2011年 11月 の投稿一覧

お休み明けは忙しい

週末のお休み明けの今日、工房へ行ったら
留守番電話が19件もありました
同じ方が何度もかけてくださったのでしょう
留守が長くてごめんなさい~~

ウェブショップへのご注文も沢山届いています
順次発送しますのでもう少しお待ちくださいね

今日は机上講習、時々講習を受けられているOさんがいらっしゃいました
オーバーショットを基礎から講習しました
自分で分かっているのと、教えるのでは難しさが違います
以前工房で生徒さんと、あれこれ試して説明した経験が役に立ちます
が、その人によって理解に至る道が違う・・・
遠回りのようでいて、最初を丁寧にする方が良い様です

毎回の事ながらこちらが勉強させて頂いています~
感謝、感謝

現在の工房の最後のお家賃を払ってきました
新しい工房の契約も明日からスタート
明日早速リサイクルで手に入れた糸用の棚が届きます

新しい工房、たのしみです


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夕焼けの八ヶ岳



標高1000mは寒っ!

山の家の冬終いに来ました
例年は泊まると寒いので日帰りですが
今年はゆっくり来る機会が無かったのと
休み無しが続いていたので4日取りました

天気が良くと〜っても寒い!

夕焼けの八ヶ岳は何だか神秘的

風がない日当は心地良く癒されます〜

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洗う前と洗った後

先日仕上げたブランケットの洗う前と洗った後の違いをご覧下さい

下は洗う前 織り目がはっきり見えますが
熱めのお湯でゆっくりフェルト化させて、湿っている間にブラシで起毛します
ラムウールならではの柔らかさ
タリフの双糸・6羽/cm・綾織りです
幅、長さともに約20%縮みました~

1年以上かかって編んでいたセーターがやっと出来上がりました

初めてのアラン模様に挑戦、Baru先生に教えて頂きました



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糸販売お取り扱い日程のお知らせ

冬の気配とともに糸のご注文が増えております
有難うございます

工房移転に伴う糸販売のお取り扱い日程についてお知らせします

通常の工房での活動は12月10日までで、その後引越し作業に入ります
そのため、通信販売のお取り扱いを下記のようにさせて頂きますのでご了承下さい

12月10日までにご注文を頂いたものは年内に発送いたします
但し、200g以上に関してはお待ちいただく場合が有ります

来年は1月5日より新らしい工房での営業を開始いたします
(手織講習は1月7日から)


残念な事に在庫が無い色のご注文が多く、変更して頂くケースが増えております
出来れば、ネットで確認してから決めて頂けるとご注文がスムーズに進みます

現在在庫が切れているのはやはり人気の色で、
工場へ発注したのに工場でも在庫が無かった物が多くありました

移転が一段落しましたら、再度輸入に関して作業を進めますので、お待ち下さい~

移転のための準備が少しずつ進んでいます
夏の終わりに体調を崩して、家族にも迷惑をかけたので
なるべく、疲れすぎないように気をつけて進めます

一番大変なのはロフトに上げてある糸を1階まで下ろす事でしょう
糸が一杯に入っていると約23kg、箱に入れたまま狭い階段を下ろすことが出来ません
重機もあるので、引越しのプロを頼みますが、さてどうなるか

今の工房を少しずつ整えたように、
夫々の道具が心地良い住処に落ち着けるように、少しずつ・・・


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大きなブランケット

先日織っている所をご覧いただいたブランケットが仕上がりました

2枚を真ん中で接ぎ、熱いお湯でしっかり洗って縮め
ワイヤーブラシの硬いもので起毛しました



この頃エプロンの効果を感じます~

料理や後片付け・・・ちょっと面倒だなぁ、でもしなきゃぁ~という時
えい、や~っとエプロンを着けます
何だか働くのが嫌じゃなくなってくるから不思議ですね


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オニグルミ染めのご案内

群馬県六合村からのお知らせです

場所:Kぷらんにんぐ(群馬県吾妻郡中之条町大字入山)
日時:11月24日(木)~11月29日(火)
   28日(月)は個人でのお申し込みの方のみ
   他の日は、3名~5名さまのグループでお申し込み下さい。
   時間は、午前10時~2時間程度
申し込み方法:お電話でお願いします。0279-95-5571 行松まで
       お問い合わせもどうぞ。       
参加費用:絹スカーフ代(実費)+1000円
*絹スカーフ代は、1000円から2500円(未定)のものをご用意しています。
*ご自分で染めたい絹スカーフ(白)などがありましたら、お持ち頂いても結構です。
*絹、木綿、麻の色見本を、別途500円で作れます。媒染剤としてミョウバン、酸化鉄、酸化銅の3種類を使用します。素材3種×(媒染剤3種+無媒染1種)=12枚の色見本ができます。(事前にお申し込み下さい。)


今年最後の染だそうです もう随分寒いでしょうねぇ
工房の休みと重なるのですが、ちょっと行かれそうも無いなぁ・・・
休みをねらって用事が山積です


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工房が広くなります

現在のところで手織工房をはじめて8年
暮にこの貸し店舗の契約が切れるのを機に広いところへ移転が決まりました

はじめは、寄せ集めの織機出始めた手織教室も
8年、特にこの3年の間に生徒さんが増え、糸の販売も始め
約7坪の工房がとても狭くなっていました

同時に講習用に使える織機は2~3台、生徒さんが増えて
その分私の休みも取れない状況になっていました
講習2人、糸巻きや糸見本作りの仕事、それに糸の発送と重なると
狭い工房が、てんやわんやでした

