2022年 の投稿一覧

講習会楽しかった!

以前お知らせした機かけ講習会をしました
参加されたのは5人

それぞれ自分の織り機で織った経験もあり
そこから「機かけがどうも上手にできない」や
何か上手くできない問題を持って来られました

上手に機かけをするのは、整経がきれいにできていることが大事です
整経台のところにホワイトボードを吊るして
糸のこと、糸の太さと織る時の密度のことなど
ノートの書き方も提案させていただきました

時間が余るかと思いましたが
最後の実際の巻き取り作業で少し急ぎ気味になりましたが
それでも、納得できないところの質問にセッティングを変更して見せたり
上手にできる道筋のヒントはいっぱい拾っていただけたようです

今回初めての試みとしてオンラインと教室の生徒さんの希望者にzoom配信しました
ただ聞いていただくだけでしたが、復習になったり
自分の時には気がつかなかったことが良くわかったとの感想が届きました

更に経験を重ねる必要はありますが、良い一歩でした❣️

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タータン登録

1年半ほど前にタータン登録された証書が届きました

正式にはスコットランドのTartan Registerで認められて初めてタータンと呼べるので
日本でそれらしきチェックを全てタータンチェックと呼ぶのとはちょっと違います
それでも、デジタルの色を選んでデザインしての申請はどこまで違いが出せる?など
デザインが登録商標のように思うと曖昧な感じはしますが
1番大事な意味は、タータンの持つスピリットではないでしょうか

実際に織った布を提供して、それが永久保存されます


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機かけ講習のお知らせ

今週金曜日に工房で機かけ講習をします。


自分の織り機は持っているけれど、上手に使えていないという方のための講習会をいたします。

4枚綜絖綾織り、織り始めるまでの基本
*糸と布の風合い
*整経の注意点
*織り機へセット方法と巻き取り
*綜絖通し、筬通しのヒント
*織る時の注意点 

などなど、皆さんのこれまでの経験を活かせるように講習します。

使うのはアッシュフォード卓上機ですが
他のタイプの織り機でもできるやり方で実演します。

513(金曜)13時〜16
人数 8人 残り3席
参加費 4000
ご自分の織り機をお持ちの方対象

お申し込みはタリフのホームページやウェブショップの
お問い合わせフォームなどからお願いいたします

この講習加えて、オンライン講習を始めた方々と
リモート手織り教室の構想もできつつあります
以前の記事

写真は、自宅に織り機を持つことになったKさんが、自分の織り機で練習中
2回目の「今日は1人でやるので手を貸さないで下さい」と頼まれました

気がついても口を挟まないのは、結構大変‼️
でもそこから気が付かせてもらうことが色々あってありがたい❣️

大変だったと言われるかと思いましたが、充実していたとの感想でした
自分で考えてやってみるというのは、達成感が大きいのです!!
でもやってみなければいつまでも実感できません〜

楽しいと思えるようになる前には小さな工夫や努力が要りますね
そのお手伝いができれば嬉しいです

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手織り教室 生徒さんの作品2

昨日に続き、生徒さん方の作品紹介です

左はMHさん 忙しいお仕事ですが日を空けて通われています
義理の息子さんからリクエストのタータンイメージのマフラー
こだわりの色もご本人が選んだ色で、、、
差し色の明るめの紺がとってもおとなしい色になってしまいました

右上は服地で腕を上げたSHさんのブランケット
経糸は同じなのに緯糸の色を変えると違う表情を見せてくれます

右下は3作目のFSさん
差し上げる方に合わせて単糸でグレンチェック
さすが糸紡ぎをたくさんされているので、糸の扱いが上手ですね


これはM I さん
4枚綜絖を始めてから織った数は多く無いのですが
前回使った織り機の続きで初めての8枚綜絖!

