2011年 1月 の投稿一覧

増強されたチェックの魔力

この週末29日と30日のチェクデザイン講習会が無事終了しました
当然ですが、毎回集まってくださった方々で作り出す雰囲気や皆さんの興味が違い
その時々にとても有意義な講習会が出来ます
その時々に、教える側の私自身新しい発見がとてもうれしいものです

今回は関西方面から2人、関東1人、近くの方2人の計5人での講習会でした

直接チェックデザインとは関わりが有りませんが
30年以上前に体験して、このタイプの織のとりこになり、ずっとこだわってきた毛糸の話しから始まり、最初の半日はこの教材のサンプリングです

話しを聞いてわかっても、忘れてしまったり、すぐ理解出来ない事が多くあるという
自分の体験から、可能な限りの実物のサンプルを持って帰っていただくことを大事にしています

そして2日間で3つのタイプのチェックのデザインの仕方を講習していきます
実物を交え、その違いなど自分で確かめ・・・
夫々のオリジナルデザインが目的で、個別に相談しながら説明したり・・・
話しながら、どの道を通ったらその方が理解できるか・・・
フル回転の脳が充実感を感じるときですね
経験値が生かされているだけのようなものですが。
今回は、チェックデザインの事だけでなく、
手織り全般の事をあれこれ情報交換することがたくさん有りました。

土曜日の講習が終わってからの時間に企画したスライドショー
講習の参加者2人が残られ、他に5人来てくださってこじんまりとした会でした

前回来られなかった父が来てくれました
色々な感想が出て、又スコットランドのことをたくさん話す機会になって楽しかった

2日目のタータンタイプのデザインが思ったより早く出来上がり、
3時に終了、記念に集合写真を撮ってもらって解散となりました

いつかみんなが織ったものが見たいという希望が多く
機会を作って、これまでの参加者の方々合わせて自分の作品を見せ合う会をしたいと思う
チェックの魔法かけ、大成功!

この1週間に英国から訃報が2件入った
寂しくなるなぁ~


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チェックの魔力は衰えず

札幌のチェック講習会に参加されたNさんから写真が届きました

「グレンチェックの色遊びをしていたのですが、
  思い切って、オリジナルタータンにチャレンジ
      写真、見てください。
        一番上に載っているのが、今一番の自信作!」
                       と彼女の言葉は弾んでいる

同時に色の組み合わせの難しさにも触れていた

好きな色がきれいに見える色の組み合わせが出来た時に
《1番好き》と思えるものになるのでしょう

ずっと長くチェックを織っていても、文句なしに気に入ったものは数点
よくよく考えて検討した物より、
あっという間に、《これだ》と思ったのがいいことが多いのは不思議です


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エクセルでチェックデザイン

先日紹介した「房総の花畑」を織られたKさん
次の作品はカシミヤの緑と赤、それに大好きなオレンジを入れて・・・と
使いたい色を選んで帰られました。
今年初めてのレッスンに「エクセルでチェクデザインをしてみました」と
プリントして持ってこられました

それを元にチェックをデザイン
エクセルの単純な機能を使っただけのデザインは色の幅がみな同じ
本数を変えて全体に変化をつけて、織り始めました


気がついたこと
その1
多分、糸を並べてデザインを作ったら、こんな感じにはならなかったでしょう。でもきっとKさんには似合うと思います~
その2
工房にあるカシミヤ(モンゴル製)は単色、スコットランドの糸ほど他の色とブレンドしない。その為 割りに緑、赤、オレンジ、青という色を一緒に組み合わせるのは中々難しい。でもこの作品、結果的にはオレンジの部分が一番強く、緑が沈み加減、強弱がついて、程よくまとまりました。
その3
初めてのカシミヤで打ち込み具合が難しかったので、経糸と同じサイズの型紙を作りそれに合わせるようにしたら、とても織りやすい、サイズが合うとてもうれしいから楽しく織れるとのこと

それにしても、続けていらっしゃっている方々気がつかないうちに腕を上げ
細い糸も難なく扱えるようになってきています

昨年11月の札幌でのチェックデザイン講習会に参加されたYさん
先週糸をたくさん注文してくださいました
その時に「チェックを織るのが楽しくて、次々織りたい~」と電話の向こうでとてもうれしそう
「チェックの魔法にかかりましたよ~」

みなさん~ チェックの魔法を信じますか?

