2015年 の投稿一覧

10色セットの販売を始めます

イベントの時に販売して好評だった少量(約5g)の10色セットを
ウェブショップで取扱いを始めます
織りと言うより、編みフェルトなど、小物を編む方にご愛用頂いています

ウェブショップのその他のカテゴリーに入っています

先日工房を訪ねてくれたお客さんが
前にお買い上げくださった1袋で編んだ作品を見せて下さいました

下のは林ことみさんの本に出ているもの、
上は鎖編みと長編みだけで編めるミニマフラー (中にこの編み図が入っています)
残った糸を適当な長さに切って色を混ぜてつなぎ、このマフラーを編むと楽しいです
洗うとつなぎ目もわからなくなります

この10色セットはこちらでもお買い上げいただけます
クラフトショップ&ギャラリー ともえ屋所沢

~*~ 色をお楽しみ下さい ~*~

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チェックデザインは色遊び

今年初めての3連休、後半の11日12日は工房でチェックデザインの講習会でした

関西から2人参加され、工房の生徒さんも加わって6人でした
定員8人だけど、このくらいが丁度いいかな・・・

この講習会は、手織りのためという限定がついているので
織り易いデザイン、作品にするときにスッキリ見えるなど、計算が大事になります
今回は、チェックデザインの構築というより、
色をどのように組み合わせるかの話が多くなりました

工房にある糸を全て出して、色相環のようにならべました

例えば、緑でも青の色味が強い色と黄色の色味が強いもの・・・と
少し色を分析してみることが出来ると、組み合わせの参考になります

一度で素晴らしい色の組み合わせと言うのは難しいので
色々試してみることが大事ですね
工房にあるチェックをほぼ全部引っ張り出して、見て頂きましたが、
あっという間にテーブルに山が出来ました


他の教室で、ラムウールの単糸を使ってストールを織った方が、
経糸が切れて大変な思いをされたとか
クルクル絡まるのが難しかったという話を伺いました

そこから見えてきた事です

経糸を整経するときは、
慣れない方は1本、また2本程度にして、均一にきれいに作ること
やり直しをすると、糸を必要以上に障ることになりますから、
撚りが取れる原因にもなります
 
撚り止めは一応してあるのですが、
双糸に比べ絡みますから整経台から経糸を外すときに
要所をしっかり紐で縛り、巻き取りの時は束のままテンションをかけます
1本は弱くても、束にすると切れませんからピント引っ張って巻いてください

筬を通してから、織機の後ろに座って綜絖通しをするやり方も有りますが
この糸には向いていないかもしれません
慣れた方は余り糸を触らずに作業ができるのですが、
特に初めての時などは、経糸の切れや絡みにつながります

絹や綿の糸のように大管に巻いて、複数の経糸を同時に整経するのも
慣れている方は大丈夫でも、慣れないとトラブルの元
チェックのデザインによっては、1本ずつ整経することもありますから
簡単な方法から初めて、大丈夫だと思ってから試されると良いと思います

この糸は工業用の糸ですから、機械にかけて織ります
合った扱い方をしてあげれば、切れることは有りません
織る時も経糸に程々テンションをかけて下さい

やり方、考え方、色々ありますが
どれが絶対だということは有りません
人の好みや慣れも違いますから、大事なことは自分で考えること
理にかなった事は、いつも答えをくれると思います
それを自分で確かめると、自分のやり方が出来上がってくるでしょう

また、会いたいですねぇ~ と終った講習会
2日間で仲良くなりました

チェックの魔法がつなげる仲間でしょうか

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織り作品

もうお正月の気分ではありませんが、
例年より遅れた両親の年賀状(寒中見舞い?)の印刷作業が続いています

教室の傍ら、明日からのチェック講習会の準備を進めました
糸や布のサンプリングと、チェックデザインのテキスト、合わせて38ページ
以前は夜中までかかって自分でしていましたが、
この頃では、息子がきれいに整ったページを作ることも、印刷もしてくれて、大助かり
やっぱり冊子つくりで腕を上げたようです

