イベント

スピニングパーティー終わりました。



会場へお越しくださった皆さま
ありがとうございました。
多くの方々で会場熱気ムンムンでした❣️

余裕無くお店の様子の写真も無い💦
なので、久しぶりにお会いした方が
撮って下った写真の背景をご覧ください。

たくさんの同じ楽しみを持つ方々とお会いできて
色々なことをお話しできて
楽しかった❣️ 嬉しかった❣️

ご自分の作品を持って来て見せてくださった方々
ありがとうございました。
一つ一つに皆さんが大事に織られて、洗って仕上げられた楽しまれた様子が感じられました。
皆さんの作品からまた多くを教えていただきました。


話を聞いてくださった方々は「全部は解らない〜」と
思われたことでしょう。
私だって長い時間をかけて見つけた答えだったりします。
なので、新しい発見が1つあればOKです。
そこから、ご自分で確かめたり、次の疑問が出てきたり、
ぜひその工程を楽しんでください〜

新作キットがどれも人気でした。
キットがあっという間に売れて、ご注文いただいた方も。
順次用意してお送りするので、少しお待ちください。

私が着ているシャツは娘のオリジナル羊のプリント
この日のためにシャツを縫ってくれました。
準備が整ったら販売もあると思います〜

などなど書ききれません。
少し休んで次へ進みます。

関連記事

スピニングパーティーまで1週間

新作キット

東京スピニングパーティーまであと1週間
準備が遅れていましたが
いよいよ ’しっぽ‘に火がついた🔥
準備していた糸を並べてみました。
最初からキットを意識して織っていた訳ではないけれど
どれも、私のお気に入りばかり❣️
お出かけ毎に違うマフラーを巻いてみたい。

今回初めて国産毛糸を使ったキットを作りました。
国際輸送の費用の分お安い価格。
スコットランドの糸と同じような風合いに出来上がります。

また、限定販売で特に縮絨が楽しいキットも布見本付きで用意いたしました。
会場で実際に触って確かめてください。

また、洗いや縮絨の質問にも私がわかる範囲でお話しいたします。
まだまだ知らないことがあると思うので
絶対的なことではありませんが、一緒に考えてみませんか?
お話しだけでは分からないことが多いので、
ご自分で織られた物をお持ちください❣️

定番の糸のほか、冊子や本、ベストのキットなども持って行きます。

‼️現金のお支払いでお願いいたします‼️

準備の時間があれば、定番販売以外の糸も用意したいと思いますが、、、、
合わせて、流れてきた中古の糸も持っていきます。

会場でお会いしましょう❣️

関連記事

再び立ち止まる

縮絨についての投稿を終えて、さぁ次❣️
と思った矢先にまさかの活動停止
家族揃ってコロナに感染してしまいました。

滅多に風邪も引かないのに、1ヵ月で2度目の風邪症状
軽く考えていましたが、10日以上過ぎてもまだ本調子に戻りません。

といっても寝込むほどではないので、少しずつできること(何時もの1/5くらい)をしています。
構想は練っていたものの、スピニングパーティーの実際の準備は手付かず💦

リハビリ兼ねて、やっと織り上げた物を洗いました。

これで少し進めそう。。。
教室始めて20年余り、初めて体調不良で長いお休みをいただきました。

それにしても、やっぱりコロナは侮れない。
パンデミック頃に感染された方々の辛さを思いました。
もう少しスローペースにお付き合いください。

関連記事

衣服文化の違い

私がツイードに手織りを習いに行った英国は
長い紡毛糸の衣服文化と、手織りで工業用の毛糸使うバックグランドがあります。

ブリテン島には古くから羊が居て、大昔から人々は羊がくれる羊毛を糸にして衣服を得ていました。

写真はスコットランドで撮影

そこに居る羊はツイード向きの毛質(短くて縮れている)なので
それが産業として発展したことはとても自然です。
5000年前から糸を紡ぐ人とその糸で織る人は別だったと聞いたことがあります。
産業革命前、人々は暮らしのために羊毛を手紡ぎし
それを
買い集めて織り手に売る商売をする人がいて
織り手は織れた布を売って生計を立てていたそうです。

産業革命で糸の機械生産が始まると、織り手は工場から糸を買って織り
その後織機が開発されて、やがて生計が成り立たない手織りは無くなっていったというのは自然な流れであったと思います。

今でも英国の手織りは、工業用の糸を買って織るというのが当たり前。
英国にいるのは肉用の羊、その毛は、短く縮れていて紡毛糸向き。
その糸で織った物は洗って、油で抑えていた毛を広げ絡ませて縮絨することでしっかりした布になります。

