2011年 4月 の投稿一覧

命の芽吹き


ゴールデンウィークを一足早く始め
昨日晴天の中央道を西に走りました
いつも自宅と工房の間を行ったり来たりで
自然の移り変わりを目にする事が少ない
昨日のドライブはこの数年で1番良かった
運転していたので写真が無く、残念

八王子辺りから大月辺りまで新緑が美しい
様々な黄緑色が溢れてくる
baruさんがブログにニンジンの葉で蛍光黄緑を出したいと書いていた事をふと思いだした
そんな色も一杯ある〜

大月を過ぎる辺りから桜や芽吹く前の枝のいろんな色、それに常緑樹の濃い緑
たくさん雪を残した富士山も見え隠れ…
笹子トンネルを過ぎたら南アルプスがきれいに見える〜
一宮辺りの桃の花は過ぎていたけれど
やっぱり新緑がきれい

甲府盆地を過ぎる辺りから八ヶ岳が見えて…
新しい命の芽吹きを感じ、大震災で沈みがちな日本に潜む底力が確かにある、信じて生きたいと思わせてくれた

久しぶりに疲れを感じない運転だった

今朝は冷え込み写真の様な火が心地いい

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黒のブランケット

今日Wさんが息子さんのリクエストで織っていた黒のブランケットが織りあがった

実物はもう少し暗い色合いです

いつものことながらWさんはとても仕事が丁寧
織り縮みも少なく、きれいな織り上がり

太い糸に黒が無かったので、これは双糸を2本取り 
経糸の密度は 3羽/cm
仕上がりがとっても楽しみ~

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テキスト手直し

先週、今週と、特に機ごしらえに苦労しているという方々の体験講習が2人
私のやり方で、「こんなに楽に出来るなんて目からウロコ」と言って下さった

前からしたいと思いながら先延ばしにしていた
織機に経糸をかけるやり方説明のテキストの手直し
やっと必要に迫られて、やり始めた

一度はパソコンが得意な息子に頼んでみたものの
私が思っていたレイアウトとはちょっと違う

字を読むのが得意な彼、苦手な私
出来れば、写真と説明、順番に見れば分かるようなものにしたい
兎角、説明分がまとまると読む気にならない「読みたくない病」が出てくる

文字での説明より、写真で見せる
どこそこ、やり易いようにするヒントがいっぱい
初めての人でも出来るように・・・が目標だけど

と・・・昨日の午後結構上手くで来たかな~と思いながら
食事の仕度の為に中断、保存をどう間違えたか、見直そうと思ったら
データーが無い!!!

もちろんやり直しは出来るけど、夕食後は何も考えられない
もうエネルギーが残ってないよ~
しばらく前はやりたいと思ったらエネルギーが沸いてきた
でも、それも限界??? 
この2・3年の体力低下にはがっかりしているけど
やっぱり運動しなければ・・・と朝のウォーキング再開しました



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忍耐仕事

先日から家の外壁の塗装の為にペンキ屋さんが仕事をしてくれている
ペンキを塗る前に、まずコーキングを修整、
外壁の汚れを全て洗い流し
マスキングテープやビニールシートで丁寧にペンキを塗らない所を覆う

このマスキングが、とても丁寧、根気と神経を使う仕事と見て取れる
このことを話したら、ペンキ屋さんから返ってきた言葉が
『忍耐仕事です・・・』

考えてみれば手織りも同じ
結果を見るまで長い工程を少しずつ進めるしかない
でも、その工程一つ一つが楽しい
好きだから出来るし、楽しめる・・・
最近はその仲間が増えつつあり、またうれしいなぁ

きっとペンキ屋さんもきれいにお化粧直しが出来てピカピカになっていく家を
思い描いて、仕事をしているのだろう

夜更かしが続き、体力消耗することもあり
中断している朝のウォーキング、いつ再開できるか・・・
いや、するか!でしょう



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桜染めのご案内

群馬県中条町六合に住む行松啓子さんからお知らせが届きました
2001年にスコットランドでの手織り講習に参加されて以来の友人です

絹の事を聞くならならこの人です!!!


さくら染めのご案内

中之条町六合地区の山桜で絹を染めてみませんか?


