2022年 の投稿一覧

藍染め講習会

スピニングパーティー出店のために上京された北海道の風色さんが
タリフでウールの藍染めの講習をして下さいました

夏休みに娘が北海道の風色さんを訪ねて体験させていただき
この機会にぜひ他の方々にも知って欲しいとお願いして実現しました

藍染めや植物染色の経験がある方々に来ていただきました

なんとなくは知っていたけれど、他の染色と全く違うことが解りました
本当に奥が深い❣️

希望者がたくさんいれば、またお呼びできるかもしれませんね

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楽しかった❣️


3年ぶりの東京スピニングパーティーが無事終わりました
たくさんの方々にお越しいただき、ありがとうございました

タリフを以前からご利用いただいているお客さま
タリフを目指して来て下さった方々
通りすがりに立ち止まって下さった方々
色選びを長い時間楽しんでくださった方々
人に会うことが少なかったコロナ禍で、直にお会いする嬉しさをたくさんいただきました

ずっと前に絹糸でグレンチェックのマフラーサイズを織って
反幅帯に仕立てた物を、コロナ直前の作品展で買って下さった若いお嬢さん
「その後色々な着物にも良く合って楽しんで使っています」と話しに来てくださいました

大学の課程で色やデザインの相談にみえた大学生のお嬢さん
実物を持ってきて「大変だったけど、とても楽しく嬉しかった」と
とびきりの笑顔❣️  

通販で糸や冊子を買ってくださり、実物を見にいらして下さった方々
冊子の内容の質問を持って来られた方々
色の組み合わせを色々アドバイスさせていただいた方も多くいらっしゃいました 

自分で中古の織り機を手に入れたところで途切れ気になっていた
教室で織りを覚え始めていた青年も顔を見せてくれました
これからまた少しずつ進みそうです

タリフの教室から巣立って、ご自分の教室を始めて活躍しているichicoさんが
新しく完成したご自身の本の英訳本を持って訪ねてくださいました
師匠とは言われるけど、もう同じ土俵にいる仲間です
教えるプロとしての心構えなど、自分の原点を思い出させていただく嬉しい再会でした

そして3年ぶりに会う仲間たち、すぐに分からなくて大変失礼いたしました
3年の間に年齢を重ね、髪形や体型が少し変わったり、マスク姿が初めて!
お会いした方々を覚えていられない私は、失礼ばかり
嬉しい再会、新しい出会い、タータンのこと、織のこと色のこと
たくさん話す機会をくださった皆さま、ありがとうございました

もうずっと訪ねていなかった横浜在住の妹宅に泊めてもらい
これも良い経験でした 
ありがとう

これからも応援どうぞよろしくお願いいたします

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準備中❣️

3年ぶりに色々引っ張り出しました
 
私たちが糸屋と出店するのはスピニングパーティーだけなので
商品を並べるために、工夫して棚を作ったりしています

マフラーキットをもっと見やすくしたいと
数年前にダンボールで作ったのがこれ‼︎


厚手のダンボールを2枚貼り合わせて、形に切り
組み立て止めるのはマジックテープ
試しに、、、と思っていたのですが、このまま役に立ちますね

糸巻き作業はSさんと娘Mがどんどん進めてくれて
ちょっと手仕事したい方向けの小さなパックもいっぱいできました
好きな色を見つけて下さい〜

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限定販売❣️

今週末のスピニングパーティーに向けて、準備を進めています

展示用にリジッド機にタリフのスチュアートの経糸をかけながら
これを見たら、織りたい❣️と思うだろうなぁ〜と思いました

このオリジナルに近いデザインはキットにしていないので
スピニングパーティー限定でキットを作ります。

色数が多いので、ちょっと難しいけど
織りたいと思えば、きっと楽しんで織っていただけるでしょう

お楽しみに❣️❣️

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オーバーショットオンライン講習

9月8日から3回のオーバーショットのオンライン講習が終了しました
当初2回の予定でしたが、参加者の皆さんの様子から
復習も兼ねて3回目を追加講習

オンライン講習、複数の方々への講習の難しさ
加えて説明の順序、説明の仕方などなど
私が多くを教えていただき、ありがとうございました
教える側が1番勉強するとはこのことですね

今回の参加者はリモート手織り教室の3人を含め9人

1回目は組織図を小さなブロック毎に区切って書く講習
書いた物を写真に撮って送っていただきました
間違いなく書ける方、まだ良く解らないで迷われる方、当然 皆さん違います

2回目で実際に作品を織るために必要な内容を講習
織り機の下開口と上開口の違いや、糸の組み、密度などなど
冊子のP12 初めてオーバーショットを織るための内容を
糸の太さや組み合わせを変えて実際に織っていただきました

