2009年 12月 の投稿一覧

手紡ぎの糸

11月に工房で、友人Baruさんがスピンドルで糸を紡ぐミニ講習をしましたが
今週は紡いだ糸を形にする講習をTさんにしてくださいました

初めて紡いだ糸が形になるのは、とっても意義深いと思います
私は何時が初めてだったのかも、初めて紡いだ糸もどこへ行ったのか・・・

これは初めて糸を紡いだTさんの作品
ガーター編みで、ピンクッションとマット2枚
作り目の仕方、編み始めの目の扱い方2種類
1枚ずつ編み進みながら、違うやり方を覚えるという、編み物の面白さを体験できる教え方、初めてでした


Baruさんは 羊の毛、下準備の仕方、紡ぎ方、撚り止めの仕方などなど
良く知っているし、理屈もしっかり筋が通っている
ずっと糸にこだわってきた私の疑問にピントが合った答えをくれました

一番興味深かったのは、編み物の為に紡いだ糸の撚り止めの仕方
撚り止めをしながらある程度の縮絨をさせて、糸として完成させるというのは
いつも私が手編み用の糸の特徴として言っている
『手編み用の糸は編んでから風合いなどが変わらないように糸が出来ている』ということと
全く同じ考えで、とっても納得

織り用としては私はあまり好きではない梳毛糸ですが
2年前にデンマークのインガーに教えてもらった紡ぎ方をしてみたくて
1年前に手に入れた、ひま研さんの原毛を紡いでいました
2つのボビンいっぱいに単糸が紡げたところだったので、双糸にするやり方を教えていただきました
インガーのところでやった時とほぼ同じ300gの糸が出来上がりました
これは洗っていない原毛で紡いでいるので、こんな色ですが
洗うときれいになるでしょう 一年置いてしまったので、黄ばんでいますが・・・・
もう少し紡いでから、洗って染めて、手編みにしたいと思います

先週初めにYさんがチェック講習会の課題で織ったチェックを仕立ててもらったと
見せに来てくれました
とても暖かそう
良く似合っていました

来年1月14日31日2月14日のチェック講習会、まだ若干の余裕があります
思い切って試してみませんか~?
組み合わせる色で表情を変えるスコットランドの糸
これを使ってオリジナルチェックのデザインを作るための講習です

来年4月最初の週末名古屋でのチェック講習会がほぼ決定になりました

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久しぶりの休み

まず、パソコンについてのご報告
もう修理依頼をするしかない、でも私は分からないので、息子に一任して私は工房へ
息子は再度ネットの情報や説明書をチェック、似たような症状のトラブルを見つけ
試して見て、修理に出すことなく、直してくれました

説明書で見つけた情報は、増設メモリーがうまく接続できていないと
今回と同じような症状が出るというもの
もともとメモリーサイズが小さかったので、息子が後で追加してくれました
それはうまく機能していたのですが、色々やってみた所
メモリーには問題ないけど、受ける側が駄目になっているみたい・・・
ということで、メモリーを一つ取り、パソコンが使えるようになりました

メモリーを一つ取ったらどうなるか、
作業をするときのテーブルのサイズが小さくなる、ということだそうです
一度にあれも、これもとプログラムを立ち上げたり
インターネットのページを沢山開いたまま、他のことが出来ない
なので、少し丁寧にゆっくりパソコンを使う様に気をつけています
外付けハードディスクも使いながら、次のパソコンを考えましょう

そして、11月最後の週末は前から父を乗せて車で出かける予定でした
でも、天候のこともあり、父は行く気がいまいち高まらない・・・
前日は夕方から、ある会に出かけ、10時過ぎに帰宅して
『日曜は天気が悪くなりそうだから、出かけるのはやめよう』
やっぱりね  そうなるような気がしていました

でも私は歓迎、思いがけない休日が与えられました
ずっと休み無し状態が続いていたので、何もしないことを楽しみました

といっても、しばらく前に新聞の書評を見て買った本を一気に読みました
初めて、これだけの厚さの本を1日で読みました

子供の頃から歴史は好きでなく、日本の歴史もおぼつかない、それがスコットランドチェックに興味を持ったことから、スコットランドの歴史にはまってしまった。 今年のスコットランド旅行の折に手に入れた、子供のために書かれたスコットランドの歴史の本を読んで、全体のことが少しつかめた頃、テレビでブレイブハートという映画を見ました。 13世紀にスコットランドを統治下に入れようとするイングランドと戦う平民出身のヒーローウィリアム・ウォレスの生涯の映画で、スコットランドの戦いの歴史を垣間見るようなものでした。そして今度の英国太平記は、ウィリアム・ウォレスの少し前から始まり、ロバート・ブルースがスコットランド王になり、スコットランドを一つの国家としてまとめるまでの詳細が書かれもので、書評にあったように、これを読むとスコットランドの見方が変わる、内容でした。スコットランドチェックとは直接関係ないようですが、その成り立ちを考えると、とても面白くなってきました。

読んでくださってありがとうございます
続きは又明日

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