まずは本の通りの4枚綜絖2つの組み合わせのデザインに挑戦
始めは???という感じでしたが、織り始めたら解ってきました
色の組み合わせで雰囲気が変わりますね

私は生徒さんの残りの経糸で筬を通し直してマットを織りました
私は経糸が見えない織りは好きではなかったのですが
ピーターコリンウッドのラグ織りを知って、時々楽しめるようになりました

4年前にタリフの仲間と山形の佐藤繊維の工場見学に行った時に
山形緞通(絨毯)にも寄って、ショップで残糸を買って帰りました
いつか織りたいと思っていたので、ちょうど良い❣️
色の組み合わせは良かったけど、太さが微妙に異なって
結局こんな色の組み合わせになりました
これで「いつか織りたい‼︎」のリストから一つ減りました

まだ写真を撮り忘れた方々の素敵な作品がたくさんあります
いつも賑やかな教室です❣️

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手織り教室 生徒さんの作品



上は、千鳥格子の次、2作目を少し幅を広くして織り始めました
アパレルの仕事で良い服地を見てからツイードに興味を持ち
自分でも織ってみたいと飛び込んで来られた若いS氏
目標がはっきりしているので、講習も2作目から服地が織れるようになるための内容です

左下は、Yさんの織りあがったばかりの1作目
安定して打ち込みも整っています
少し手織り経験はありますが、これからオンライン講習で
4枚綜絖の織りを覚えたいというご希望です

右下は、70代のWさん
編み物、裁縫の後、どうしてもしたかった手織りを始めて1年余り
息子さんからタータンチェックのマントを頼まれたことから
タリフを見つけて下さいました
これまでの織りと少し違うので、1つずつ確かめながら進めています

2枚目の写真はベテランさん

上は染織の先生をしているTさん
何でも良く知っているのですが、ウールの服地を織りたいと来られています
このデザインは試し織りの中から選びました

左下は一番長く来られているKKさん
お友達から沢山もらった刺繍糸をテーブルマットに織りました
色はたくさんあるけど、1色の長さがないので、とっても手間がかかっています
糸を下さった方が喜ばれるでしょう!

右下は若い時に着物地を織られた経験があるSKさん
長めのベストが欲しいと、初めてウールの服地タイプに挑戦!
タリフでベストキットを作っているナチュラルカラーの糸を使っています
打ち込みが揃わずに苦労されましたが、
打ち込む様子をメガネをかけて良く見えるようにして努力!
きれいに織れるようになり腕を上げました‼︎ 
自分で洗い、しっかり縮絨して、アイロンもしっかりかけて
とても良い布になりました

これはもうすぐ90歳のAMさん
工房始めたをばかりの頃に、タリフの機かけを「とても良い」と
タリフの1冊目の冊子「千鳥格子格子のマフラーを織りましょう」を
作るきっかけをいただきました。

一度は止めると織り機も手放したけど、どうしても諦められない、、、
久しぶりに工房に来られました
他の人のおしゃべりも耳に入らないくらい集中されていました
少しずつ楽しんでいただければ嬉しいです

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ヤノフ織りでお茶帽子

教室の合間に織っていたヤノフ織りが終わりました
使ったのはラムウール双糸、5/cmの密度です

試しに作ったのを教室の皆さんに「欲しい〜」と言われ
自分でも気に入って、楽しく織りました
表と裏の2枚で1つです


さて誰のところへ行くでしょう❣️

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洋の機かけの講習

自分の織り機は持っているけれど、上手に使えていないという方のための講習会をいたします。

4枚綜絖綾織り、織り始めるまでの基本
*糸と布の風合い
*整経の注意点
*織り機へセット方法と巻き取り
*綜絖通し、筬通しのヒント
*織る時の注意点 

などなど、皆さんのこれまでの経験を活かせるように講習します。

使うのはアッシュフォード卓上機ですが
他のタイプの織り機でもできるやり方で実演します。

513(金曜)13時〜16
人数 8人 (4人予約済み)
参加費 4000
ご自分の織り機をお持ちの方

<<フォローアップ講習>>

この講習に参加された中から、希望される方に4回連続の手織りの基本を覚えるための講習(2回目からオンライン可)を提案いたします。

タリフの教室で手織りを始めたばかりの方が4枚綜絖の綾織りの基本を覚えるために行っている課題です。

千鳥格子、千鳥格子にオーバーチェック、グレンチェック、ターンタイプのチェックの4点をタリフの糸で織ります。これを1ヶ月に1点ずつ進めます。

講習料 1回 ¥3000(織るための計画作り+随時 疑問に答える)
材料費 マフラー1本 200g  ¥2800
    色は自分で選び、デザインの割合でセットいたします。
4回連続の費用前納の場合 双糸糸見本プレゼント
講習料¥12000+糸代¥10400
オンライン講習の場合送料の実費をご負担ください。

講習日程などは機かけ講習の時に相談させていただきます。


<<
深く手織りを楽しみむ>>

いつも思うこと:
織りには正しいや間違いは無い!
でも、糸や布は嘘をつかない!

