昨日は、家族でハリーポッターの映画を見に行きました
当初車で行ける所を考えていたのですが
あいにく、車は運転席の窓の上げ下げの具合が悪くなってしまい、予定外の入院!
というわけで大泉学園まで電車で行きました
ハリーポッターは、日本語版や映画が出来る前から英語で読んでいました
英国の情景が目に浮かび、しばし英語の世界に入り込んで楽しみました
(といっても全部わかるわけではなく、何が起きているかわかる程度の流し読みです)
刊を重ねるごとに本は厚くなり、読むのが大変です
先日発売になった最後の本も買いましたが、何時読み終わるやら・・・
我が家では英語で読んでも、日本語版が出版されるまで、内容は話せません
楽しみが減るからだそうです しばらくは私一人で楽しむ世界です
映画館までの途中で見つけたTESCO(英国のスーパー)を覗いてみたら
テスコブランドのものが少し置いてありました
それに、輸入しているというのに安い
ジンジャービスケットが129円 ミルクティーに良くあって美味しかったです
ショートブレッドが199円 近かったらいいのにね
そして、7月7日にスコットランドに注文した糸が今日届きました
今、工房では東京スピニングパーティーで販売するチェックキットの用意の最中
糸がたくさん置いてあると、他の仕事も出来ないので
今日の午後から、全て重さを計ってチェック、ABC・・・の番号を全てに入れて記録
夕食後に家族の協力で、自宅に運び、全て整理をして箱に詰めなおしまで終わりました
すごーーーいマンパワーです
これで各色ほど程のストックが持てたので、安定供給が可能となりました
沢山の人にこの糸の良さを体験してもらいたいです
手織りが始めての人でも、程々のいい風合いに出来上がるし
何と言っても、洗った後の毛のからみ具合が最高です
汗をいっぱいかいて働いた1日でした
2007年 7月 の投稿一覧
3頭の羊
ご近所の方からのご希望があって、先生役をHさんにお願いして
工房でニードルフェルトで羊を作る講習会をしました
胴を作り、足4本を同じくらいのサイズに合わせて作って胴につけ
頭を作り、それに耳と目をつけて胴体に付け
最後に体にクリクリの毛をつけて完成です
私は皆さんのおしゃべりを聞きながら、織り上げなければならないマフラーを織っていました
段々形が整ってくると、皆さんの気持ちも、自分の羊に一段と愛着が出てきて
話もたのしそう
こんなこじんまりした講習会もいいですね
工房営業時間
先週から織っている服地がなかなか進まず
このところ、6時過ぎまで織ったり、ボビンに糸を巻いたりしていました
そしたら、5時過ぎくらいから、工房を外からのぞいて、話をしていく人たちが何人かいました
『電車から見て、ずっと気になっていました』と
大学でテキスタイルを勉強している青年も寄ってくれました。
待避線に電車がいないときは
上り電車が清瀬駅に停車するためにスピードを落とし始めるあたりで工房が見えます
その方たち、どうも仕事帰りなどだと5時過ぎで、工房がもう閉まっている
今日来た方は、『失礼ながらもうやめてしまったのかと思っていた』と言われました
そうでしょうねえ
これから、出来る時は少し遅くまで仕事に精を出しましょうか
織りたいものもいくつか有りますが、
9月に予定している東京スピニングパーティーの出店の準備も進めなければ・・・
7月7日に注文したスコットランドの糸が、もうすぐ飛行機に乗るようです
来週始めに届くかな???
スコットランドのツイードについて
インターネットで簡単に様々な情報の検索が出来るようになって
手軽に調べる事ができるようになってきました
ちょっと調べてみると
スコットランドのツイードについても、多少ズレのある見解があるようで
私のHPで下記のように紹介しているのも、その一つと思ってください
スコットランドで本物のツイードの基本的な条件は、紡毛単糸であることと
ハタスリーという足踏み式の織機を含む、
電気などの動力で動かされてはいない織機で綾織りにされていることだそうです。
使われる糸は荒く重みがありシャリとしていて、2色以上の原毛を混ぜて紡がれています。
本物のハリスツイードはハリス島で手織りにされたものだけです。
ご存知のように17世紀半ばに起こった産業革命ですべて手作業によって
行われていたことが動力化され量産されるようになりました。
1764年水車動力で綿糸の紡績が始まり1769年から羊毛の紡績が始まりました。
1779年には、スピナッツ54号にあったミュールという紡績機が発明されています。
ハリス島では現在でも、熟練した職人によって色や風合いが吟味された糸が作られ、
デザインされ縦糸をバックビームに巻いた状態で織手に渡され、
織りあがった布は工場で仕上げされます。
そして織りあがった布は厳しくチェックされて認められ、ハリスツイードになります。
情報提供:David Gurney
写真はハタスリーという織機でネクタイ地を織る若い頃のデイビット
英国製の糸についての詳細はこちらをご覧ください
最近デイビットからのメールにハリス・ツイードも経営が難しく、