桜染めには、花を咲かせる前に色素を溜め込んだ樹木を使うと良いと言われています。

ちょっと春の遅い六合地区で、4月初旬に山桜を頂きました。

桜染めには丁度良い季節のものです。



山桜を、樹皮、幹、主枝、小枝の4部位に分けて煮出しています。

其々、色が出やすいように、細かく刻んだり、チップにしたりしています。

ちょっと面倒な作業ですが、後の事を考えると楽しい作業です。

部位によって少しずつ色が違います。



染液をちょっと寝かせて、5月初旬が染め頃です!!



さくら染めにはいろいろな染め方があるようですが・・・。

お好きなように染めて頂ければと思っています。



場所:Kぷらんにんぐ(中之条町大字入山)

日時:5月9日(月)午前10時~2時間程度

他の日でも、3~5人ぐらいのグループでお申し込み頂ければ相談に応じます。

参加費用:絹スカーフ代(実費)+500円

* 絹スカーフについて
1. 65×65センチ(1100円)、30×130センチ(1100円)のいづれかをご希望の場合こちらで準備
致します。
2. ご自分で染めたい布(絹製、白)をご持参頂いても結構です。
3. カタログより注文して頂いても結構です。(送料がかかりますので、まとめて注文した方がよい
かと思います。)


必ず事前に電話またはメールで、4月27日までにお申し込み下さい。

お問い合わせもどうぞ。

TEL&FAX 0279-95-5571

E-mail kplanning.in.kuni@goo.jp





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Webshop更新しました

定番として扱っている双糸の200gコーンが大体用意できたので
ウェブショップでの取り扱いを始めました

1万円以上お買い上げの方への割引をはじめましたが
ウェブショップでは自動で精算することが難しいそうです
請求書を作成する時点で、手作業にて割引をさせていただきますのでご了承ください

温かくなってこれからウールの季節ではありませんが
この間にこの先ご利用いただける準備をしっかり整えたいと思っています

今後ともどうぞご愛用下さい


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新しい色

木々が葉を落としていた冬が過ぎ春になって新しい色が沢山出てきた
これは朝のウォーキングの時に楽しんだ春の色

ソメイヨシノは満開を過ぎ、今は枝垂桜がきれい

そして清瀬に多く植えられているケヤキの新芽がとてもきれい


元来運動が好きではない私は、色々試しても長続きしない
体操の先生をしている妹に、硬くなった身体のほぐし方を教えてもらっても
『教えてあげるけど続けてやら無いと効果ないよ~』と言われる

季節も良くなり、早寝早起きを励み朝30分ほどのウォーキングを・・・
今日まだ4日目 確かに身体は少し軽くなる
いつまで続くやら・・・

今日の工房は大入り満員だった

月2回のペース、でも先月と今月は仕事の関係で月1回ずつしかこれなった I さん
織りかけだった明るい藤色のタータンタイプマフラーを仕上げられた

3作目で広幅のグレンチェックに挑戦していた単発講習を続けている M さん
パソコン教室を探して道に迷い込んで工房を見つけ
これもしたかった~と始めて、結構はまっている

大きな織機で息子さんのモノトーンのブランケットを織り始めたのは W さん
前回 単糸を使って織ったスウィーディッシュレースのチェックのショールを仕上げて持ってこられた。 洗うと柄がよく映えて、とっても良い
『こんなのやりたい~』と他の人が刺激された

それにチェックサンプルを次々織っている T さんも織りに来た
基本は同じ、オーバーチェックを変えるだけでこんなに表情を変えるので、驚き

机上講習を受けられて自宅で織っている M さんが足りなくなった糸を買いに見えた
『横糸の打ち込みが入らなくてチェックが縦長になってしまう・・・』
など話しながらお茶を一緒に飲んで楽しまれた
他の人たちが織っているのを見るのもまた勉強になる。
とても、78歳になられたとは思えない
夜メールで届いた写真 早速見聞きした事を試すなんて凄い