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ダブルアフガン編み

手編みを教えてもらっているBaruさんがアフガン編みの本をだされ
イベントでダブルアフガンのリストウォーマーを講習しているのを横目で見て
やってみたい・・・と思っていました

今日工房での月1回の編み物に来てくださったBaruさんに見せたいと
Tさんがダブルアフガンのリストウォーマーを持って来られました
Baruさんが帰られた後、ダブルアフガン針の話しになり
「両フックのかぎ針でも出来るんじゃない~」
「でもサイズが違うからどうかしら?」

ということで、やってみました

手がゆるいのでかぎ針の太さ(8号と10号)は余り左右されないみたい
きっと本物のダブルアフガン針の方がスムーズでしょうね
今度見つけたら買いましょう

『アフガン編みのナチュラル小物』の本をみてすれば出来ますよ 
是非お試し下さい~

工房では単糸でチェックを織っています


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房総のお花畑その後

昨年末に織りあがった「房総のお花畑」


「フリンジの糸があまりましたので、縦にもつけました。早速今朝つけてきました。暖かいです~」
7時半にはもう職場についたKさんから写真付でメールをもらいました
何を織るか、使う色はどれ、どんな感じに・・・と
織り始めるまで決めることがいくつか有るのですが、いつも即決に近いKさん
生き方では教えて頂く事がたくさん有ります


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チェックを織る


色々なチェックをデザインする勉強してみませんか?
ちょっとしたヒントがいっぱい

1月29日(土)30日(日)東京清瀬市で行うチェックデザイン講習会
これまで地元で行う時は間に2週間取って3日間かけてしていた講習ですが
今回は、地方へ出かけていた時と同じように集中した講習です

早速、奈良と大阪から、そして待っていましたよ~という方から申し込みを頂いています
まだ人数に余裕があります

今年は、今回1回だけ

29日17:30から同じ会場で
「私が体験したスコットランド・スライドとお話しの会」
行く度に集めてきたスコットランドの毛織物産業の発展の様子なで
ガイドブックには出ていない話しがたくさん有ります

参加無料 興味が有る方はどなたでもおいでください


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初新年会

工房は狭く、1日に講習を受けられるのは2人から場合によって3人まで
講習は夫々の予定に合わせての予約制なので
月ぎめで来れられる方々が会わないということも多く有ります

それでも、皆さん長く続けられているので顔なじみになってきた、
時々机上講習に来られる2人もみんなが知っている
今回初めて新年会を開くことになりました
場所は清瀬駅に近い中華レストラン同心居 

手織りの話しはもちろん、スコットランドの話しから、糸のこと
夫々の興味、着物の着付けと、美味しいお料理をいただきながら話しが弾みました

こんな交流の輪が広がっててうれしい!
「先生をサポートするファンクラブ」と言ってくださる方もありましたが
名前をつける必要もなく、もう既に皆さんにサポートして頂いています~
感謝です!!


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今頃・・・

今頃になってやっと年賀状印刷をしています
年末には両親の分を沢山印刷してあげるため
新年になった頃には、住所を確認してプリンターに葉書を間違えずに入れて
何枚印刷して・・・などと言う作業に飽きてしまって
自分の分がどんどん後回しになります

年賀状葉書は買ってあるので、遅れても出さなければ・・・
気がつけばもう寝る時間

明日は手織工房タリフの初新年会です

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少しお正月らしく

おせち料理も面倒になって・・・
と年末に今度は止めようか、と言っていた85歳になった母ですが
最終的には、殆どいつもと同じくらい用意しました

昨年から私が煮物を作っています
家に居られる時間が有れば台所仕事も嫌じゃないな~

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新年のご挨拶

新年 明けましておめでとうございます
昨年は皆様のご支援をたくさん頂き、歩みを進めることが出来ました
やりたいと思いつつ、その殆どに手もつけられずに1年が過ぎました

歳の変わり目か、体力低下を実感する日々
これから始まる新しい1年は、『自分が織りたいものを織る』を目指し
その為に具体策を考えて仕事をしたいと思います

今年の目標発表は具体案を固めてからしたいと思います
飛躍の年になるか・・・・

今年もどうぞよろしくお願いいたします

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