本の通りに織ることもできますが、仕組みを考えながら何度も織ってみると、楽しみが増していきます
集中力が必要だし、自分で考えないとできない織りです
私も最初は同じだったし、教えながら間違えてしまったことも1度2度ではありません
好きだから続けて解るようになったのですね
「先生はどこにでも‼︎」

この冊子で説明していることは、あくまでも私流!
他の考え方が良くないということではありません

組織図が好きな方のために、この先の講習もやってみたいなぁと、次の企画案もいただきました
このチャンスを下さった参加された方々に、感謝です❣️

*タリフのオリジナル冊子の「オーバーショット」をお持ちの方へ
これを見ただけでは良く解らないという方は
綾織りを理解するために「色々な綾織り」P2〜P7をお読みください
織り機の違い、組織図の読み方など詳しく解説しています

オーバーショットの織り方も綾織り組織サンプルのP24左側に出ています
<<下記の内容>> 参考になさってください

図 上開口4本ペダルに間違いがあったため訂正しました。2022/10/14

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エリザベス女王への哀悼

英国のエリザベス女王のご逝去に際し、心からの哀悼を表します

世界中でこれほどの人物が他にいたでしょうか?

20代始めに英国に語学留学した際、英国の文化に感化されて私の生き方の一部にもなっています

時々に報道されるスピーチではいつも思いやり溢れ、人々の指針を示され、
希望へとつながる言葉の数々に励まされ、困難な時の支えとなりました
特に心に残るのは、「皆が団結することで必ず困難を乗り越えられる」という
コロナ感染拡大の不安の中にいた人々へのメッセージです
1人ではなく他の人と手をつなぎましょう〜

私の想いは、現地で花を手向ける人や
葬列を見守る人々、最後のお別れに訪れた人々とともにあります

女王に贈りたい言葉は新国王や多くの人と同じく「ありがとう!」


2002年スコットランドバルモーラル城近く、ブレーマーのハイランドゲームに来られたエリザベス女王
他の人たちが道に並び始めたので一緒にいて、エリザベス女王をお迎えしました
その時に私が撮った写真です



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スピニングパーティーに出店します

コロナ禍で開催を中止していたスピニングパーティーが
新しい場所、横浜で開催されます

今回は人数制限等があり、事前予約の必要で既に始まっています。
(告知が遅くてごめんなさい)
詳細はこちらをご覧下さい

タリフでは今シーズンのために新しいマフラーキットを準備しています
初めて8枚綜絖で織るデザインです
小型の織り機でも8枚綜絖を持っている方が増えてきているようですが
4枚から8枚へのレベルアップは大きな一歩ですね

そんな方々のための提案したいと考えたキットです

初めて8枚綜絖をされる方は左側の分かりやすいものからどうぞ
教室でも人気の変わり2重織(deflected double weave)は
平織りベースで、色と組み合わせを変えると色々な模様が織れます

8枚綜絖の織りは洋書が多いのですが、洋書を見ても解るテキストも作りました

スピニングパーティー後はウェブショップでもお取り扱いいたします
又、色の変更も承ります

例年より準備が遅れていますが、教室の合間に頑張ります❣️

私は以前にお会いしていても忘れてしまっていることが多いので
会場に来られた時は、ぜひ自己紹介も含めてお声かけお願いいたします〜
しっかりマスクをして、少し離れておしゃべりできれば嬉しいです

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緑の栗のイガで染めてみました

夏休み前に緑の栗のイガでも濃い色が染まる話を聞き
出かけた先で、たくさん拾ってきました

濃い色にしたかったので、鉄の先媒染5%
栗のイガは糸とほぼ同量
染液の温度が上がるにつれて濃くなってきましたが
一緒に染めているのに、濃い色と中くらいの色
ずいぶん違います

右端のグリッドストンは、長〜く眠っていた工場で洗われた原毛を紡いだ糸で
ひま研さんのサフォークは、8年以上前に買って眠っていた1頭分の一部
手洗いしてドラムカーダーにかけた毛を紡いだ糸
毛の太さも似ているし、たくさんある羊毛の種類からすると、ほぼ同じタイプと思われます

どうしてサフォークが濃い色にならない?
仮説の話ですが、手洗いの方が毛が痛んでいないから
工場での洗毛は、手洗いより強い洗剤を使っているかもしれません

こんなことをbaru先生と話していたら、鉄は5%要らないかもということで
次の日、まだ使っていない染液が残っていたので
鉄媒染2%、染液を糸と同量の栗のイガの割合にして染めたのが左の2カセ
毛のことはわかりませんが、いただき物の手紡ぎ糸
この色になれば2%で充分ですね