今月は体験の方2人の予約も有り、講習がいつも大入り満員・・・
狭い工房がおお賑わいでした~

誰もが大震災の傷を心に抱え、日常を取り戻すべく前に進んでいるようだ

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ハートのマフラー

金曜日に講師として行っている福祉センターで
グループの1人Kさんが、お孫さんから手紙でリクエストされた
ハート模様のマフラーが出来上がった

ハートは織れないので、無地のマフラーを織ってから
ハートのクッキー型を使ってニードルフェルトの要領でハートを散らしました

最初はとても静かで聞かれるまで黙っていらっしゃるようなKさんが
今日はとてもうれしそうにお喋りがでて、良かった~

夢中でグレンチェックに挑戦している古株のKさん
春ものの、軽い薄手のショールを織り始めたHさん
終了時間が来ても房撚りを終わらせたくてボランティアさんに無理を言えるようになった若いKさん 最初の頃はむっつり織りに没頭していたけれど、この頃は笑い顔を見せたり一生懸命話しもされる
しばらくのお休みをはさんで4ヶ月かかってタータンタイプのマフラーを織り上げたNさんは
次の色違いを織るために真剣な表情で色選び・・・
他の方々も2時間半を楽しく過ごされている

これが福祉センターの手織り講座の目的だとおもう

中途障害(脳血管障害)が多いのですが、
皆さん残された機能を使って一生懸命生きている
長い間に、沢山のことを教えてくれた方々
一つの体験が小さい宝の一つになって沢山に増えた



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糸の価格変更のお知らせ

今日無事に注文販売の単糸を発送いたしました
11名、糸の量は約50kg 
とても長くお待たせした上
工場の在庫切れでキャンセルして頂いた色も有りました
申し訳ありませんでした
(単糸の在庫量に関しては整理、確認が出来次第ホームページでお知らせします)

そして次・・・
糸の値段を4月から下げます

双糸の販売の基本を200gコーン巻き¥1800円に致します
100gの玉巻きは手作業のため、時間と手間がかかりますが
機械がスピーディーに巻いてくれるので値段を下げます
また、これまでどおり100g玉巻き100g¥1000もご利用いただけます

昨年からのお客様には今日葉書をお送りしました
お待ちくださいね

詳細はこちらをご覧下さい

今回新たに割引制度を始めました
1度のご注文が1万円を超えた場合3%引き
昨年からのご購入トータルが10万円を超えた方は割引率を5%に引き上げます

ちなみに現在5%の方は個人2名 手織り教室の先生2名
沢山のご利用ありがとうございます~

私が手織りを始めた20代の頃、糸を買うお金が無く
1本マフラーを織って買っていただき、2本分の毛糸を買って
次の2本を織って・・・ということがありました
その頃は自分で染めたりしていましたが、やっぱり糸は大事です
だからなるべく織り手の気持ちに添った仕事がしたいと思っています

まだ全部準備できていませんが、順次体制を整えていきますので
どうぞよろしくお願いいたします


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新入り織機

今年にはじめに引越しされた二宮の風あい工房さん
タリフの糸の一番のお得意様です

同じ二宮内に引越された森田先生を訪ねたのが3月はじめ
大きなお家になり、『宿泊つき講習や、プチ家もどうぞ~』とのこと
オリジナルの『レラ・オ・レラ』という折りたたみ出来る織機を販売していらっしゃる

引越しに伴い少し台数を減らして・・・と聞いて
すぐさま、その1台をまわしてください~とお願いしました

現在織機を製作しているきつつき工房さんのメンテナンスを経て
先日その織機がとどき、糸を掛けてみました

織らないときはこのように簡単にたたむことが出来ます

現在の織機は細部で改良されているとのことですが、基本的には同じ構造

いつもフレームががっちりしている織機を使っているので
経糸を掛けている時にスウィングしやすいのはちょっと慣れないけど
所詮織機は手に入れたものをどう使うかの工夫が必要
使い慣れると、問題なく扱えそう
実際織ることはとても具合良く、気分良くサクサクと・・・

ずっと暖めていた色を使ってチェックが出来て、これもうれしい
やっぱりチェックは織っていて楽しいなぁ !!!

昨年注文を頂いた単糸を2日半ほどかけてコーン巻きしました
お陰で、腰が痛い・・・
体のいつも使わない所をつかったのでしょうか
夢中で、痛みや疲れを感じる暇も無く、写真を撮るのも忘れました
今月から仕事時間を増やした息子はこの勢いに乗せられて疲れきった様子
今日宅配で発送予定です

糸をストックしている屋根裏部屋にコーンに巻いた糸を整理するための
中古の棚もはいりました

次のステップに進めます


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