移転先は同じ市内、清瀬駅北口2~3分のビル2階の貸事務所で、約2.5倍の広さです
移転のお知らせをお送りしますのでお待ちくださいね
(ホームページなどの手直しもまだ出来ていません)

これまで自宅でしていた糸のストック、コーン巻き作業が全て1箇所で出来るようになります

広いので、これまで他の場所を借り手していたチェックデザインの講習会などに使えるスペースも取れそうです。
もちろん織機の稼動率も上がり、大きな織機が使いやすくなります
と、夢は一杯、でもその前に大変な引越しが・・・・・

12月半ばに引越しをしたいと考えています
その前後1週間くらい糸の発送ができません
段取りが決まり次第お知らせしますが、糸の購入を考えていらっしゃる方は
なるべく11月中にご注文をお願い致します

まわりで色々、ほんとに色々有り、自分のキャパシィティーを越えていると思うことが度々有りますが、その都度目の前の事を一生懸命、少ない力も精一杯働かせて前に進んでいます
自信が揺らぐと回りが気になりますが、まっすぐ、示された道をゆっくり歩む、歩み続ける事で、どこかへ到達できる、そんな生き方がしたいです

そんな思いで、昨日はトンカツを作りました
後片付けも最後までやって(って当たり前・・・)何だか家族もうれしそう

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東北へ

火曜日の夕方、急に決めて翌水曜日早朝車で娘と東北向けて出発しました
3日間の走行距離1300km

予定が入っていなかったわけではありませんが
諸事情から予定変更が必要と判断
私にしては他の方にご迷惑承知で珍しく即決
でも決めた時にはそこまでの距離のことが頭にありませんでした

行った先は、岩手県宮古市
でも海沿いではなく、最近合併で宮古市になった、川井村
 
山の中なので「暗くならないうちに来て下さいね~」と言われたので
東京を朝6時に出て娘と交代で運転、東北道をひた走りました

戦後開拓に入った人たちが残した家で民宿をしている
フィールドノートさんにお泊りでした

この冬一番の寒さに身体はとっても寒い、でもここにあるのはとっても温かい心、
子供たちもさることながら、大地に根ざして生きているこのご夫婦も凄い
現代の暮らしで忘れられてしまっている物が沢山ありました

先日の展示会でチャリティー販売をしましたが、その一部と
母や私がもっていた手編み用毛糸を1箱を
震災で被災した方々と手仕事をするお世話をしていらっしゃる
安部さんのご家族に手渡しました
急に決めたのでご本人はお留守でお会いできませんでした~

紅葉がとってもきれいでした


こんな色合いのチェックデザインが出来そうです


津波被害に見舞われた地域も車で通りました
言葉に出来ない深い悲しみ、無力感、そしてそこに暮らす人々の強さ、温かさなどなど
「自分の利益優先」みたいなこの国の人の上に立つ人たちに無い
とても尊いものを感じました
被災した方々にお会いすることは無かったけど、やっぱり行って良かった

しばらく親離れを心に決めてもがいていた娘とも話しをしたり、多くを共有
縛り付ける物ではないけれど、ゆっくり上るステップに親は手を貸したいものなのです

留守中のお問合せなど、返信しますので少しお待ちくださいね


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ツイードが流行ですね

「今年はチェックが流行っていますねぇ~」
この時期に同じような言葉を、ここ何年も聞いている気がする

加えて今年はツイードが流行っている!!

ツイードとは固めの毛質の糸で織られた羊毛の服地を意味する
語源は、スコットランド南部、毛織物産業が発展した地に流れるツイード川に由来すると言うのが最も有力だとされている。
綾織りを意味するTwill → Tweed になったという説もある

私が織っているのはスコットランドツイード
物の本によると、ハイランドツイードとも呼ばれるらしい
息子1が紳士服の雑誌にツイード特集を発見

先日地のし屋さんにツイードのプレスを頼んでみた
パリッとしてとてもいい布になった

目指すは、手織りだから工場生産品に劣るでは無く
手織りだから、工場生産品以上のクォリティーである服地

こんな作品いかがですか? 販売品です~





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机上講習でタータンを

雨の日曜日、豊橋から机上講習を受けに訪れたHさん

5年前にまだ今のようなチェックデザインの講習をしていない頃
前橋のパオさん企画のお泊りでチェックサンプルを織る講習に参加された方だ

で、先日の展示会も見に来てくださり、「ラフな服ではなく仕立てがきっちり出来る服地が織りたくなりました~」と言われ、今回の机上講習となりました

といっても、いきなり服地を織るのは大変なので、まずは好きなチェックのデザインの練習
そして、ストールなど少し大きな物を織る練習から始めます

千鳥格子ベースのチェック、グレンチェックタイプ、タータンタイプの3種類から選んだのは
自分では中々考え難いからとタータンタイプ

それにも2種類タイプがあり、マフラーサイズのデザインを3点作り
その中のひとつをストールに織ることになり糸を持って帰られました

チェックを織りたいと思っても、いざデザインとなると中々難しい、そんな経験ありませんか?
嘗ての私もそうでした
でも、ある程度の規則性を知ると、バリエーションはたくさんできる
また、そんなチェックデザイン講習会をしたいと思っています~

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