*工業用糸に油が付いている理由
紡績時に羊毛を傷めないために油と水を混ぜた物を吹きかけます。
機械で製品化(織やニット)する時に毛羽立ちを抑え、切れ難くする効果があります。

元々羊が居なかった日本に羊毛が入ってきた時に
日本の衣服文化(着物を織る絹や細い綿糸)で馴染まれていた
「すんなり滑らかな毛糸」を作ったのだろうと想像します。
それは長い羊毛だけを平行に揃えて撚りをかけた梳毛糸です。
手編み用の毛糸が人々の1番近くにある梳毛糸ですね。
例外はありますが、一般的に収縮性があり摩擦に強く、
編んだ後でサイズや風合いが変わらない、編み糸に適した性質です。
また学生服や紳士用スーツなど薄手で丈夫な服地も梳毛糸で織られています。

このような衣服文化の違いからか、
約50年前に私が体験したら「洗って変わる糸」のことを知る人も
興味を持ってくれる人もいませんでした。
そういう点からはインターネットの発達とSNSの普及は凄いものですね。

しかしながら、
縮絨については実物を見て、触って自分で経験する以外に本当の理解に至りません。

東京スピニングパーティーに色々な実例を持っていきます。
触ってみて、その風合いが好きな方だけに限定販売のキットも用意いたします。
勿論通常販売しているスコットランド製ラムウールの糸で織っても
とてもふっくらした風合いになります。

これまでタリフの糸で織られた物を見せてください❣️
又は他の糸でも風合いに満足していない布がありましたら
是非会場にお持ちください。
見せていただいたら、何かアドバイスがあるかもしれません❣️



関連記事

糸口見つけた❣️

東京スピニングパーティーに出店を決めてから数ヶ月
多くの同じ楽しみを持つ方々と
直接会うことができる機会に何を伝えたいのか?
確かに「有る」のに形が見えずに、酷暑の日々。

多くが絡み合った何かをどうにかしたい💦
やっと、一度解いて整える糸口を見つけました。
糸口を見せてくれたのは、やっぱり糸‼️

最近、織った物の仕上げに洗う事を「縮絨」と言うことが増えていますが
「洗い」=「縮絨」ではありません ❌

「縮絨」の意味
 布をぬるま湯などで揉み洗いすることで、
 羊毛特有の変化する性質を引き出して、
 膨らみや風合いを引き出すこと。


専門的には正確ではないかもしれませんが、平たく言うと
洗うことで風合いを変えることができる「羊毛の紡毛糸」にだけ使える言葉です。

東京スピニングパーティーは羊毛を紡ぐ方々が始められたイベントです。
それに、2006年スコットランドの糸を持って出店した私の原点は
「洗うと変わる糸」 ズバリ 縮絨する糸です。

縮絨にこだわった資料や縮絨テーマの限定販売キットも用意しています。
画像ではなかなか伝えられない「縮絨」の極意を会場でお伝えします❣️
糸や布を、見て触って観察して、自分で確かめてください❣️
❣️そして私を見つけて質問してください❣️

続けて縮絨についてもう少し詳しくお伝えいたします。

関連記事

中古糸のタリフマーケット

高齢になられた染織りの先輩が、長い間人々が集まっていた仕事場を閉めるお手伝いで、大量の糸を引き取りました。
こんなにたくさんあるとは思わなかったけど
選ぶこともできず、車で3往復。。。。
長年複数の方々が持ち込んだとみえ、古い糸がたくさん‼️

教室の合間に約1ヶ月かかって、種類別に仕分けしたり、カセにして長さを出したり、洗ってみたり、、、

確かに古いけど、今は手に入らない糸もあります。
植物染色したウールや綿糸
ガサガサな麻糸やたこ糸、絹のキビソ
黒い糸はウール、絹、綿など色々
羊毛もあります‼︎

もう少し整理しながら、追って詳細をお知らせ致します
そんな糸を使ってみませんか?
多少の手間賃程度のお値段でお譲りいたします。

<< タリフマーケット >>
場所:手織工房タリフ 東京都清瀬市
日時:7月19日(土) 20日(日)
   10:30〜16:30 最終入場16:00
お支払いは現金のみ

なお、工房ではタリフの糸やキットのご購入もできます。
(事前にお知らせいただけると確実です)

関連記事

タリフマーケット楽しかった❣️


タリフマーケットにご来場いただき、ありがとうございました。
インスタでは準備状況などお知らせしていましたが、ブログまで手が回らず、
こちらの読者の方々には失礼致しました。

