チェックが織りたくなってきました

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遅い新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます


目の前の雑事に追われて、お正月を過ごしました
言い訳は、多々ありますが、
少々気力が欠けているいうのが本音でしょうか
心の中には色々溜まっているのに、頭の整理が追いつかないと言う感じです

それでも、何時も出来ない事をしました
1 前から気になっていた椅子の張替えをしました
  3脚してから、他の椅子が残っていたのですが、今回帰省中の息子の手を借りて
  残り5脚、やり直し1脚、嘗ての怖い体験を思い出させる1脚も
  手直しをして1歩前に進めたような・・・
  工房の椅子4脚を合わせて、12脚全部が私が織った布を使ってきれいになりました

2 家族で3日に鴨川シーワールドへ行きました
  シャチ、イルカ、バルーガ、アシカとかわいい曲芸を楽しみました
  その後立ち寄った伯母との夕食も楽しかったです
  元気に立ち直ってきた子供達を見てもらいました

3 久しぶりにのんびり家に帰ってきた、大学生の次男
  兄弟3人が楽しい時をすごしていました
  普段つましく頑張っている彼、最後に体調を崩し2日延長
  頑張った疲れが出たのでしょう
  帰ってからじゃなくて良かった
  自転車で66キロを4時間余りで帰ってきましたが、帰りは電車
  近い内に自転車を取りにくるでしょう

4 北海道でお世話になった方々へのお土産にしたいと、もう一人の息子は手織りに挑戦
  千鳥格子4枚、杉綾2枚の少し小ぶりのマフラーを織り上げました
  元々手先が器用でこだわる彼、できばえは上々
  喜ばれるでしょう

5 両親の600枚近い年賀状をパソコンで印刷
  いつもの事ながら、間違えないように気を遣います
  当然、彼らの年齢から毎年亡くなる友人が多く、出す数も減ったというが
  新たに加える知り合いも増えている
  1年1回の交流ながら、この人との関わりに助けられていることが多い
  宛名を印刷してあげるようになって、父はせっせと加筆している

6 主婦としては、毎食みんなに食べさせることで
  何といってまとまったことは出来ず 当然1人で集中して何かすることも出来ず
  注文があったバックの持ちてを手縫いでつけるぐらい
  これが、フラストレーションの原因か???

出来なかったことを悔やむより、楽しかったことを喜び、
自分らしい歩みを進めたい  

今年もどうぞよろしくお願いいたします

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