内容を読み直しながら、講習のシュミレーションをして、確認しました
同じことを何度も教えるチャンスが多くあるので
その都度、説明の方法や入口や通り道を変えるなど、
理解してもらえるように工夫します
その積み重ねが役に立っています12月からの作品紹介です
Yさんの少し太い糸でSeedの組織を入れたチェックのストール
このパターンは3の倍数なので、3本単位のデザインです


自分でエクセルを駆使してデザインしたのはHさん
少し硬い糸でバック用の布です
チェックの所とストライプの所は、緯糸の色が違うので、他の色も違って見えます


Mさんのグレンチェックと無地のマフラー
織る時に暗い色は左端まで、左のグレンチェックに明るい色が入るところは
中央で折り返して織ります
グレンチェックは暗い色と明るい色が半分ずつなので、
真ん中のつなぎ目も気になりません~
とても丁寧に織られました


これは糸見本に付ける布見本のために私が織ったラムウールの単糸の布
サンプルなので、半端になっている色をつかったのですが
左と右と、赤の色が違って見えます
左は青みがかったグレーに影響されてワインレッドのように
右は黄色っぽいベージュに影響されて朱っぽい赤にみえますね
チェックを織っていると、こんなことが良くあります


最近、手仕事を模索中の若い方と話すことが続き
自分の道のりを思い出す機会をもらいました
今のような仕事を目標にしていたわけではないけれど
一つ一つやりたいということを続けてきただけ

夢は回りの人に話しましょう
『織機が欲しいけど・・・』なんて、関係ない人に話していたら
思いがけないところで、『親戚の叔母さんが出来なくなって手放したい』なんていう話が
転がり込むかもしれません~

色々な扉をノックしていたら、予想外の道へ進む扉が開くこともありますね

若い人と話しているとワクワクします

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家族の絆

ここ数年、お正月には2日位1人で工房にこもって何か織っていたのですが
今年は全くその余裕がありませんでした
・・・て、時間が無いわけではなく、体力気力が伴わないわけで・・・

言い訳は色々ありますが、要するに自分の中で整理が出来なかったようです
それに加え年末は待ってくれない
会社やお店が休みに入るために、なぜかいつも流れている時間が分断される

年末29日から1日まで両親が兄が住む南の島へ旅行
父の体調も考えて、羽田まで車で送り迎えをしました
久しぶりの首都高速の運転です~
(私が運転免許を取った時に訳有って首都高速で特訓したので、かろうじて大丈夫)
中途半端に込んでいる首都高の運転は怖い!

丁度良い時間に着いたものの、駐車場は満車!
「帰省の人たちが置いて行ったため、出る人いないからいつになるかわからない」と
誘導しているおじさんの言葉に
「じゃあどうしたらいいの?」の私の言葉はちょっときつかったかな???
出口が解らず空港内の循環路を3回回ってやっと国際線ターミナルのPに入れてクタクタ

それにしても前日、空港内に黄色く色分けした循環できる道があることを確認しておいて良かった
「迷ったら循環道へ」と書いてあります
出口が解らなかったらその道を行くとまた同じところに戻って来れるということですね

無事、付き添ってくれる妹と3人を見送り、同行した娘とBig Birdを散策
国際線ターミナルは人が少なくのんびり~
江戸でまとめたお店が日本の文化を感じさせている
旅行の行き、帰りは余裕がないのでたのしみました

元旦の帰宅はとても寒いので大事を取って迎えに
今度は首都高速の様子もわかっているし、すいているのでちょと余裕
でも駐車場はやっぱり満車
遠くの駐車場まで行く時間もないので、また循環道を3週
無事、車に乗せて帰宅しました

2日は大したこともしないお正月も娘のおせちのお蔭でいつもの様子
妹家族や次男夫婦も加わって、にぎやかなお正月が出来ました
その中に加わる両親も、とても満足そう



さあ、ぼちぼち後回しにしていたことに取り掛かります~

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新年おめでとうございます

大好きな羊の年になりました

今年もどうぞよろしくおねがいいたします

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