前日のサフォーク、半分を濃い色にしたかったので、残りの染液で重ねて染めてみました
それがサフォークの中の左側の2カセ
染液が1日経って酸化したのか、赤みが強くなっただけで濃くはなりませんでした
正確なことは分かりませんが、ちょっと意外な結果でした

毛は嘘をつきませんね
もう一つ糸は嘘をつかない話
サフォークの1番右のカセ、少し短いですね
左側の糸は少し硬めの糸にしたかったので撚りが強めです
それに対して右端は少し緩め
その撚りの違いが弾力性の差に出たと考えられます

栗にもらった楽しい体験でした

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手仕事色々

初めての1ヶ月の夏休みでした
コロナ禍のお休みはありましたが、自分で決めたのは初めて!

この数日、いくつも同時進行して工房は散らかった状態です

出先で拾ってきた小さな緑色の栗のイガで、紡いだ糸を染めてみました
同じような毛質の糸だと思った2種類の糸を一緒に染めたのに
片方は濃い色にならない⁇
その後方針が決まらず、工房の台所はまだ染めの道具が出しっぱなし‼︎

同時に進めた縫い物
ヤノフで織ってあったお茶帽子を縫いましたが
合う裏地を探すために布端などが入っている戸棚からは、箱や袋を広げたまま
まだ次にも作りたい物が、、、 これも方針定まらず片付けて無い‼︎

ず〜っと前に織った手紡ぎ糸の布のベストも縫いました
そのために紡いだ糸ではなかったために、思った以上に柔らかい風合い
タリフの糸で織った布とはちょっと違いました
上等な仕立てではないけれど、形になりました

裁縫教室に行ってカーディガン風のジャケットの仕立てをご指導いただきました。
何度も通う時間が取れないので、続きは自分で‼︎
やっぱり先生に教えていただく緊張感が、丁寧な作業をさせてくれますね
自己流でどうにかなる?とずっと思っていたけど、教えてもらうのは楽しい

合間に、少し仕事もしてますよ〜
新しく作るキットの撮影とテキスト作りは息子の担当、進んでいます
オーバーショットのオンライン講習の連絡や資料発送などもしました

それぞれに話し始めたら長くなることばかり
さて、その時間が取れるかどうか

散らかった物たちを、それぞれ定所に戻して、9月1日から教室です❗️
皆さんにお会いするのが楽しみです❣️

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オーバーショットのオンライン講習


手織りを始めた方が、いつかは織ってみたいと思うオーバーショット
そのオーバーショットを冊子にまとめて以来、少しずつ、でもコンスタントにご注文をいただいています。
今回リクエストをいただき、オンライン講習を企画しました。

参加条件:平織り、綾織りを理解して織れること
     タリフのオーバーショットの冊子を持っていること
     zoomが使えること
     
内容:オーバーショットの基礎を2回に分けて勉強します。
   ①オーバーショットの仕組みと組織図を理解する
   ②実際に織るための糸や密度、織り方

募集人数:6名 残り3席  満席になりました
日時:9月8日(木曜)15日(木曜) 20:00〜21:30
受講料:6,000円

申し込みはタリフのHP、ウェブショップのメールやお問い合わせから、お願いいたします。お申し込みの際には、フルネームと手織り経験を簡単にお知らせください。(電話でのご連絡はお控えください)
参加確定後、受講料のお振り込みや、当時準備していただく物をお知らせいたします。ご希望により、10月にフォローアップ講習として、実際に作品を織るための個別講習(グループで共有)も考えております。
オーバーショットを織ったことがある必要はありませんが、経験があるとより理解しやすいと思います。
コロナ禍で制限された暮らしが続く中、心落ち着く手仕事を始める方が多いのではないでしょうか。私も落ち込んだ気分の時に随分助けてもらいます。
先延ばしにしていた自分の楽しみをこの際に、と手織りを始められた方が多いようです。教室への希望者が増えて、これ以上は回らない状況です。
そんな中、少しずつですが、オンライン講習を始めました。
当初私が提案した形を変えて、春から「リモート手織り教室」として、月1回の指定日の個別講習に加えて、他のメンバーが聴講できるシステムを取り入れて、講習以外でもLINEグループで情報交換など、実際のタリフの教室に近い環境を考えました。
個別対応は手間と時間がかかるために、多くの人数には出来ませんが、どの様な形が良いのか手探りを続けたいと思います。
大事なのは、「自分が楽しいと思う手織りができる」こと
そのお手伝いができれば嬉しい。

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