せっかく手織りをするなら、気に入った作品にしたい望みは誰でも同じですね。
でもそこまで行く道筋はみんな違います。

自分の望む手織りができていないと思うなら、なぜそうならないのかを考えてみましょう。
考えて、観察して、気がつくことがあればそれを改善できる方法を考えましょう。
考えたことが正解かどうか、再度試してみましょう。
考えてもわからない時は誰かに聞いてみたり
見つけたことを人に聞いて確かめたりしましょう。

考えてから聞くのと、考えずにすぐに聞くのとでは、理解も得られる喜びも違います。

「不器用な人は得なのよ」 先日耳にした言葉です
器用だと苦労も無く言われた通りに直ぐできてしまう。
でもその通りできなければ、何度も挑戦してできるようになる道のりがあります。
その間に自分で試し、考え、答えを探す‼︎
自分で見つけた小さな真実は、与えられた物より大きく輝いてくれるでしょう
その間に出会えるたくさんのことが
心を豊かにして物作りの一番貴重な要素につなげてくれるでしょう。

世界中で不安定要素が溢れている中、自分の心を支えてくれるのは、
こんな小さな楽しみ、喜び、嘘をつかない物との出会いではないでしょうか?
そんな想いで手織りを楽しんでいます❣️

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第2水曜日はニットと紡ぎのレッスン

もう随分長く続いてる第2水曜日のbaru先生のレッスン

毎回午前中は編み物
編みたい物を教えてもらうことができます
紡いだ糸で編むのがお得意の先生ですが
既製の手編み毛糸で、棒針編編み、かぎ針編み、アフガン編みなど、、、
本の通りでもオリジナルでも
この模様でこのサイズなんていう希望も教えていただけます

お昼前から少し重ねて紡ぎのレッスン
羊毛の扱い方、紡ぐ前の作業や異なる紡ぎ方など奥が深い話がたくさん!
今は4人のメンバーが一つずつカリキュラムを進めています

今日の編み物の参加がお一人だったので、私も仲間に入れてもらって
「暮しの手帖」に掲載された猪谷靴下の編み方を教えていただきました
今日は踵まで❗️ 忘れないうちにもう片方編んでみましょう
久しぶりに教えていただく身になり楽しかった❣️


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最近の1枚

ひよっこり出てきた編みかけの1枚を仕上げました

母が遺した毛糸の箱の中にあった糸で編んだモチーフ
つなぎかけで仕舞い込んであったのが出てきました

全部繋いで縁を編んで、、、

これでやりかけが一つ片付いた❣️

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卓上機でヤノフ織り

先日のお問い合わせ
「アッシュフォード卓上機でヤノフ織りをしているけど、
柄が本の物より縦長になってしまう。
打ち込みのコツはありますか?」

ちょうど私も織っているので、ヒントになるでしょうか???
使っているのはタリフの双糸
筬密度は12/インチ(約4.8/cm)に2本ずつ
幅が狭い物は5/cmでもきれいに織れるのですが
幅が広くなると打ち込みが入り難いですね

タリフでは、筬枠の向きを変えて使っています

綜絖のすぐ近くに筬を持ってくることで、経糸の開きを大きく使うことができますし
柔らかく織るような時には打ち込み具合が良く見えるので、打ち込みも安定します
(織り機をたたむ時は入れ替えます)

重い織り機なら簡単に打ち込める密度でも、
この卓上機は本体が軽いので
ヤノフ織りのように経糸の密度が高いと難しい!

あくまで私のやり方ですから、参考にして自分のやりやすい方法を見つけてください❣️

織る位置は綜絖から10cmくらい
狭くなったらこまめに巻き取ります

経糸の張り具合も強め!
経糸の開きは小さくなりますが、板杼が充分通ります

そして、スティックを抜いた後は力づくで打ち込む❣️
経糸を閉じてもう一度!
織り機が動かないように体で押さえます

このところヤノフ織りでお茶帽子用の布を織っています
以前織った布で自宅用を作って、毎朝いいなぁ〜と見ているので
色々織ってみたくなって、、、、
ヤノフの頭になっている間にもう少し織りたい

写真は後ほど

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