2017年 7月 の投稿一覧

初心に戻って千鳥格子

久しぶりに千鳥格子を織りました

先月体験講習に来られた方が、体調不良で続けられず
経糸がそのままになってしまったものを織りました

変化があるチェックを織るのも楽しいけれど
あれこれ考えずに織るのもまた楽しい〜
教室では昼夜織りが流行っています



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織機が戻って来ました

スコットランドへ行く前に、歪みが出てきつつき工房さんへメンテナンスをお願いした織機が戻って来ました
誰がどれだけ使っていたのか解らない中古の織機ですが
木材は長い時間で少しずつ育った状態に戻っていくのでしょうね
この木はこちらへ少し、こっちは違う方向へ少し・・・と
歪みを丁寧に修正して組みなおしてくださった織機は生まれ変わりました

お二人の息がぴったり合って、あっという間に組み立て終了
丁寧なお仕事ぶりと、毎日を大事に丁寧に生きているお二人に
いつもですが嬉しくなります~

今していることが一段落ついたら服地を織りたいと思います

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スコットランドツアー1

暑さと日常のことに追われて旅行をゆっくり振り返る余裕がなくあっという間に2週間
最後まで続けられる自信が無いのですが、始めてみましょう

「手織りのためのスコットランドチェック」の本に掲載している
スコットランドチェックの話が良く理解できるようになったとか
参加された方から話を聞いて、興味深く読んでくださった友人がいる
という感想が参加された方々から届いています

私のスコットランド旅行はいつも良い天気なのですが
今回は殆ど雨で寒く、私より強い雨女がいたのでしょうか???
ロンドンでは暑かったというので、やっぱり蛇行したジェット気流の停滞せいで
冷たい空気が動かなかったのでしょう~

初日は冷たい雨の中タリフを訪ねました
まずは、農場見学 みんな雨でも大丈夫な服装ですね


雨の中、この地域の農家の仕事を説明してくれました
2年前に亡くなったお父さんの後を継いで息子さんが頼もしい農場主になった姿が嬉しい

広い畑で使い機械は大きい!大麦の収穫時にはこの広い場所が一杯になるそうです
息子さんの結婚式のパーティーをここでしたとか
農場の跡取りらしい・・・ 
(私の本に出ている結婚式の写真をご覧ください)
今はこれらの機械を使い、収穫時期以外は、通常1人で農場の仕事を1人でするという

ケイトのおもてなしはいつも素晴らしい
スコットランドの手作りの味を楽しませて頂きました

その後Deligatie Castleでバグパイプとハイランドダンスを見せて頂きました
この日は平日でしたが、学校の先生が良い経験になるのでと来させてくださいました
短いけれどジャンプが続きピタッと決めるフォームにいつも感動します
幼い少女たちの誇らしげな表情がとてもいいですね 
動きが早くて中々良い写真が撮れません

この日最後は手織り作家のサムの工房訪問
グラスゴーの大学で織りを学んだあと、オーストラリアで20年テキスタイルデザイナーとして働き
故郷に戻って、自分の工房を始め、活動の輪を少しずつ広げています


訪問先の地理的条件があって、かなり欲張った1日目でした

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スコットランドから帰ってきました


かなり忙しい日程を予定通りに回って、昨日帰国しました
移動距離も長いし、1日最低2ヶ所、多い日は3か所と、本当に欲張った旅でした
でも訪れた先で拾った小さいけれど貴重なかけらをつなぎ合わせると
相当な成果になると思わせてくれる旅になりました
これから少しずつお知らせしたいとおもいますが、まずは暑さになれなければ・・・

教室は11日火曜日から平常に戻ります
8月から糸の価格改定をしますので、
もし欲しい物が決まっていましたらお早目にお願いいたします

写真は出来上がったテディ―ベアたち
どうして作り手に似たものが出来るのでしょう?

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タータンの話

昨日は長距離移動の1日でした

朝9時にインバネスを出発、まず、約190km 2時間半のドライブ
高速のA9を走っている間はハイランドの景色を堪能しました
木もなくヒースで被われた岩の山々に羊が点々と見えたりします
脇道にそれた辺りから豊かな牧草地が続き、羊も沢山いました

Crieffという街で、元 民間のタータン協会(Tartan Authority)を運営
「Tartans」という本の著者 Brian の仕事場を訪ねました
時間は短かったのですが、とても貴重な話を聞くことが出来ました
と言うのは・・・
私たちは何事も定義付けをしたくなるのですが、
タータンには厳密な定義は無いそうです
あえて彼の定義を言えば、
日々着るためのチェック柄デザインはただのチェック
デザインと作る目的に意味を持たせたもはタータン
でもこれを今から言ってももう広がってしまったことは変えられない
現在膨大はタータン登録はあるけれど、彼の考えからすると
その登録やデザインのほとんどが、つまらない物だと思う・・・と
また私が皆さんにお話してきたことを覆す貴重は話を聞きました

名残惜しい気持ちを振り切り、次の訪問のWeavers Cottageへ96kmの移動
4時に閉まってしまうので、お昼をゆっくり食べていられません
バスの中でサンドイッチのお昼でした
以前フライシャトルで織って見せてくれた方は居ませんでしたが
丁寧な説明やちょっとした体験から新しい可能性を拾った人も・・・
かつて植物染色の材料を育てたという、様々な花が咲くお庭も楽しみました

そして、再度102kmのドライブでこの日の宿泊地、Peeblesに到着
長い移動時間に短い滞在時間でしたが、収穫のある1日でした
直に見て、聞いて、感じるためにこんな遠くまで来ています


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テディベアが出来ました

盛りだくさんの毎日で様子をお知らせ出来ずに時間が過ぎました

妹のグループが思い出をたくさん持って帰国し、
私たち手織り紡ぎを楽しむ人たちのグループのツアーが始まりもう4日目
ちょっと欲張った内容に忙しく、でも充実した時間が過ぎています

タータン生地で作るテディベアの講習をうけました
時間が午後2回に限られ、1日目の夜は宿題を夜遅くまで頑張りました

チェックの柄合わせと手抜き無しの伝統的な作り方にこだわる先生に
私たちも一生懸命、時折飛び出すジョークに緊張をゆるめてもらい
みんなも良くついていって、充実した時間を過ごしました
時間切れで、出来上がりませんでしたが、追々旅行中に仕上げます

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