この真夏の暑さは予想外でした。

例年なら秋風が吹き始める頃、室内とガレージやショップ前のスペースを使う予定でしたが、全部室内に押し込みました。

エアコンの冷房MAXでも、皆さんの熱気が凄い‼️
それでも羊毛は場所が無くガレージへ🥵

ご来場の方々は多過ぎず 少な過ぎず❣️
内容が濃い話があちこちで、、、
楽しい交流ができました。

タリフのお客さまも、、、
キットのことを質問してくださる方、
ご自分でデザインされたチェックの色と分量の確認をご希望された方、
オーバーショットの糸の太さの相談された方々、
リネンを織ってみたいけどと織り機の話をした方、
見本で出しているベストを着てみてくださった方、 などなど
オーバーショットのコースターの体験をしてくださった方々

ありがとうございました。

望んでいた答えを差し上げられたでしょうか?
時々早とちりでピントズレになることも、、、

織り途中の織り機の前でのツイードの話や、ウールとモヘア引き揃えの服地の話など、押し売りの様に話したことも、、、
聞かれもしないのに、これだけ喋ってしまうので、質問されたら、話が止まりません〜
聞いてくださってありがとうございました。

お客さまをお迎えした仲間たちも楽しみました

皆さんのもらった「楽しかった」が広がると嬉しいです。

秋風までもう少し、
ウールの季節に向かって織りたい物 満積なので、迷っている時間はありませんね。

教室をしながら、次の企画「糸と布の勉強」に向けて準備をしましょう。
(自分を有言実行に追い込むための発言です〜)

❣️これからもどうぞよろしく❣️

関連記事

ステキな糸が並びます❣️タリフマーケットのお知らせ③



クラフトひつじ座からタリフマーケットで販売する糸のリストが届きました。
(画像にリンクがあります。)



3月のウールマーケットは羊毛でしたが、今回は糸がメイン。 (羊毛もあります❣️)

手編み、手織りにお使いいただけます。

カタログを見て買うしかなかった糸がタリフに並びます❣️
他、カタログに出ていない糸もあります。

この中のアルパカ50という糸をタリフの新しいキットで使っています。
「アルパカ50」50g2個お買い上げの方にはブランケットツイルのテキストを販売いたします。

クラフトひつじ座の石田さんは、長い繊維業界でのお仕事と人のつながりで、
広い世界を知っている貴重な存在。
私も度々疑問の答えをいただきます。

何より手仕事の楽しさ、奥深さを伝えたい想いが熱い‼️
教える人というより、道具と材料を販売している立場だから伝えられることは一味違います❗️

15日日曜日には清野工房の清野詳子先生がひつじ座の応援に来てくださいます。

会って、話して、知らないことを見つけてください。

関連記事

タリフマーケットのお知らせ②


綿工房 磯さんは1日目14日(土)の参加です。
「コットン用スピンドルで綿を紡ぐ」

“綿のこと“ならこの方❣️

時々の的確なアドバイスをいただいています。

綿は紡がないのに、ある年のスピニングパーティーで
輪の外から綿紡ぎの楽しそうな話を聞いて
つい綿用スピンドルを購入しました。

長い時間を経て
今回はmy spindle で綿紡ぎを教えてもらいたいなぁ〜

この間見つけた祖母の代からの物と思われる綿が糸になるだろうか⁇

タリフマーケットでのワークショップは予約制ではありませんが
ご希望の方は直接お願いすると良いと思います〜
双方の熱意が、より有意義な体験を可能にします❣️

タリフでも、色の組み合わせや使い方
オリジナル冊子の内容についての質問など
遠慮なく聞いてください❤️

関連記事

タリフマーケットのお知らせ


来週本州直撃という大きな台風の後は少し涼しくなるにでしょうか?

この暑さ疲れてきましたね。
気持ちはあるのにタリフマーケットの準備がなかなか進みません。 
でも雨予報で週末の予定がキャンセルになって
実のところ休息と仕切り直しの時間が与えられて、ほっとしました。

タリフマーケットまで3週間‼️
参加される方々が準備を進めています。

STUDUO TESSILEの中村靖子さんは、イタリアで組織織りを学び
その後昔から残る民族に根付いた織りに惹かれてグアテマラへ。

羊の工房のパオさんは、織り以外の羊毛の楽しさを私に教えてくれた人。
初心者に教えるのがとても上手です。

お二人とも、タリフでスコットランドの糸の輸入販売を始めるきっかけをもらい応援してくれた大事な仲間❣️

他にも、自分の楽しみを周りに広げたいと活動する仲間たちが集まります。
ぜひマニアックな話をしにお出かけください。

タリフでは新しいマフラーキットを用意しています。

関連記事