経営者のデザインをいくつかに減らすという意向と織手の意見が合わず、
ストライキをするとか その後どうなったでしょう
私がツイードを織りに行った25年前は、あちこちにあった織物工場が、次々閉鎖になり
今ではツイードの需要が無いため、工場が無くなり、いとも手に入らないという現状が有ります
閉鎖に伴う後処理をしていたある人は、羊毛のブレンドのすばらしい技術が途切れてしまうと
とても残念がっていました
しかし、彼と『いつかは自然繊維に戻ってくる』ということでは意見が一致
それまで、手間がかかる繊維と向き合って行きたいものです
2枚目の服地を織り始めて、1枚目の通し間違いを見つけました
すぐは出来ないけど、毛糸針を使って、チクチク直して、洗いに出そうと思います
それにしても、通し間違いは皆無に近かったのに・・・
だから2枚目は、ゆっくり丁寧に織り進めています
服地織り終えましたが・・・
今日いつもは工房が休みの日ですが、お昼ごろ1時間半くらいかけて
服地の最後を織りました
最後までトラブルなしだったのですが、続きで2枚目を始めるつもりが出来ませんでした
2枚目の色を決めたというのに、その中の1色が入っているN01の箱がどうしても見つからない
あちこち引っ掻き回して、とうとう見つけました
そう、気をつけてみたらすぐ見つかるはずなのに・・・
糸は揃ったのですが、人が来る日は広げられないので、縦糸を巻き取るのは先になりそうです
今日偶然ある人と電話で長話しをしました
聞くほうが多かったのですが、私の過去の経験と通じることが多くあったので、
こちらから体験談をお話しすることもありました。
それまで言葉で意識していなかった事が、誰かに話す事で、明らかになってきます
良かれと思って言っても、意地悪としか届かない
本心からありがたいと思ってお礼を言っても、嫌な言葉が返ってくる
それって、受信側の問題ですね
かつて、○で発信したものが届いた時には□にしか認識されないという経験をしました
他の人とは丸は○で話が通じるのに、何か変だと違和感ばかりが残っていましたが
長い時間を経て、それは□になって届いていることを知りました
嫌なリアクションが帰ってくる時は、キット辛い時なんでしょうね
そんな時は、『大変なんだね』と理解を示す方が結果がいいかもしれません
人って、自分の事を解ってもらえたと感じると、
相手を思いやる気持ちが少し出てくるようです、自分の経験から・・・
『感情は魂が発する言葉』と言われた方があります
人は魂を無視して生きる事はできない、と思います
ごまかしても、魂の言葉はなくならない、向き合うしかない と思います
織とは関係ないけれど、時々心が放出する言葉も聞いてくださいね
1日織りました
この頃、1日ずっと織り続ける事が殆んど無かったのですが
昨日、今日とずっと服地を織っていました
後50cmという所まで来て、時間と体力切れになってしまいました
そしてこれくらいになると、次を考えます
色の候補を出して、糸を見えるところへ並べてあります
同じ模様の色違いにするつもりです
織り終わったら、それを綜絖に残しておいて、次の縦糸を巻き取って
1枚目の最後につなぐ予定です
4枚の綜絖の数がアンバランスなので、続けて同じ模様を織った方が手間が省けます
織りながら、スコットランドのツイードについて書きたいと思ったのですが、
今晩はどうやら時間切れ、次回にまわします
お庭で咲いた立派なゆりの花をいただきました
何時も糸についている油の匂いが漂っている工房ですが
それに負けないくらいゆりの香りが強いです
やっぱり楽しい
水曜日のお昼ごろから服地を織り始めました
ツイードの糸を触るのは久しぶりですが
織り始めたら、やっぱり、これが好き!という感じが沸いてきました
同じ事の繰り返しですが、それが楽しい!!
この週末も、織り進めたいと思っています
服地の縦糸2
昨日のブログに書いたものの写真です
珍しく工房を訪れた母に観てもらったら、随分薄くなっているし、色も出ているというもみ
リボン状に切ったもみを綾織で、その間に縦糸と同じ糸を強度のために毎回入れています
和服の事は何も知らない私なのですが、こんなに薄くなるまで愛用された布のお陰で
楽しみながら織れるのかもしれません
今日は、残りの縦糸の巻取りが1時か余りで出来ました
これを巻き終わってから、天秤式をロクロ式に替え
綜絖の数を確かめて調整して、夕方縦糸を通し始めました
縦糸が出来ると、なるべく早く織ってみたくなります
特に、糸の状態で見ていた色と、実際縦糸として組み合わさった色の雰囲気が違う場合は
早く試してみたいですね
26年前にスコットランドで服地を織っていた頃の事を、色々思い出しました
何でもやりたい事ができた体力が懐かしい
そんな事があったから、20代の人には何でもやりたいことを思いっきりしなさいと
機会があるごとに刺激をしている
私がガムシャラに織った20代の未熟な沢山の経験が今とても役に立っているからです
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